SOUNDPEATS CCレビュー：イヤーカフ型イヤホンだけど音質に妥協なし。ここまでクリアにできるのすごい。

イヤホンって、みなさん結構悩んでません？

僕も毎日10時間以上イヤホンかヘッドホンをつけてる人間なんですけど、耳が痛くなる、蒸れる、周りの音が聞こえなくて危ない…そんな悩みを抱えながら、ずっと我慢して使ってました。

でも、このSOUNDPEATS CCと出会ってから、その常識が180度変わりました。今日は、このイヤホンとの出会いで、仕事の効率が爆上がりした話をシェアさせていただきます。

SOUNDPEATS CCの製品スペック

項目	詳細
製品名	CCイヤーカフイヤホン（モデル名：PearlClip Pro）
特徴	– Bluetooth 5.4対応 – 極めて快適な素材（シリコン） – 最適なフィット感 – 耳に挟むイヤーカフ型デザイン – 耳を塞がない構造 – 片側約5gの軽量設計 – 急速充電対応 – 左右気にせず収納 – 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー搭載 – ダイナミックEQ対応 – ムービーモード（3Dオーディオ） – 独自の音漏れ防止技術 – 0.06秒低遅延ゲームモード – AI ENC通話ノイズキャンセリング – マルチポイント接続対応
タイプ	ワイヤレス
形式	イヤーカフ型
本体操作	タッチ
素材	肌に触れる部分すべてシリコン製 ニッケルチタン形状記憶合金（ワイヤー部分）
ドライバー方式	12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
再生周波数帯域	20Hz—20KHz
対応コーデック	AAC、SBC
Bluetoothバージョン	Bluetooth 5.4
最大持続時間（単体）	最大6時間（AAC、60%音量、正常モード、ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF時）
最大持続時間（ケース込み）	最大24時間（AAC、60%音量、正常モード、ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF時）
重量（片側）	約5g
重量（充電ケース込み）	約47.34g
サイズ（片側）	31.34×14.69×29.05mm
サイズ（充電ケース）	72.21×24.15×45.53mm
充電時間（イヤホン）	約32分
充電時間（充電ケース）	約106分
充電コネクタ	USB Type-C
内蔵マイク	片側1基
急速充電	対応
イヤホンを探す機能	対応
左右気にせず収納	対応
ダイナミックEQ	対応
ムービーモード（3Dオーディオ）	対応
通話用ノイズキャンセリング	対応（AI ENC技術を使用）
マルチポイント	対応
ゲームモード	対応（0.06秒低遅延）
専用アプリ	– Google Play「PeatsAudio」 – App Store「PeatsAudio」
防水性能	IPX5
受賞履歴	「VGP 2025」コスパ大賞 「VGP 2025」金賞
付属品	SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン本体 充電ケース Type-C充電ケーブル 日本語取扱説明書 アプリガイドカード
リセット方法	①両方のイヤホンを充電ケースに入れ、蓋を開ける ②充電ケースのリセットボタンを10秒間長押し ③デバイスの登録を解除 ④完了
通常価格	7,280円
発売日	2024年11月25日 00:00
商品ページ	Amazon

SOUNDPEATS CCのの特徴

SOUNDPEATS CCのメリット

シリコンと金属が完璧にマッチするデザイン

「シリコンと金属が織りなす、スタイリッシュなミニマルデザイン」

イヤホンのデザインって見た目の美しさと機能性の両立が難しい気がする。シリコンだけにすればつけ心地はいいけど、デザインが安っぽくなりすぎる。かといって、金属を多くすれば快適性が損なわれる。

でもSOUNDPEATS CCは、そのジレンマを見事に解決しています。

シリコン素材と金属素材の絶妙なコントラスト。肌に触れる部分には上質なシリコン素材を採用し、本体部分には洗練された金属調の仕上げを施しています。

モダンでプレミアムな雰囲気を醸し出しており、31.34×14.69×29.05mmというコンパクトなボディサイズながら、無駄のないミニマルなフォルムは見る人の目を引きます。

充電ケースも72.21×24.15×45.53mmとコンパクトで、同じく金属調の仕上げにより、イヤホン本体との統一感のある洗練されたデザインに仕上がっています。

デザイン面でデメリットと感じることありません。

シリコン素材で耳に優しいつけ心地

「シリコン素材で耳に優しいつけ心地。わずか5gの快適設計」

正直申し上げて、イヤホンって長時間つけていると耳が痛くなりますよね。でも、このSOUNDPEATS CCは全く違う着け心地を実現しています。

肌に触れるほとんどの部分にシリコン素材を採用していること。これ、めちゃくちゃ重要なポイントで、長時間装着しても耳が痛くならない優しい装着感を実現できています。

片耳わずか5gという軽さが、一般的なワイヤレスイヤホンと比べても、かなり軽量な部類に入ります。この軽さのおかげで、音楽をかけていないなら着けているのを忘れちゃいます。

サイズ感も絶妙にコンパクト。とにかく耳を圧迫せずしないので、ずっと音楽を聴いていても疲れることはありません。

ちなみに本体操作については最初はタップの感度やタイミングに慣れるまで少し難しさを感じることがありました。特に、1回タップや2回タップなどの異なるジェスチャーを素早く正確に行う際に、反応が思ったようにいかない場合があります。

しかし、これは製品の操作感に慣れることで解消できる問題でもあると思うので、タッチ操作を練習していくうちに、意図した通りの操作がスムーズにできるようになり、むしろ手元を見ずに操作できる便利さを実感できます。

