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アルミ削り出しの誘惑。Lofree FLOW2で手元から整うデスク時間。

デスクに向かう時間が長い僕にとって、ビルドクオリティの高いキーボードは生産性そのもの。

けれど、どのキーボードを使っても「完璧」とは思えなかった——そんな中で出会ったのが、Lofree FLOW2。アルミ削り出しの美しいボディと、静音で滑らかな打鍵感。

しかも、カスタムスイッチに対応しているという、まさに“理想を詰め込んだ”メカニカルキーボード。デザインに全振りじゃない、この美しいキーボードをご提供いただきましたのでレビューします。

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目次

Lofree FLOW2:スペック

項目内容
モデル展開68キー(65%)
84キー(75%)
100キー(96%)
本体素材CNC加工アルミニウム合金ボディ(ユニボディ構造)
キースイッチPOM素材「Cloud Series」スイッチ(Void:静音リニア
Surfer:リニア
Pulse:タクタイル)
キーキャップ高純度PBT(透過仕様・新プロファイルデザイン)
接続方式USB-C有線
Bluetooth
2.4GHzワイヤレス(マルチペアリング対応)
バッテリー3,000mAh(84キー・100キー)
ソフトウェアVIA対応(キー割り当て・マクロ・タッチバー設定可能)
カラーシルバー
スペースグレイ(マット仕上げ)
角度調整フリップ式スタンドで2段階調整
対応OSmacOS/Windows/iPadOS/Android
サイズ・重量モデルにより異なる(約900〜1100g前後)

Lofree FLOW2のメリット

アルミ削り出しの筐体がデスクを格上げする

Lofree FLOW2を初めてデスクに置いた瞬間、「あ、これは道具じゃなくてプロダクトだ」と感じました。 

右側には削り出しのアルミニウムを存分に味割ることができ、ブランドロゴが入っています。

主張していないのがいいですね。その上にはバッテリーの残量が一目でわかるようにラインが入っています。残量が少なくなってくると、赤色に光って知らせてくれるのも良くて、うっかり充電し忘れを防げるのは大きなポイント。

キーキャップは、PBT素材 が採用されており、しかも “透過仕様(shine-through)” に対応しています。

PBT素材はキーキャップ表面の「テカリ」や「文字の色あせ」に強いと言われており、皮脂のギトギト感を最小限に抑えてくれる男性にとっては最高の素材になっています。 

傾斜は2段階。0度と7度に傾斜をつけることができます。

この角度仕様を踏まえると、デスク上の姿勢としては「ほんの少しだけ手前側が上がる」状態というイメージです。
もし手首や肘の負担をもっと軽くしたい場合には、スタンド展開を使わず0°で使うか、キーボード前面に別途リストレストを併用するのがおすすめです。

とはいっても、傾斜をつけても手首の負担が感じませんでした。

顔を触ってしまった後に打鍵をしても、ご覧の通り皮脂がほぼ目立ちません。

皮脂がつきにくいのは全男性歓喜の瞬間である

表面の冷たさ、手に伝わるずっしりとした重み、そしてエッジの処理まで完璧。まるでMacBookのように削り出されたアルミ筐体が、デスク全体をワンランク上の雰囲気に変えてくれます。 

僕は普段、黒色の天板を使っているのですが、金属のマットな質感がこれほど相性がいいとは思いませんでした。光の角度によって微妙に表情を変える表面は、まさに“静かな主張”。

派手さではなく、存在感で魅せる美しさ

また、アルミ筐体は見た目だけでなく実用面でも優秀です。プラスチック製のキーボードのような「たわみ」が一切なく、キーを押すたびにどっしりと安定。その剛性感が、結果的に打鍵の気持ちよさをさらに引き立ててくれています。

