Ulanzi LT028レビュー:手のひら照明の実力が伊達じゃない!
照明は映像制作の心臓部とも言える要素。
その中でも、Ulanzi LT028はそのコンパクトなボディに隠された驚異的なパワーと機能性で、多くのクリエイターの注目を集めています。
40Wの高出力、幅広い色温度範囲、そして驚くべきバッテリー持続時間。
今回、LT028をUlanzi様に送っていただきましたので、このレビューではこの小さな巨人が実際の撮影でどれほどのパフォーマンスを発揮するのかレビュー。
ぜひ参考にしてください。
製品レビューやモノで暮らしを楽しくするために、閃いたことを当ブログで紹介しています。
- コンパクト設計かつバッテリー内蔵
- ムードシーン対応
- 充電しながら使える
- 物撮り・人物撮りが可能
- シリコンドームディフューザーが付属
- 充電器がACアダプター
- ボーエンズマウントの互換性がない
Ulanzi LT028のスペックと特徴
製品名 | Ulanzi LT-028 Portable 40W LED Video Light |
最大出力 | 40W |
色温度 | 2500-6500K |
CRI指数 | ≥95 |
TLCI指数 | ≥96 |
LEDビーズ | バイカラーテンパラチュアCOB LEDビーズ |
充電時間 | 3時間 |
電源 | 内蔵バッテリーとアダプター |
アダプター仕様 | 19V / 3.42A |
バッテリー容量 | 14.8V / 3400mAh |
持続時間 | 最大軽度≥75分 最小輝度≥5時間 |
LT028サイズ(長さ x 幅 x 高さ) | 8.5 x 8.5 x 10.5cm |
LT028の重量 | 460g |
動作温度 | 10℃ – 40℃ |
拡張 | 1/4″スレッドホール |
付属品 | |
価格 | Ұ12,999 (記事執筆時点の定価) |
購入する |
Ulanzi LT-028の特徴
- 軽量で持ち運びが便利なプロ向けビデオライト
- 重さわずか460gで手のひらサイズのこのCOB LEDビデオライトは、負担を感じさせず新たな照明の多様性を提供します。
- 内蔵3400mAh高容量バッテリー
- LT028 40W COBビデオライトは、DC電源アダプターまたは内蔵バッテリーの直接使用の2つの電源オプションを提供します。内蔵3400mAh高容量バッテリーで最大5時間連続使用が可能です。使用中の充電もサポートします。
- 高品質で高いCRI、広範囲のバイカラーテンパラチュア
- CRI≥95、TLCI≥96を備えた見事な色再現性を体験し、ビジュアルの微妙なニュアンスを捉えます。色温度と明るさを完全に制御し、自分のニーズに合わせた簡単な照明カスタマイズが可能です。
- 多目的なシナリオのためのミニボーエンズマウント
- 外部標準リフレクター、ディフューザー、ソフトボックス、およびその他のライトモディファイアと拡張可能で、さまざまな照明効果を簡単に実現できます。(注意:ミニボーエンズマウントはボーエンズマウントと互換性がありません。)
- 高品質な冷却機能
- LEDビデオライトは四方向に通気孔を備え、過熱を防ぐための内蔵冷却ファンが装備されています。
- 8つの照明効果でクリエイティブな体験を解放
- クリエイティブなシーンの照明効果で、さまざまなムードに対応し、撮影の美学を向上させます。
付属品
- LT028本体
- シリコンドームディフューザー
- AC充電器
- 説明書
Ulanzi LT-028の気に入った点と残念な点
気に入った点 | 残念な点 |
---|---|
コンパクト設計かつバッテリー内蔵 ムードシーン対応 充電しながら使える 物撮り・人物撮りが可能 シリコンドームディフューザーが付属 | 充電器がACアダプター ボーエンズマウントの互換性がない |
コンパクト設計かつバッテリー内蔵
コンパクト設計とバッテリー内蔵は、多くの人が求める鍵となる特徴。
Ulanzi LT-028のコンパクトなデザインは、持ち運びや収納の手間を大幅に軽減し、限られたスペースでも最大限のパフォーマンスを発揮します。
一方、内蔵バッテリーは、外部の電源供給を必要とせず、どこでも自由に使用できる自由度を提供します。
自由にどこにでも持ち運びができるので、家の中でも、もう撮影場所に悩まされません。
三脚はコンパクトなものでも十分に耐える重さですので、ULANZI FALCAMと組み合わせると、着脱も容易になります。
これらの組み合わせは、日常生活の中での利便性と効率性を格段に向上させ、快適なデジタル体験を実現。
また、僕の愛用するIKEAのトロッテンワゴンと組み合わせれば、家中どこでも撮影可能な物撮り環境ができます。
簡単・コンパクトは限られたスペースで仕事している僕にとって、素晴らしいアイテムだと感じました。
これだけでも買う価値は十分にあります。
上記で使用しているモノ
ムードシーン対応
僕は主に物撮り撮影や、ショート動画の撮影に使用していますので、このムードを使うことはほぼないのですが、YouTubeなどで顔出し撮影をされている方にとっては最高の武器になるかもしれません。
シーンに合わせて最適なムードを演出することは、心地よい空間を作り出す鍵となります。
- 稲妻
- TV
- キャンドルライト
- 故障した電球
- バルスフラッシュ
- 記者のフラッシュ
- 緊急バブルフラッシュ
- 高低ビーム電球
このため、Ulanzi LT-028の8つのムードシーン対応は、あらゆる瞬間を特別なものに変える強力なツールとなり、シーンごとに最適なムードを瞬時に作り出すことができます。
