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Ulanzi BT01 ビジネストラベルバックパックレビュー:カメラをしっかり保護してくれて使い勝手良い旅行バッグみつけた

どうも、ちから(@insNote_C)です。

カメラバッグって惜しいところが多い。三脚をつけれなかったり、望遠レンズが入らなかったり。

Ulanzi BT01 ビジネストラベルバックパックは、そんな悩みを解決してくれるカメラバッグです。

実際に東京に一泊二日旅行として使用してみましたが、結果的に満足できる製品だったのでレビューします。

メリットデメリット
クッション性のある収納スペース
長時間の移動でも疲れにくい軽さ
ビジネスや旅行に必要なアイテムを効率的に収納できる複数のポケットと仕切り
撥水加工生地により、耐水性と耐久性がある
開閉や取り出しがスムーズ
本体重量が約2180gとやや重め
マグネットバックルの取り外しに慣れが必要
レインカバーが付属していない
ショルダー部分はマジックテープになっている
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目次

Ulanzi BT01のスペックと特徴

項目詳細
商品名Ulanzi BT01 ビジネストラベルバックパック
サイズ45×31×17 cm
容量28L
重量1.35 kg
素材耐摩耗性1680Dオックスフォード布
カラーブラック
PCスリーブ対応サイズ16インチまで

Ulanzi BT01の使用感レビュー

ー 総合評価 ー

  • デザイン
    4
  • 機能性
    5
  • 拡張性
    4
  • 使い心地
    4
  • 収納力
    3.5

一泊二日程度ならこのバッグだけで十分で、カメラはもちろん、着替えや歯ブラシのほかに美容品やアイロン、ワックスなども入ったので、カメラバッグの中では容量が小さい方ですが、だいぶ満足できる製品でした。

デザイン:第一印象で心を掴む

真っ黒に包まれたこのバッグ。カメラバッグってもっとゴツゴツして縦にも横にもデカい感じだと思っていました。

これは実にスマート。

  • 正面から見たときの洗練されたデザイン
  • 上品な佇まい

細かいディティールまでこだわり抜かれているデザインなのに、カメラバックとしての機能をこれでもかというほどに詰め込まれています。

マットブラックのボディは、派手さを抑えた艶消し加工が、より落ち着いた雰囲気を演出。

ダイヤモンドパターンレザーとPUコーティングを施した1000D素材を採用し、ビジネスバッグとしてもふさわしい気品を醸し出しています。

ダイヤモンドパターンレザーとは?

革の表面にダイヤモンド形状の模様を型押しした素材。このパターンは、視覚的な高級感を与えるだけでなく、手触りに独特の質感を生み出します。一般的には、ファッションアイテムや高級バッグ、車の内装などに使用されることが多いです。このパターンは滑りにくさや耐久性も向上させる効果があるため、ダイヤモンドパターンの凹凸により滑りにくくなるという実用性も兼ね備えています。

サイズはW30×H50×D17cmというコンパクトなフォルムでありながら、拡張時にはH64cmまで大容量化が可能。それでいて重量は約2180g(仕切り板含む)という絶妙なバランスを実現。

折り畳み時
最大時

暗闇でも視認性を確保できる蓄光ジッパープルは、実際に照らしてみるとしっかりと暗闇で照らしてくれました。

蓄光ジッパー
暗闇で光る

蓄光ジッパーなんているのかなと思っていたのですが、たとえば夜景スポットなどにいくとだいぶ暗いことが多いですが、そんなときに蓄光ジッパーがあると、スムーズに取り出しができる。

こういった細かいところまで拘っているのは、カメラ関係の製品を販売しているUlanzi社だからこそ再現できている素晴らしいポイント。

耐水加工を施した生地は、大切なカメラを守ってくれるほど信頼できる撥水性能があり、急な大雨でもカメラを収納しているところに浸透することはありませんでした。もちろん、ジッパー部分から染み込む心配もなし。(長時間さらされる、豪雨とかになると話は変わります)

ただしサイドポケットには水が溜まるので、そこは注意が必要。

サイドポケットには雨が溜まりそう

それでも、単なる「見た目の良さ」を超えた、真の意味での「デザイン性」を追求しており、細かいディティールまで落とし込んでいる僕史上、最もとデザイン性と機能性の高いカメラバッグと僕は思っています。