また、タッチ感度が適度に抑えられていることで、誤操作が少ないという利点もあります。

そのため、最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れれば直感的な操作で音楽や通話をコントロールできるようになり、この機能が使いやすいと感じられます。この「慣れ」が生む安心感は、結果的にメリットへと変わるポイントですね。

AirPods並みの高音質とパワフルなサウンド

「12mmドライバーが紡ぎ出す、パワフルで繊細なサウンド」

イヤーカフ型なのに、このサウンドクオリティに驚きました。

SOUNDPEATS CCは、12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載し、20Hz-20KHzという幅広い再生周波数帯域をカバー。この大口径どライバーがパワフルなサウンドを実現。

注目すべきは、搭載された最新の音質調整テクノロジー。ダイナミックEQ機能により、再生する音楽に合わせて最適な音質調整を自動で行います。

高音域

高音域は非常にクリアで抜けが良い印象。

シンバルや弦楽器の高音パートでは、シャープさがありながらも刺さるような感じはなく、耳に優しい音質。

ボーカルの繊細な息遣いやハーモニーのニュアンスもしっかりと感じられ、ポップスやアコースティックの楽曲で特に心地よく聴けます。

中音域

中音域はこのイヤホンの真骨頂。

ボーカルが前に出る設計になっており、言葉の輪郭がくっきりとしているため、歌詞をはっきりと聴き取れます。

ピアノやギターなどの音も暖かく滑らかで、楽器とボーカルの調和が素晴らしいです。J-POPやバラードでは、中音域が特に際立ち、音楽に没入できます。

低音域

低音域はしっかりと存在感がありますが、過剰ではありません。

ベースラインやキックドラムは深みがあり、音楽の土台をしっかりと支えています。

特にEDMやヒップホップの楽曲では、リズムの厚みと力強さを感じられます。ただし、重低音を特に強調するモデルではないため、ズシンとした低音を求める方には少し物足りないかもしれません。

分離感

各楽器の音がしっかりと分離して聞こえ、混ざり合うことがありません。特にクラシックやジャズでは楽器の位置が明確で、音楽の立体感を楽しむことができます。

定位感

音の定位は非常に優れており、ボーカルが中央にしっかりと据えられ、左右の楽器の配置が自然。特にライブ音源やオーケストラでは、この定位感がリアルな臨場感を引き出します。

音の傾向

また、ムービーモードでは3Dオーディオ機能により、映画視聴時の臨場感も格段に向上。

コーデックはAAC、SBCに対応。特に音質を重視する方は、AACコーデックでの使用がおすすめ。

また、ゲーミングでの使用も考慮されており、0.06秒という低遅延のゲームモードも搭載されています。

独自の音漏れ防止技術も採用されており、オープンイヤー型でありながら、周囲への音漏れを最小限に抑える工夫が施されています。

マルチポイントの切り替えがスムーズ

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンのマルチポイント接続を試してみたところ、デバイス間の切り替えが非常にスムーズ。

切り替え時の音の遅延や途切れも感じられず、ストレスなく利用できた点が非常に好印象。

リモートワーク中、会議用のPCとスマートフォンを同時に使うシーンでは、その便利さが際立ちました。イヤホンを1つで複数のデバイスに対応させられるのは、非常に実用的。

このスムーズな切り替え機能は、マルチタスクが求められる現代のライフスタイルにぴったりで、多くの人にとって役立つ機能ですね。

SOUNDPEATS CCのデメリット

少し大きめのイヤーカフ形状

イヤーカフ部分が少し大きめに感じます。

こればかりは個々によって耳に形状は違うので、なんとも言えない部分ではあります。

僕は階段ダッシュをしていると落ちそうになったことがありました。通常のランニングでは落ちませんでした。おそらく縦揺れに弱い。

付け方は公式が推奨しているように、耳に対して真横になるようにつけるのがいいみたいですが、その分、縦揺れに弱いのだろうと感じました。

とは言え、通常部屋や外で使用する分には問題なかったので、快適に使用できるでしょう。

ワイヤレス充電非対応

もうこれは安定。

SOUNDPEATSはワイヤレス充電を非対応にするモデルが多いですが、その分、ハイグレードな音質に、利益が出ているのかわからないほどの安さ。これで勝負している気さえします。

しかも今は、片巻きケーブルなども出ているので、デスクに設置してもケーブルが邪魔になることがありません。僕はワイヤレス充電非対応でも全然あり派ですね。

まとめ

メリット	デメリット
シリコンと金属のコントラストが良いデザイン 耳が痛くならないつけ心地 AirPods並みのクリアで上品な音質 マルチポイントの切り替えがスムーズ	少し大きめのイヤーカフ ワイヤレス充電は非対応

SOUNDPEATs CCは、片耳わずか5gの軽量ボディに12mmデュアルマグネットドライバーを搭載したイヤーカフ型イヤホン。

肌に触れるすべての部分にシリコン素材を採用し、IPX5防水に対応。Bluetooth 5.4とマルチポイント接続対応で、最大6時間の連続再生が可能。急速充電にも対応し、32分の充電で音楽を楽しめます。

サイズは31.34×14.69×29.05mmとコンパクトで、VGP 2025でコスパ大賞と金賞を受賞した注目モデル。

ぜひ手に取ってみてください。

ではこのへんで。