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Keychron B1 Proを購入したがMX KEYS miniのような体験は得られなかったけど、結局こっちに乗り換えた話。

「MX KEYS miniみたいに、打っていて気持ちいいワイヤレスキーボードが、もうちょっとお手頃に買えたらなぁ…」

そんなふうに思っていた僕は、つい最近「Keychron B1 Pro」を購入しました。価格も控えめだし、Keychronというブランド自体も信頼できるし、「これはイケるかも」と、正直ワクワクしていたんです。

でも――実際に使ってみると、どこか“違う”。キーは軽快に動くし、静音性もまずまず。でも、なぜかあの「打っていて心地いい感覚」が足りない。

でも最終的にはこっちに乗り換えました。

このレビューでは、「なぜKeychron B1 Proではあの体験が得られなかったのか?」を記し、B1 Proが持つ“別の魅力”についても、正直にお伝えしていきます。

目次

Keychron B1 ProとMX KEYS miniの比較スペック

項目Keychron B1 ProLogitech MX KEYS mini
キー構造パンタグラフ方式パンタグラフ方式
スイッチの種類赤軸 / 青軸 / 茶軸(Low Profile)非公開(独自メンブレン)
接続方式Bluetooth 5.1 / USB-C 有線Bluetooth Low Energy / Logi Bolt(USBレシーバー別売)
同時接続デバイス数最大3台(マルチペアリング)最大3台(Easy-Switch)
対応OSmacOS / Windows / Android / iOS / iPadOS / LinuxmacOS / Windows / iOS / iPadOS / Android
キーレイアウトANSI(US配列) or ISOJIS(日本語)/ US / UKあり
バッテリー駆動時間約100時間(バックライトOFF時)最大10日間(バックライトON)/ 最大5ヶ月(OFF時)
充電端子USB Type-CUSB Type-C
バックライトバックライトなしホワイトバックライト
重量約525g約506g
サイズ(幅×奥行×高さ)約317.5 × 127 × 22.6 mm約296 × 132 × 21 mm
傾斜角調整不可(固定)不可(固定)
価格帯(定価)約12,000〜14,000円前後12,540円
(税込・Logitech公式価格)

なぜ?Keychron B1 Proに“あの心地よさ”を感じなかったのか

Keychron B1 Proは、見た目もスタイリッシュで、RGBのライティングも綺麗。Bluetoothの切り替えもスムーズで、対応OSも完璧。

機能だけ見れば、むしろ「MX KEYS miniより上なのでは?」とさえ思えるほどです。でも――実際に使い始めてから、どこか違う。「打っていて気持ちよくない」「疲れやすい」「思考が途切れる」。そんな違和感を、僕は日に日に強く感じていきました。

この違和感の正体。それは以下の通りでした。

キートップの形状と指へのフィット感がまるで違う

MX KEYS miniのキートップは、中央がわずかに窪んだディッシュ型。これが指の腹にしっかりとフィットして、
タッチタイピングをしていても自然と正しい位置に指が戻ってくるんです。

一方、B1 ProはMX KEYS miniと似て否なるフラットなキートップ形状。わずかに窪みはあり、視認性はいいですが、MX KEYS miniよりも窪みが浅い。

打鍵の“沈み込み”と“反発”のバランスが違う

MX KEYS miniの打鍵感には、他にない密度感があります。

キーを押し込んだときのカチッとした反応と、すぐに戻ってくるしっかりした反発。この“跳ね返り”があるからこそ、長時間使っても指が疲れにくく、タイピングのテンポも自然と心地よくなります。

MX KEYS mini

一方のKeychron B1 Proも、同じパンタグラフ構造ですが、打鍵の柔らかさと軽さが際立ちます。静かで軽い分、反発力はやや控えめ。

Keychron B1 Pro

キーが少し沈んだまま戻りが遅いような感覚もあり、フィードバックの強さという点では物足りなさを感じました。

もちろん、これは「軽く打ちたい人」にとってはメリットにもなります。ただ、僕のように「打鍵の気持ちよさ」にこだわる人には、やや物足りないかもしれません。

Keychron B1 Proのメリット

JIS配列でもかな印字なしを選択できる

キーボード選びで意外と悩ましいのが、「日本語配列(JIS)か、英語配列(US)か」という問題。

そして、JIS派の人がもう一つ悩まされるのが、「ひらがなの“かな印字”がうるさく見える」という見た目の問題です。

実際、僕もこれまで「JISに慣れているけど、見た目はUSの方が好きなんだよな…」というジレンマをずっと抱えてきました。そんな中で、Keychron B1 Proは“JIS配列 × かな印字なし”の選択が可能というのは、かなりありがたかったです。