バック照明の補助として使用するのにいいかもしれませんね。
人気YouTuberをみてわかる通り、バック照明は絶大な効果をもたらします。
例えば、僕がよく観ているAUXOUTさんもバック照明を使っています。
種類は異なりますが、バック照明を使うメリットについては、Ulanzi LT-028でも言えることで、効果的な照明の役割を果たしてくれます。
そこにムードシーンを使用するだけでも、また違った印象を釘づけることができるので良いですね。
充電しながら使える
僕たちの日常生活において、デバイスの充電は避けられない事実。
特に、忙しい日々を過ごす中で、デバイスのバッテリーが切れることは非常に困難です。
しかし、「充電しながら使える」という機能は、この問題を根本的に解決してくれます。
- 中断されることなく作業を続けられる
- 重要な作業中や情報の検索中にバッテリーが切れることはありません。
- 時間の節約
- 充電時間を待つことなく、すぐにデバイスを使用できます。
このように、「充電しながら使える」という機能は、僕たちの生活をより便利に、より効率的にするための鍵となるものです。
この機能を持つデバイスを選ぶことで、日常生活の中でのストレスや不便を大幅に軽減することができます。
先述したIKEAのトロッテンワゴンとの組み合わせであれば、バッテリーをポータブル電源で供給しながら撮影ができ、しかも移動もスムーズに行えるので、まさに神のアイテムとなりうる存在です。
物撮り・人物撮りが可能
Ulanzi LT028は、物撮りにおいて、被写体のディテールや質感をしっかりと捉えることができます。
その高いCRIとTLCIの数値は、色の再現性が非常に高く、商品の本来の美しさを正確にキャッチします。
人物撮りにおいても、Ulanzi LT028はその真価を発揮します。
肌の質感や表情のニュアンスを、自然で美しく映し出すことができます。
また、色温度の調整機能により、シチュエーションや被写体の雰囲気に合わせて、最適な照明を選択することができます。
撮影は、被写体の魅力を最大限に引き出すアートです。Ulanzi LT028は、そのアートをさらに高みへと導く、欠かせないアイテムとなります。
シリコンドームディフューザーが付属
照明の品質は、撮影の結果に大きな影響を与えます。
特に、直接の強い光は被写体にハードな影を作り出し、自然な雰囲気を損なうことがあります。
ここで、Ulanzi LT028の真の魅力、シリコンドームディフューザーが登場します。
このディフューザーは、LEDライトから放たれる光を柔らかく拡散させ、被写体に優しく均一な光を当てることができるので、結果として、肌の質感や物のディテールが自然に映し出され、よりプロフェッショナルな撮影結果を得ることができます。
Ulanzi LT028に付属するこのシリコンドームディフューザーは、あなたの撮影の向上テクニックを簡単に上げてくれる強力なツールとなります。
影を柔らかく照らしていくれるので物撮りや人物撮影にピッタリです。
それが元から付属しているのですから、こちらからするとすごく有難いですね。
充電器がACアダプター
多くのデバイスがUSB充電やワイヤレス充電の時代に移行している中、充電器がACアダプターを必要とすることは、一部の人にとってはデメリットと感じられるかもしれません。
特に、持ち運びしたい人にとって別途ACアダプターを持ち運ぶ必要があるため、荷物が増えることが考えられます。
また、異なる国や地域によっては、電圧やプラグの形状が異なるため、適切な変換アダプターを用意する必要が出てくることもあります。
このような点を考慮すると、充電の際の利便性や柔軟性に欠けると感じることがあるかもしれません。
家で使用する分には「不満」とまでは感じませんが、出し入れするのと置き場所に少々困るので、できればType-Cが良かったなと思います。
しかし、そうなると機能がもっと制限されていた可能性もありますので、このコストパフォーマンスを考えると妥当と言えるでしょう。
ボーエンズマウントの互換性がない
ボーエンズマウントは、多くのプロフェッショナルな照明機材やアクセサリーとの互換性を持つため、業界標準として広く認知されています。
しかし、ボーエンズマウントの互換性がない機材を選択する場合、既存のアクセサリーや修正ツールとの組み合わせが難しくなることが考えられます。
これにより、撮影の際の柔軟性や多様性が制限される可能性があります。
そのため、新しい機材を購入する際は、既存の機材やアクセサリーとの互換性を十分に確認することが重要です。
早い話、壊れたら使い物にならなくなる(今のところは)ということですが、よっぽど雑に扱わない限りは問題ないと思いますので、深く考えなくてもOKです。
まとめ
- コンパクト設計かつバッテリー内蔵
- ムードシーン対応
- 充電しながら使える
- 物撮り・人物撮りが可能
- シリコンドームディフューザーが付属
- 充電器がACアダプター
- ボーエンズマウントの互換性がない
総合評価は僕の中ではすごく高い。
Ulanzi LT-028はコンパクト・バッテリー内蔵・ドームディフューザー付属とプロ照明も太鼓判を押す照明となっています。
ぜひ、あなたのその手でUlanzi LT-028の魅力を感じ取ってみてください。
ではでは、今回はこの辺で…。
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