あの話題のヘッドホンNothing headphone(1)レビューとファーストインプレッション。

どうも、ちから(@insNote_C)です。
僕はAirPods MAXのヘッドホンを使っている。正直重さ意外は全く不満のないクオリティに毎日愛用しています。

しかし、デザインで言ったらNothingもかなり良い。そして、日本でもヘッドホンが販売された。僕は購入し到着をワクワクに待った。そして、届き開封。装着し音楽を聞いた。
正直、Nothing headphone(1)最初の印象は最悪。AirPods MAXを日常的に使っている僕からすると、Nothing Headphone (1) の音は“こもっている”ように聞こえ、解像感も不足していると感じた。これで39,800円はさすがに納得できない…ぼったくりすぎだろ。そう思い、返品のページを開いた。
しかし、このヘッドホンはKEFと共同開発した音質。こんな悪いわけがない。そう思い、もう少し使用してみることにした。
数分、数時間…使用していくうちに印象が変わってきた。そして、僕は返品せずに愛用することに。
そんなファーストインプレッションをお届けします。提供でも貸し出しでもなく、自腹購入なので言いたい放題。いいね。言いたい放題できるのは。早速いってみよう。
Nothing headphone(1)のスペック
まずはNothing headphone(1)のスペックのおさらい。これを見た上での音質やデザインの評価となるので、しっかり読んでおいてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ(ヘッドホン) | 高さ 173.85mm × 幅 78.0mm × 厚さ 189.25mm |
重量(ヘッドホン) | 329g |
サイズ(ケース) | 高さ 52mm × 幅 220mm × 厚さ 220mm |
重量(ケース) | 264g |
ドライバー | 40mm ダイナミックドライバー / 16Ω |
周波数特性 | 20Hz – 40kHz |
振動板 | ポリウレタン |
チューニング | SOUND BY KEF |
バッテリータイプ | 再充電式リチウムイオン |
バッテリー容量 | 1040mAh |
充電方法 | USB-C(フル充電:約120分) |
急速充電 | 5分充電で最大5時間再生(ANCオフ)、最大2.4時間再生(ANCオン) |
再生時間(AAC) | ANCオフ:約80時間 / ANCオン:約50時間 |
再生時間(LDAC) | ANCオフ:約54時間 / ANCオン:約30時間 |
通話時間 | ANCオフ:約53時間 / ANCオン:約37時間 |
ノイズキャンセリング | 最大42dB / 適応型アクティブANC / 外音取り込みモード |
マイク | 計6基(左右に3基ずつ) |
接続方式 | Bluetooth 5.3 / 接続範囲10m |
対応コーデック | AAC, SBC, LDAC |
対応OS | Android 5.1以降 / iOS 13以降 |
防水性能 | IPX2(防滴・防水性能) |
操作方法 | ローラー(音量/再生/スキップ)、パドル(曲送り/戻し/着信操作)、ボタン(モード切替、アシスタント呼び出し) |
サステナビリティ | ライフサイクルCO₂排出量:14.84kg / 再生可能エネルギー工場 / プラスチックゼロ包装 |
同梱物 | ヘッドホン本体、ソフトシェルケース、USB-Cケーブル、3.5mmオーディオケーブル、ユーザーガイド、保証情報 |
Nothing headphone(1)レビュー:ファーストインプレッション
では、ファーストインプレッションです。
開封:Apple新製品のような感動はなかった
はい、ただの感情ですがApple新製品を開封するような感動はありませんでした。だってダンボール梱包が普通なんだもん。なんか特別感がなかったんだもん。ずんだもん。()
で、開封したわけです。

ケースの質感。めちゃくちゃ良いです。GROVEMADEのフェルトよりも良いもの使ってんじゃないの?と思うほどの質感です。
これが写真で伝わらないのが残念。でも、ものすごく良い。この時点でちょっとテンション上がります。

で、蓋をあけると本体がお出ましです。

次に章に移りましょう。
デザイン:想像通りに良い
NothingのデザインはXで様々な方がポストしていたし、公式Xでもそのデザインがお披露目されていて、全貌はもう知っていたので、あとは質感を確かめるのみ。
ぶっちゃけ、めちゃくちゃいい。一部チープな部分あるけど、98点で大満足。
このアルミフレームも部分の格好良さ。半端じゃない。さすがNothingさん。ありがとう。