しかも、2万円台で買える。バッグとしては高いが、この機能がついたカメラバッグなら間違いなし。

収納力:荷物が増えても完璧な収納力を発揮

撮影機材、普段の通勤…用途によって使うバッグを変えていましたが、今後はこのバッグ1つで十分なほど、収納力が備わっている優れもの。

実際に旅行で持って行った荷物

Ulanzi BT01の最大の特徴は、用途に応じて容量が変えられる拡張式設計。

通常時の容量は25.5L。これは一般的な男性の一泊旅行にちょうど良いサイズ感。

これだけでも十分な容量なのですが、拡張すると32.64Lまで広がります。

この可変式の秘密は、取り外し可能なロールトップ構造で、衣類の収納はもちろん、急な撮影機材の追加にも柔軟に対応できます。

ロールトップ

折り畳み時はスマートでありながら、こんなにも拡張できるのは実に良い。ロールしたときの見た目もGOODで、ゴム素材の紐がファッション性も高い。

このロール部分がファッション性を高めてくれる

旅行に使う場合だとどうしても荷物は増えてしまいますが、この構造があるおかげで常に手ぶらでいることができるというのは最高なのではなかろうか。

正面の開口部を開けると、下段スペース。ここにはカメラマン御用達の可動式仕切り板を完備。ベルクロの仕切りで、カメラ、レンズ、その他精密機器まで、あらゆる機材を自分好みにカスタマイズして収納できます。

仕切りはマジックテープでほぼ自由に配置できる

上部には15.6インチまでのノートPC専用ポケットがあり、PCに繋げて撮影する人もいますが、そういったプロがやる撮影用途にも使えます。

クッションは前後にあるので安心して入れれます

さらに、サイドには三脚やドリンクボトルが収納できる専用ポケットも備えているので、500ml程度の水筒はもちろん、出先で購入したペットボトルも入れることができます。

サイドポケットは両側についている

その他にも、細かな機能性があり、カバンの上部と側面のクイックアクセス開口部からは、必要な機材に素早くアクセス可能

カメラをずっと首に掛けていて悲鳴あげている人いますよね(僕です)。そういった人にこのクイックアクセス開口部はかなり便利です。

必要な機材に素早くアクセス可能

上段にアクセスするFIDロック自動固定マグネットバックルで、セキュリティ面も安心。紐を引っ張ることでロックが外れる仕組みになっているので、激しく動いても外れる心配がありません。

FIDロック自動固定マグネットバックル

底部のジッパーポケットは、レインカバーやカッパ、折り畳み傘などの収納に便利です。僕はここにレインカバーを入れていました。

底部のジッパーポケット
開口部は十分なほど開く

上段の開口部を開くとメッシュポケットが2箇所ついています。濡れたら嫌な充電器やガジェット類、旅行なら歯ブラシセットなどを収納しておけば安心です。

ジッパーポケットとメッシュポケット

さらに嬉しいのが、付属品の充実ぶり。どれも使い勝手が良いので、すごく重宝しますよ。

下記のものが標準で付属します。

  • 仕切り用ディバイダーA×2
  • ディバイダーB×3
  • ディバイダーC×1
  • ストラップ×2
  • ウエストベルト×1

これだけの収納力と機能性を備えながら、外形寸法はW30×H50×D17cmというコンパクトさ。拡張時でもH64cmに収まるスマートさ。今までの「これが入らない」「あれが収まらない」というストレスから、完全に解放されます。

カメラを旅行に持っていきたいが悩みが多い。そんな悩みをすべて解決するバッグが、ここにあります。

背負い心地:エアメッシュ構造で蒸れにくい

背負う場所って本当に大事で、背中が蒸れるとせっかくの楽しい旅行も台無し。

でも、このバッグにはエアメッシュ設計により空気が流れるスペースを確保。これにより、真夏の通勤時も、長時間の撮影時も、背中の蒸れを最小限に抑えることができます。(といっても夏場はさすがに蒸れそうです)

また、このバッグには快適なEVAフォームバックパネルがあり、背面全体に配置された独自の衝撃吸収構造があるので、カメラの入った重いバッグを背負う瞬間も安心。硬い機材が背中にぶち当たることはありません。

エアメッシュ構造

耐荷重は21kgという驚きの強度。

ショルダーストラップは、体格に合わせて細かな調整が可能で、さらに取り外し可能なウエストベルトを装着することで、重量をヒップラインに分散させることができます。

このウエストベルト、重いものを持っていくときに付けると体の負担が全然違う。つけないときは腰が痛くなるが、つけると腰が本当に痛くならない。個人差によるとは思いますが、これは本当に便利でした。