デスクに並ぶガジェットの中でも、FLOW2は“佇まい”で主役になれます。仕事の合間にふと手を伸ばしたくなる——そんな存在感を持ったキーボードです。

とにかく心地いい打鍵

打鍵感は実に良い。

Lofree FLOW2に採用されているキースイッチは以下の通り。

スイッチ名打鍵タイプ動作荷重(Operating Force)全ストローク(Total Travel)作動点(Actuation Travel)
Surferリニア(Linear)40 ± 10gf2.8 ± 0.25mm1.3 ± 0.3mm
Void静音リニア(Silent Linear)40 ± 10gf2.8 ± 0.25mm1.3 ± 0.3mm
Pulseタクタイル(Tactile)40 ± 10gf2.8 ± 0.25mm1.6 ± 0.3mm

僕が今回選んだのは「タクタイル」タイプのスイッチ。つまり、押した瞬間にしっかりと“バンプ”=段差感が指に伝わるタイプです。今回のFLOW2ではこの打鍵感が前世代から格段に進化していて、「キーを押す」というシンプルな動作が、とても満たされる時間に変わります。

まず、スペックを改めて。最新の「Cloud Series」スイッチでは、操作力(Operating Force)が 40 ± 10 gf、全ストローク長が 2.8 ± 0.25 mm、アクチュエーション(打鍵反応点)がタクタイルタイプで 1.6 ± 0.3 mmとなっています。

さらに、スイッチの構造では摩擦や揺れを抑えるために許容誤差が小さく設計され、ギャスケットマウント+5層のダンピングフォーム構造も採用。

僕の体験として言い換えると、「カタカタ」や「ガチャガチャ」ではなく、「スコスコッ」「バチッ」という感触。タクタイルのバンプが適度に“指の制動”を感じさせてくれて、長時間タイピングでも「指が迷わない」「次の一打までが自然」という印象です。

また、低プロファイル(薄めの筐体)という構造も効いています。キーのストロークが浅めで、指が“密に机に近い”位置で打てるため、タイピング時の姿勢がラクになり、肩や手首への負担が軽く感じられました。

タクタイルタイプでも、スイッチ内部のクリアランスが狭く、ガタつきや隙間音が抑制されており、「打っていて気になる雑音」が極めて少ないのが特徴です。結果として、文字を打つこと自体に集中できます。

ただし、ここでひとつ“選び方”の注意が。

タクタイルを選んだ僕ですが、もし「より静かに」「音をあまり気にせず使いたい」のであれば、同モデルの“静音リニア(Silent Linear)”タイプのスイッチを検討する価値があります。

実際、他ユーザーのレビューには「Pulse(タクタイル)はバンプが控えめで慣れてないと“期待したタクタイル感”と違う」という声もあるようです。ですので、自分の打鍵スタイル/音への感度を考えて“タクタイル=ベスト”とは限らないことも頭に入れておいた方が安心です。

総じて、このFLOW2での打鍵体験は、「デスク上での入力がただの作業ではなく、指とキーの対話になる」そんな一台だと僕は感じています。

VIA対応。キーマップを自分好みに変更できる

Lofree FLOW2はついにVIAに対応しました。

一般的なメカニカルキーボードだと、設定ソフトを別途入れたり、英語配列専用だったりと面倒なことが多いのですが、FLOW2はUSB接続するだけでVIAが自動認識。そこからキーごとに機能を自由に入れ替えることができます。

しかもVIAの強みは、直感的なインターフェースで「ドラッグ&ドロップ」で変更できること。プログラムを書く必要もなく、自分専用のレイアウトが作れます。

さらに嬉しいのは、レイヤー機能が使える点。

通常のキー配置に加えて、Fnキーを押したときだけ別のキーアサインを設定できるので、「メディアコントロール」「照明調整」「スクリーンショット」など、よく使うショートカットをまとめておくことが可能です。

デフォでは5レイヤー用意されている

この自由度の高さは、デザイン性や打鍵感とはまた別の“気持ちよさ”を生み出します。「このキー、もう少しここに欲しいな」と思った瞬間に実現できる。まるで、自分だけの思考の延長線上にあるキーボードになっていくような感覚になります。