イヤーカップ部分にはあるミレフレームが使われており、真ん中にはNothingとわかる特徴のデザインになっています。外枠が四角ってのがNothingらしくて好き。

ヘッドバンド部分は柔らかい合皮パッドになっていて、ぷにぷにで気持ちがいい。でもこれ合皮なので丁寧に扱った方が良さそう。でないとすぐにボロボロになりそうです。

さて、ケースから出してみましょう。

うん。改めてみてもやっぱりデザインが良いですね。このミニマルなフォルム、質感、Nothingというブランドだとわかる人にはわかる特別感のあるデザイン。どれをとっても素晴らしい。

側面にはボタンが2つついています。

しかも、この上のボタン、実はダイヤルにもなっていて左右に回すことができます。

もちろん、ボタンとしても役割も備えています。これ知ったとき感動した。こういう拘り、僕は大好物です。全体のデザインよりもこういう細かい拘りにグッとくるのは僕だけじゃないはず。本当にこういう拘りがあると良いですよね〜。
おっと、話がそれました。で、次はイヤーカップ。

ここで何かが無くて、何かがあります。何かお気づきの方はいますか?
正解は、デカデカとRやLの表記がないこと、右下にボタンが配置されていること。

しかも、右下にボタンがあるなんて…説明書読まない人は気づかないだろうよ…。

しかも、Bluetoothボタン。Nothingはマルチペアリングに対応していていますが、1台目の接続は簡単ですが、2台目をセットするときに「あれ?ボタンどこ?側面のボタンじゃ反応しない。あれ?なんで?」って説明書読む滑稽な姿が脳裏に浮かびますね。(嘘です。これは僕の実体験です。説明書読まなくて申し訳ありませんでした。)
このRとL表記については、R側だけに側面ボタンを配置させることで装着する際に迷わないようにできています。さっっっっっっすがNothingさん。

また、イヤーカップのオレンジがR側、ホワイトがL側と覚えることもできます。

ちなみに、RとL表記については、ヘッドバンド側面に記載しています。

ここまでは、拘りがたいへん詰まっていて嬉しゅうございます。すごく満足です。で、僕が気になっているのはヘッドバンド部分。

このヘッドバンド部分の素材は樹脂とクッションは合皮。気になるのは樹脂の部分。

他の高級ヘッドホンと比較しても、どうもここがチープに見えます。イヤーカップはアルミニウムで出来ているからか、尚更ここ部分がちょっと残念な気持ちになります。
長さを調整するとことも樹脂。AirPods MAXのような高すぎるヘッドホンを見慣れているからか、僕の感覚がおかしいのか?とも思いましたが、3万9800円と考えると気になる人もいるはず。

まあ、デメリットとまではいかないので、実際はそこまで気にしていないんですけどね。僕と同じように気になるって人はコメントで教えてください。
装着感:自分の頭に馴染ませるのが大事
正直に言います。はじめは圧迫感が強めです。

でも、1日、たった1日だけ我慢して装着してください。2日目にはあら不思議。自分の頭の大きさに馴染んでくれています。
ただし、頭が大きいと自覚のある人はそれでも圧迫感が残る可能性はあります。BOSEのヘッドホンの装着感も強めですが、それに近いですね。家電量販店などにBOSEのヘッドホンがあれば装着してみください。
しかし、BOSEのヘッドホンは何日装着しても頭に馴染まず圧迫感が強いまんまでしたが、Nothing headphone(1)が本当に馴染んでくれています。まるで自分専用に調整してもらったかのようなフィット感。ガチで気持ちがいい。つけ心地は最高です。

ちなみにイヤーパッドもPUレザー仕上げになっています。ここは他ブランドのヘッドホンと大差ないですね。

あと、汗や皮脂はこまめに拭き取らないとボロボロになるので気をつけましょう。イヤーパッドにカバーをつけるのもおすすめ。このイヤーカバーだと少しお値段が張りますがめちゃくちゃ良いのでぜひ。