胸・腰のバックルでしっかり支えてくれる

しかも、21kgという驚異の耐荷重。カメラ機材やノートPCなど、重い荷物も難なく運べてしまうのだから驚き。21kgって1週間以上の旅行の荷物の量ですからね。僕は1週間くらい海外旅行行くときでスーツケースに入っているのは15kgくらいですから。

重い荷物との付き合い方が、このバッグで劇的に変えてくれるアイテムです。

使用レポート:重量は重くなるけど機能面で大活躍

今回このバッグパックで東京にいってきたので、そのレポートです。

アクセスがしやすい

上段、下段ともにアクセスがとても簡単で必要なものをサッと取り出すことができます。下画像はどのくらいの量感が入るのかわかりやすく撮ったので空っぽですが、荷物を詰め込んでいても取り出しやすい。

上段正面ジッパーからアクセス
上段裏側からアクセス

上下段ともにガバッと開き、物の出し入れがとにかくしやすい。僕みたいにギュウギュウに物を突っ込むタイプでもものすごく使いやすい。

下段もガバッと開く

下段は上段よりもガバッと開くので、僕はカメラの他に着替えや充電器などを入れていました。

バッグの内部構造が素晴らしい

バッグの内部構造は、柔軟なカスタマイズができる仕切り板を調整するのはとても簡単で、移動中に外れていたなんてことはなく、とても安心できました。

上段の仕切りを外せば、1段だけになりより大きなバッグとして使用することも可能です。

下段仕切りも取るのでカメラバッグではなくなりますが、小型カメラやアクションカメラだけを持ち歩くのであれば、そういった使い方もできますね。

カメラやレンズ、旅行に必要なものが入った

メッシュポケットもあるので、名刺などの紙類、濡れたくないモバイルバッテリーなどを収納できます。元々耐水性のあるバッグなのに、さらに濡れないような対策があるのはもう完璧です。

このメッシュポケット…
ジッパーを引くと…
外れるんです

上部にはガジェットポーチや翌日の着替えなどを入れましたが、しっかりとロールトップで固定することができました。

上部には着替えやポーチを収納

ポケットが多すぎるくらいに多い(すごく良い)

とにかくポケットが他のカメラバッグよりもかなり多い印象。

カメラを持って行くときってフィルターや充電器やマイクなど、細々したものが多いのでポケットが多いのが有難いです。

正面ポケット
サイドポケット
上部ポケット
サイドポケット内側
メインコンパート部分には何箇所もポケットがある
フィルターなど1個づつ収納できる
簡単アクセスできる部分にもポケットがある
充電器を入れてサッと取り出し交換できる

ストラップが大活躍する

特に活躍したのが、ストラップ。

これ初めは「三脚は持っていかないし、これはいらないかなー」なんて思ったおりまして、でも一応持って行ったらこれが大活躍したんですよね。

ストラップ

このストラップ、本来は三脚を固定するものだと思いますが、僕は上着や持ちきれなくなった荷物をひっかることができました。これにより、常に手ぶらで街中をカメラで撮ることができてストラップ様様状態です。