購入の決め手もこれでした。

つまり──慣れ親しんだJIS配列をそのまま使いつつ、US配列のようなシンプルで美しい見た目も手に入れられる。この絶妙なバランス感覚が、Keychronらしいこだわりだと感じました。

ここは圧倒的に見た目の点では、Keychron B1 Proは勝っていますね。

傾斜がない分MX KEYS miniより薄い

MX KEYS miniは、打ちやすさを重視したわずかな傾斜が設けられており、その分、背面側の厚みが少し高くなっています。

これはこれで“打鍵の安定感”につながる設計なのですが、持ち運びや収納のしやすさ”という観点ではやや不利になることもあります。

一方、Keychron B1 Proはフラット構造にこだわった設計。

傾斜がなく、全体が均一に薄く、前後の高さ差がほとんどないため、手首が自然な角度に保たれ、リストレストなしでも使いやすいというメリットがあります。

さらにこの薄さは、ノートPCとの組み合わせに最適。

ノートPCの上に置く尊師スタイルとの際に、キーボードだけが盛り上がらず、視覚的にも作業的にもフラットに整います。また、収納時にもサッとしまいやすく、外出先でも“荷物感”が少ないのは嬉しいポイントです。

打鍵音がとにかく静か。夜の作業にもぴったり

MX KEYS miniも十分に静音性が高いキーボードで打鍵音は「カチャカチャ」と音が鳴り、それが「心地いい」と感じる人も多いのですが、完全な“無音環境”を求めるならB1 Proに軍配が上がると感じました。

とくに、B1 Proは打鍵の“低音化”が徹底されており、耳障りな高音がほぼ発生しないのが印象的でした。静かな場所での作業が多い人には、明確に優位性があると言えます。

実際に打鍵感について両者比較したものを撮影してみました。打鍵感の違いがよくわかります。

B1 Proの方が静かなのがわかると思います。

指紋がMX KEYS miniよりも目立ちにくい

キーボードを毎日使っていると、気になるのが指紋や皮脂汚れの残りやすさ。とくに黒系キーボードでは、タイピングの跡がテカテカと浮き上がって見えてしまい、見た目にも気が滅入ります。

ここで、Keychron B1 ProとMX KEYS miniのキーキャップ素材を比べてみましょう。

モデルキーキャップ素材仕上げ
Keychron B1 ProABS樹脂(サンドブラスト加工)ややザラつきのあるマット仕上げ
MX KEYS miniソフトタッチコーティング付きABS樹脂ややしっとりとしたマット仕上げ

MX KEYS miniは、しっとりした手触りがタイピングの気持ちよさを引き立ててくれますが、そのぶん皮脂や指の水分を吸着しやすく、光の反射で“テカリ”が目立つのが難点。

MX KEYS miniに付着した手油

一方で、Keychron B1 Proはサンドブラスト風のザラついたABS樹脂が使われており、サラサラとした手触りが維持され、指紋や汚れが浮かびにくいのが大きな特徴です。

Keychron B1 Proの手油

「いつでも美しく、清潔に保ちたい」「写真映えするキーボードが欲しい」という方には、Keychron B1 Proのこの地味だけどありがたい配慮が、意外と効いてきます。

【まとめ】MX KEYS miniにはなれなかった。でもこれはこれで使える一台

メリットデメリット
JIS配列で“かな印字なし”が選べる
フラットな構造でとにかく薄い
驚くほど静かな打鍵音
本体がとにかく軽量
Mac・Windows両対応&スムーズな切り替え
キーリマップなどのカスタマイズ性が高い(Fnキーとの組み合わせでできる)
バックライト非搭載
打鍵感はやや軽く、物足りなさを感じる

MX KEYS miniのような完成された打鍵感はなかった。

けれど、JIS配列でかななしが選べて、驚くほど静かで、どこへでも持ち運べる軽さ。Keychron B1 Proは「静かに、自分のペースで作業したい人」にこそハマる一台です。

しかも、この価格で手に入るなら、間違いなく“買い”です。ぜひ試してみてください。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
月間15万人が訪れるブログを運営しています。

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