音質:なんだこれ…
装着してウキウキで音楽を聞いてみたら…最悪。声はこもってるし、音は全体的に奥張った感じで全く音楽として楽しめない。1万円以下でかえるヘッドホンの方がマシレベル。…だった。
KEF共同開発なのに、こんなに音がしょぼいわけがない。返品ページまでいったけどグッと堪えてしばらく聴いてみることに。
まずは激しい曲からいってみよう。TMレボリューションやAdoを中心に聴いてみる。あら不思議。最初に感じた“奥張ったもや”のような印象が少しずつ薄れてきました。特に 高音の伸び が鮮明になり、サビで突き抜けるAdoの声やTMレボリューションのハイトーンが、気持ちよく耳に届く。

ふむ。音質が良くなってきてノリに乗ってきたぞ!次はピアノ系にいってみよう。
ピアノは、アタック感、そして余韻がスッと伸びて消えていく空気感。この表現力は、最初に聴いたときの“こもった感じ”とはまるで別物。良いぞ…実に良い。

クラシックやジャズピアノを中心に聴いてみると、中高域の繊細な表現力が際立ちます。奥行きがあり、「あ、KEFが絡んでるな」と納得させられます。実はというと僕、KEFのヘッドホンを使っていたんですよね。なので、KEFの音ってのはわかっているつもりです。

ただし、低音のアタックが派手に出るわけではないので、ポップスやエレクトロ系で“ドスンとした重低音”を求める人には物足りない。でも逆に、このフラット寄りのチューニングが長時間聴いても疲れにくい大きなメリット。
歳を重ねるごとに低音のドスンがしんどいと感じる時があるので、こういうのが良いんだよ。
Nothing Headphone (1) は40mmダイナミックドライバー(ポリウレタン製振動板、KEFチューニング) を採用しているので、こうした“物理的な慣らし”が多少は影響するのかも。
KEFチューニングの特性上、じっくり聴き込むことで“本来の味わい”を理解できる方向けのサウンドデザインになっているのは確かかもしれませんね。
ノイズキャンセリング:AirPods MAXよりも良いぞ
はっきり言う。AirPods MAXよりもノイズキャンセリングが効いていると感じます。

まず、キーボードを叩いている時の音がNothing headphone(1)には全くない。全く無いです。僕、NAYA CREATEというキーボードを使用しているんですけど、この製品、底打ち感の「キンキン、カンカン」という音が結構鳴るんですが、このヘッドホンをつけていると無音。静音じゃない。無音。(音楽が鳴っているときの話)
ガチで底打ち感消えたのでヘッドホンを取ってみると、キンキンカンカンとちゃんとうるさかったです。こんなにもカチャカチャ音が鳴っていたのかと改めて実感。ハードタイパーには堪える。
しかし、そのハードタイパーよりな僕でも、Nothing headphone(1)のノイキャンをオンにすれば、自分だけの世界に入り込むことができる。
僕は最近朝活をしているが、今この瞬間の記事執筆もNothing headphone(1)でノイキャンをオンにし、B’zのウルトラソウルを聴きながらやっている。もう最高すぎます。
通話性能:良い!文句なし!
この手のヘッドホンの通話性能なんてたかが知れてるだろ。
…と思ってた僕。その固定観念を捨てなさい。今すぐに。通話性能がマジで良いです。きちんとノイキャンが効いているだけじゃなくて声質も良い。これなら通話でも支えます。
実際に録音したのでどうぞ。
扇風機を中で回している時
3Dプリンタを近くで稼働させているとき
どうだろうか。僕はすごく良いと感じました。ここもAirPods MAXの通話性能よりも断然上。仕事でもこれを使おう。
外音取り込み

外音って「がいおん」じゃなくて「そとおと」って読むって知ってました?「がいおんとりこみ」の方がしっくりくるというか、発音の響きがいいと思うんですよねえ…。
すいません、話がそれました。外音取り込みもめちゃくちゃいいです。AirPods MAXの外音取り込みも良いですが、ややデジタル処理感があり「マイクを通した音」という印象が残る。
しかし、Nothing Headphone (1) の場合は処理が控えめで、音がこもらずクリアなので、上下の環境音も含めて「生音に近い感覚」周りの環境音がかなり自然。
アプリの操作性:実にシンプル。
Nothing headphone(1)は、専用アプリNothing Xと組み合わせて使うことで真価を発揮。
初回ペアリングはスムーズで、アプリを開き、+マークを押せば自動的に認識してくれます。Bluetooth許可などが表示されるので画面の指示に従うだけ。実に簡単。迷う必要もない。というより、簡単すぎて迷えない。