ショートカットキーの割り当ては「SPECIAL」→「Any」でできる

打鍵の心地よさに加え、操作体系までも自分仕様にできる。Lofree FLOW2は、まさに“触っても気持ちいいし、使い続けても飽きない”一台だと思います。

カスタム対応で、自分好みの打鍵感に育てられる

Lofree FLOW2は、ホットスワップ対応。つまり、はんだ付け不要でスイッチを自由に交換できる構造になっています。

この仕組みのおかげで、最初はタクタイルでしっかりとした打鍵感を楽しみつつ、「もう少し静かにしたいな」と思えば、静音リニアスイッチに差し替えることもできます。反対に「もう少し強いクリック感が欲しい」ときは、Pulseスイッチなどに変えて、自分好みに“味付け”していくことができます。

加えて、FLOW2の内部には5層の吸音フォームとガスケット構造が採用されており、スイッチを変えるたびに“音の響き”が微妙に変化します。まさに、楽器のようなチューニング体験ができます。

とは、僕はLofreeのPulse、つまりタクタイル(茶軸)なわけですが、この打鍵感が素晴らしいので結局元に戻してこのまま使用しています。

また、このキースイッチはLEDを使用したときも真価を発揮します。キーキャップにしっかりと光を届けることができて、透過性のあるキーキャップは光を均一に照らし、印字もしっかりと光ります。これが至高。

キースイッチには細かいところも手が届いている

Lofreeの打鍵感の良さには毎度驚きます。茶軸以外にも試したくなるキースイッチ。

「仕事のモチベーションを高めてくれる」そんな体験が味わえる一台です。

Lofree FLOW2のデメリット

色によってキースイッチが決まっている

Lofree FLOW2を選ぶときに、少し悩ましいのが「本体カラーによってスイッチの種類が固定されている」という点です。つまり、見た目のデザインで選ぶと、自動的にスイッチの打鍵タイプも決まってしまう仕様になっています。

たとえば、僕が使っているタクタイルスイッチは「Pulse」というタイプですが、このスイッチはスペースグレイのカラーのモデルにしか設定されていません。逆に、静音リニアの「Void」や軽いリニアの「Surfer」を試したいと思っても、そのスイッチが搭載されたカラーを選ばないと手に入りません。

これは「好みのスイッチで選ぶか」「見た目のデザインで選ぶか」の二択になってしまう部分で、せっかくホットスワップ対応なのに、最初の購入時点ではやや自由度が限られている印象です。

ただ、ポジティブに捉えると、メーカー側が“デザイン×打鍵感”を最適な組み合わせでチューニングしているとも言えます。カラーごとに内部フォームのチューニングや音の響き方が微妙に異なり、「その色、その音、その感触」で完成された一体感を楽しめるのはFLOW2ならでは。

もし将来的に他の打鍵感を試したくなった場合も、ホットスワップ構造なのでスイッチを交換すればOK。

つまり、最初の色選びは“最初の音色”を決めるだけで、後からいくらでも調整できる——そう思えば、この仕様も「不便」ではなく「カスタムの第一歩」として受け入れられるかもしれません。

ちなみに僕は、キーキャップを交換して一時期使用していましたが、結局元々付属されている「Pulse」に戻ってきてしまいました。そのくらいにLofreeのキーキャップは中毒性があります。HHKBに通ずるものがありますね。

Lofree FLOW2:まとめ

Lofree FLOW2は、ただのキーボードではありません。アルミの重厚感、タクタイルの心地よさ、そしてVIAによる自由なカスタマイズ——すべてが“自分だけの打鍵体験”を完成させてくれます。

見た目も、音も、触感もこだわりたいなら、迷わずこの一台。あなたのデスクが、今日から少し誇らしくなるはずです。

ではこのへんで。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
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