EarFun Free Pro3レビュー:クアルコムチップ搭載で圧倒的な音質を実現するイヤホン
今までコスパがいいと謳ってきたイヤホンたちとレベルが違う。
EarFun Free Pro3は、ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント・ワイヤレス充電・aptX Adaptive・低遅延モードすべて入って、7,999円という常識を覆したイヤホン。
今最も注目すべきコスパ部門のイヤホンをレビューでその魅力を掘り下げます。
EarFun Free Pro3 |
全部入り1万円以下のコスパ最強イヤホン |
¥7,999 |
\ 一言 /
値段のわりに音質が良いが、つけ心地は耳の形状によるので注意が必要だ。
ガジェットとインテリアが大好きなアラフォー。自身で実際に使ってみて感じたことを忖度なく書いています。最高月間18万人が訪れる個人ブログ。
EarFun Free Pro3のスペック
スペック項目 | 詳細情報 |
---|---|
モデル | EarFun Free Pro 3 |
オーディオコーデック | aptX Adaptive |
チップセット | Qualcomm QCC3072 |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
ノイズキャンセリング機能 | ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能 |
通話用マイク | 計6基のENCノイズキャンセリングマイク内蔵 |
バッテリー持続時間 | 最大33時間連続再生(イヤホン単体で最大6〜7.5時間) |
充電方法 | ワイヤレス充電・急速充電対応 |
防水規格 | IPX5 |
特徴 | マルチポイント接続機能、低遅延ゲームモード搭載 |
カラー | ブラウンブラック |
EarFun Free Pro3の外観・付属品
外観
箱をあけると本体が登場。
ケースはかなり小さく、このフォルムに全部入りなんて嘘だろ⁈
こんなにも小さいのならば、持ち運びでも苦じゃありません。
イヤーチップはもちもちでつけ心地に期待できそうです。
付属品
イヤーチップの各サイズ・ケーブル(Type-C)・ゴムが入っていました。
EarFun Free Pro3レビュー
結論から言うと、つけていると落ちてきそうで少しストレスで僕の耳の形状に合わない。
でも、音質は値段のわりにかなり良くてボーカルがしっかりと前に出てくれるので、ながら聴きや通勤電車の中でも活躍してくれる良い製品でした。
装着感
装着感は落ちそうになることが多かった印象です。
イヤホンに突起がついているのですが、僕の耳の形状には合わなく、飾りとなってしまった。
無理やり耳にひっかけることもできるのですが、その分、音質が悪くなったので仕方がなしにこのまま聴いています。
イヤーチップのサイズ変更を試みましたが、結果は同じでした。
しかし、このシンプルさがよく、カナル型にありがちなうどん形状ではないので、正面から見てもスッキリをしているのがお気に入りポイント。
ちなみに寝ながら音楽は聴けるのか試してみましたが難しく、耳が痛くなったので断念。
本体とアプリの操作性
本体の操作性
本体とアプリの操作性は共に快適でした。
本体のタッチパネルの反応が良く、タップや長押しで機能するのですが、簡単に曲の切り替えやノイキャンのオンオフなどを移動中でもストレスなく操作が可能でした。
アプリの操作性
さらに、EarFunの専用アプリも非常に使いやすいです。
接続した状態でアプリを開くと自動的に認識してくれますし、アプリを通じてイヤホンの設定を細かく調整できるので、自分好みの音質やノイズキャンセリングのレベルを簡単にカスタマイズができる。
また、バッテリー残量の表示やファームウェアのアップデートもアプリから行えるため、常に最適な状態でイヤホンを使用できるのが嬉しいポイント。
粗悪品のものはイヤホンを装着してからアプリが接続されるまで時間がかかることや、そもそもなぜか接続できないなどの不具合があるなどありますが、EarFunのアプリにはなかったので快適に操作できます。
音質
音は安定のドンシャリ。
まぁこの価格帯ならありがちだと思いますが、素晴らしいと感じたのはボーカルのクリアさ。
ドンシャリといっても、ボーカルがしっかりと前に出てきますし、低音も強くないので、イコライザーをいじらなくてもYOASOBIのアイドルやAdoの新時代などを楽しく聴けました。
ただし、自動装着検出機能はついていない、で、音楽は自分の手で再生や停止する必要があります。
とにかくボーカルがすごく綺麗で、この価格帯のイヤホンでこの音を出すのはすごいと感じました。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは、ほどほどに聴いていて良い感じ。
人の声や外の雑音などはまずまず消してくれます。
例えば、家で家族が団欒しているときに、このイヤホンをつけると、かき消してくれるので仕事に集中したい人にピッタリです。
自室がない人でも、しっかりと消してくれるので自分の空間に入り込みたい人にはちょうど良いですね。
ただし、電車の音はそこまでかき消してくれません。
AirPods Proや、BOSEが10だとすると、EarFun Free Pro3は7くらい。
ノイズキャンセリングは、誰もが重要視するところだと思いますが、これならアリ中のアリ。
外音取り込み
外音取り込みも、なかなか良く、しっかりと外の音を聞き取れます。
風の音・人の声などあらゆる環境音を取り込んでくれるので、在宅ワークをしていてもインターホンの音をしっかりと聞き取ることができました。
また、安価なイヤホンにありがちなザァーという嫌な音も感じなかったので、使用用途としては十分に役立つレベルでしたよ。
マルチポイント
マルチポイントの切り替え時は、かなりスムーズに動作してくれました。(環境はMacとiPhone)
他の環境では試していませんが、特に問題なく動作してくれました。
遅延モード
ゲームでも使えると謳っているEarFun Free Pro3。
実際にSwitchで使用してみると、映像と音にズレがないと感じるほどでした。
ちなみに、ゲームモードがオフの状態でも動画程度であれば問題なく使用できます。
ゲームやる人にも対応してくれるなんて、太っ腹すぎませんか。
通話音質
さて、あなたが最終くらいに気になっているであろう、通話性能ですが…普通です。
特段に悪いというわけでもありませんが、よくもありません。
よくWEB会議などで聞く、あの音声です。
ただ、まわりのノイズはそれなりに除去してくれていますね。
以下は、小さい我が子が隣の部屋で喋っているときに録音したものです。
子供の声が聞こえません。
なので、音質は良くありませんが、ノイズはしっかりと除去してくれるので、周りの環境音を少しでも減らして相手に声を届けいたいと思っている人にはおすすめです。
EarFun Free Pro3まとめ
- ボーカルがクリア
- ノイキャン性能が良い
- マルチポイント対応
- この価格でワイヤレス充電対応
- ゲームモードで音の遅延が少ない
- 自動装着検出機能がない
EarFun Free Pro3は間違いなくコスパに優れています。
特に値段の割に音質はかなり良く、ロックやポップの曲を聴く僕にはかなり優れたイヤホンだと感じました。
最近、イヤホン業界はコスパに優れた製品が多くなってきているので、コスパベストバイができそうな予感。
ただ、つけていると落ちそうになるので万人受けではないので残念です。
それさえクリアしていれば、レビューしてきた中で間違いなくコスパNo.1イヤホン。
ぜひ、この音質を体感してみてください。
ではでは、今回はこの辺で…。
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