サイドにライダースや手荷物を引っ掛けている
両サイド2箇所と…
底部2箇所を止めれる
取り付けも引っ掛けるだけで簡単

引っ掛けるだけで落ちないのかという疑問があると思いますが、長さ調整をできるようになっているので、落ちたことは1回もありませんでした。

紐が多いので対策しよう

とにかく紐が多い。拡張性・機能性は完璧なのですが、紐がだらんと垂れてしまい、すごく不恰好になります。

そんなときに役立つこのアイテムがまさに神が勝っていますので、ぜひ一緒に購入してください。鬱陶しく感じてしまっていた紐がスッキリと収まります。

これが
こうなる

デザイン良し、収納力良し、拡張性良しのとても良いカメラバッグ。

やはりカメラバッグはカメラ機材を扱っているUlanzi製だからこそ、精密な設計が使い勝手を向上してくれます。

気になる点

個人的に気になっている点は、肩の負担・FIDロック自動固定マグネットバックルの取り外しが若干しにくい・ショルダー部分がマジックテープ仕様というもの。

以下に詳細に書いています。

重量という現実

空の状態で約2180g。バッグで2kgを超えてしまうので、結構重いですよね。

僕はたくさんのカメラバッグを使ったことはありませんが、旅行バッグはたくさん使ってきました。それでもこの重量はなかなかに重い。

カメラ機材やノートPC、旅行アイテムを入れると、トータルでかなりの重量になります。

総重量は6〜8kgくらいになる

耐荷重21kgという強度は魅力的ですが、それだけの荷物を入れるとさすがに肩への負担は避けられませんでした。

しかし、このバッグには胸ショルダーとウエストベルトががあるので、だいぶマシです。他のカメラバッグでは無いものもありますし、あってもデザインが微妙な感じなもの(個人的主観)が多いので、両立しているこのバッグはいいですね。

胸と腰のベルト

このベルトがないカメラバッグがありますが、カメラって背負うとなるとなかなかの重量になるので、絶対にベルトがあるものを選ぶことをおすすめします。

FIDロック自動固定マグネットバックルの取り外しが若干しにくい

FIDロック自動固定マグネットバックルを外すのは簡単ですが、付けるのがちょっと難しい。

FIDロック自動固定マグネットバックル

うまくロックできなくて慣れるまでは少しストレスで、つけれたと思ったら、きちんとロックできていないことがありました。

これが正しくロックできている場合
うまくロックできていない場合

かなりのストレスかと言われるとそれほどでもありませんが、一回でバチっとハマらないときは「なんでやねん!」と思わず突っ込んでしまいます。

Ulanziさん、こちらの一回でカチッとハマる取り付け方法の動画解説か、もしくは仕様変更していただけたら嬉しいです。

レインカバーは付属していない

レインカバーは付属していません。

確かに耐水性は備わっていますが、スコールなどの突然の豪雨に備えるなら、別途レインカバーがあった方が個人的には安心材料。

サイドポケットに水が溜まる構造になっているので、ここはできれば付属してほしいところ。

サイドポケットには水が溜まる

といっても、今時バッグ用のレインカバーは安く売られているので、そこまで大きな問題ではないですけどね…。でも2万円ほどするなら、付けてほしいと思う人は多そうです。

肩ショルダー部はマジックテープになっている

どういうことかというと、肩にかけるショルダー部はマジックテープでくっついています。

こういうこと

なので、バッグを背負おうとしたらベリベリっと音がなるので、電車の中では気になる。しかも、静かな車内だと尚更。

また、この手のものは経年劣化とともに粘着力も衰えてくるんじゃないかと少し心配になります。

もしかしたら、この構造にした方が重い耐荷重をクリアしやすい、または耐久性が上がるのかもしれませんが、僕はそれよりも音の方が気になりました。(確かに縫う方式って耐久性弱い気がする)

Ulanzi BT01はこんな人におすすめ!

  • カメラ機材が多い
  • 三脚も持って行くときがある
  • 荷物が多めの一泊二日旅行に使いたい
  • できる限り手ぶらで旅行したい(ストラップ機能で上着や手荷物を引っ掛けれる)
  • 整理が苦手な人(ポケットが多いのでなんでも打ち込みスタイルができる)

まとめ:Ulanzi BT01

メリットデメリット
クッション性のある収納スペース
ビジネスや旅行に必要なアイテムを効率的に収納できる複数のポケットと仕切り
撥水加工生地により、耐水性と耐久性がある
開閉や取り出しがスムーズ
本体重量が約2180gとやや重め
マグネットバックルの取り外しに慣れが必要
レインカバーが付属していない
ショルダー部分はマジックテープになっている

今回は一泊二日の東京旅行に使いましたが、総合的にはすごく満足しているカメラバッグです。

初めて一泊二日をバッグでいきましたが、手ぶらになる便利さを知ると、もうキャリーには戻りたくないですね…。

バッグだとキャリーケースみたいに、手が塞がらないので写真を撮りやすかったですし、コインロッカーに荷物を預けるときでも、中サイズのロッカーに入れることができる。(大きいロッカーは空きがないことが多い)

ずっと背負っておくと肩がしんどいなと思うことがあれど、胸と腰のバックルがあったおかけで負荷はだいぶ抑えられたと思います。

本当に旅行に使うカメラバッグの最適解なんじゃないと思います。

ではでは。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
頻繁に部屋の環境を変えて、それを発信しています。平均月間5万人が訪れる個人ブログ。

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