UIもシンプルで直感的。こういうのでいいんだよね。あまり、詰め込みすぎると逆に安っぽく見えてしまう。この余白とUIが実に良い…。
上から、ノイズキャンセリング・空間オーディオ・本体操作についての設定というようになっています。また、アプリに表示されているベースエンハンスですが、低音域を強調する機能です。

標準のチューニングではナチュラル寄りで控えめな低音を補い、ビートや重低音をより前に出して迫力を加えることができます。Nothing Headphone (1) では、段階的に強さを調整できる仕組みになっており(画面の赤いバーがレベル)、シーンに合わせて低音の量感を変えられます。
実際に使ってみた印象
- オフの状態
- フラットで聴き疲れしにくい。ボーカルや楽器がナチュラルに聴こえる。
- レベル中程度(2〜3)
- 低音が少し厚みを増して、ポップスやEDMに程よい迫力が加わる。
- レベル最大(5)
- かなりドンシャリ感が強まり、ベースやキックが前に出る。ロックやヒップホップとの相性は良い。しかし、KEFチューニングにより前に出過ぎずドンシャリ系というわけでもない絶妙な低音感。
また、イコライザーもあります。低音や高音の強調がありますが、これはおまけ程度といった感じで使えないわけではないですが、音楽好きなら使わないでしょう。これらの設定すると、一気に音質が下がります。なので、自分で設定した方がマシ。または、先ほどのベースエンハンスで十分といったところ。

コントールでは、各ボタンの調整が行えます。自分好みに設定することができるのがAirPods MAXには無い機能で良いですね。

僕は、よく使うノイキャンのオフとオンの切り替えを設定しています。ボタンの長押しでできるようになっているので、妻に話しかけられたのを感じたら、すぐに切り替えできるようにしています。(夫婦円満の秘訣は妻としっかりとコミュニケーションを取ることです(キリ))

とまあこんな感じで、アプリの操作性については全く問題なく快適に使用できる様になっています。アプリのダウンロードを以下からできるようにしておくので、「Nothing製品が気になるんだよな」って人はぜひダウンロードしてみてください。
アプリのダウンロードはこちら
Nothing headphone(1)の気になった点
さて、ここまで結構褒めてきましたが、僕が気になった点をお伝えします。
イヤーカップ表面の指紋が目立つ
「もうこれしかないでしょ。」と思った部分。みてくださいこれ。

めちゃくちゃ気になりませんかこれ。デザイン良くて、外に持ち出したい気持ちわかります。でもちょっと待ってください。そのイヤーカップがベットベトの状態で行くんですか?そして電車にも乗る?
だめです。やめてください。JKが確実に汚いおっさん扱いしてきます。いや、男性でもしてくる。
目を閉じて考えてみてください。カッコいいNothing headphone(1)を見せびらかして外に持ち出し、いざ電車へ。悠々とヘッドホンを頭にセット。しかし、イヤーカップが指紋でベットベト。JKたちはこっちをみている。そしてあなたは「このヘッドホンを見てくれている!もっとみてくれ!」と心の中で叫ぶ。
しかし、JKたちはこう思っている。「あいつのヘッドホン、ベトベトでめっちゃ汚い〜!良くみたら顔もギットギトじゃん。カレピッピがあんなギトギトなら絶対嫌だわ。速攻別れる。てか、あいつの名前Gでいいんじゃね?」
はい、人生詰みました。せっかく格好つけたかったのに、超絶ダサく映りました。もう電車なんて乗れません。
そんなあなたに救世主です。このクロスを肌身離さず持っていてください。小さくポケットにも入れることができ、ヘッドホンが汚れていてもスマートに拭くことができます。

これでもうJKなんて怖くありません。電車の中でも堂々とつけちゃってください。この所有欲が仕事へのモチベーションも上げてくれて、周りからも興味津々に「なにそれ?!」と思われて一石二鳥でしょう。
Nothing headphone(1)レビューまとめ

Nothing Headphone (1) は、唯一無二のデザインと強力なノイキャン、そして使うほどに馴染む自然なサウンドが魅力です。
最初の印象が変わる体験を、あなた自身の耳で確かめてください。では。
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