【レビュー】Nothing ear (1)をAirPods Proから乗り換えた話
デザインと品質が良いとガジェット界隈で人気なNothing社。
最近はPhone (1)が1部販売され、さらに人気がでてきています。
そんなNothingが提供するイヤホンNothing ear (1)を今更ながら購入。
これまでイヤホンはAirPods Proを使っていたのですが、Nothing ear (1)に乗り換えました。
- なぜ乗り換えたのか
- Nothing ear (1)のメリット・デメリット
- Nothing ear (1)のレビュー
- 購入前の注意点
上記のことを書いていきます。
- 音質については同等レベルと感じた
- 操作性やNC性能はAirPods Proが優位
- 不具合があり家で使うならありだと感じた
- AirPods Proからの乗り換えだと操作が不便だった
今イヤホン選びに迷っている人や、AirPods Proを購入しようとしている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
AirPods ProからNothing ear (1)に乗り換えたわけ
まずAirPods ProからNothing ear (1)に乗り換えたわけは3つあります。
- 見た目のデザイン
- AirPods Proの片方を無くしたことがあった
- 動画で音質の違いは若干だと紹介されていた
1番大きい理由は見た目です。笑
最近のイヤホンは見た目がシンプルなものが流行っており、AirPods Proもその部類の1つ。
ただ、Nothing ear (1)は子供のころに憧れたゲームボーイのスケルトンのような少年心をくすぐる見た目をしているので、単純にデザインに惹かれました。
デザイン以外の理由はぶっちゃけ後付けレベルです。
今Nothing ear (1)を買いたい!と思っているほとんどの人がそうじゃないでしょうか?
このデザインは唯一無二で持っていてテンションの上がるガジェットです。
また音質についても動画を拝見して「引けをとらないであろう」と感じたからです。
詳細に書いていきますね。
見た目のデザイン
子供のころ憧れたスケルトンのゲームボーイ…。
持っていたらクラスのヒーローでした。
そんなスケルトンなガジェットを大人になって、手に入れれるとは思いませんでした。
こんな最高なデザイン、Nothingにしか作れない…。
このNothing ear (1)にはホワイトモデルもあるのですが、女性に人気で複数の友人に「なにそのイヤホン!」と言われ、ブランド名と教えてあげると「ホワイトもあるんだ!可愛い!欲しい〜!」と言っていました。
そんな女性にも人気のあるイヤホン。
非モテ男子でもこれを持っていたら女性と話すきっかけにもなっていいかもしれません。(多分)
なので、男女問わず人気の出るデザインなんだなと実感しました。
ホワイトとブラックの違い解説動画
ちなみに友人カップルは黒と白を購入し、ペアにして使っているのだそう。
AirPods Proを片方を無くしたことがあった
AirPods Proって取り出しにくいですよね。
僕は以前にAirPods Proを取り出そうとしたらすっぽ抜けて排水溝に落ちたことがあります。
高いイヤホンを無くしてしまったショックはデカい。
しかも無くせば自腹で買い直さなければいけませんので、外に持ち歩くのが億劫になってしまいました。
なので「今度買うイヤホンはコスパのいいやつにしよう」と決めてたのも理由です。
動画で音質の違いは若干だと紹介されていた
様々な方はAirPods Proとの比較動画を出されていました。
後述しますが、僕自身も交互に使ってみて音質を確かめてみたのですが、違いがあまり変わらないと感じました。
僕が見た動画の一例
動画の内容を要約すると以下の通り。
- 操作感はAirPods Pro
- 装着感はear (1)が上
- 遅延はAirpods Proの方が少ない
- ANC・外音取り込み機能はAirPodsが良い
- ear(1)アプリでイヤホンからけっこうでかい音鳴らして探せる
- ear(1)の装着検知はAirpods Proと違ってiphone以外でも使える
AirPods Proは3万円以上なのに対し、Nothing ear (1)は1.5万円もしないお値段。
音質もあまり変わらないなら安くてデザインも良いNothing ear (1)が良いって当然なるわけです。
Nothing ear (1)のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
探すみたいな機能が便利 アンドロイドでも使える フィット感はAirPods Proより上 AirPods Proと音質にはっきりとした違いはない | NC性能がイマイチ 不具合が多く感じる 操作性はAirPods Proが優秀すぎた |
1番のメリットは、AirPods Proと比べて音質にはっきりとした違いは感じられないことでした。
そもそも評論家の中で、AirPods Proはあまり音質が良くないという意見もありました。
そんなAirPods Pro。だったらデザインも良く音質も変わらないNothing ear (1)を購入する方が良いと感じますね。
ただ、デメリットもあって不具合が多いんですよね。
AirPods Proに慣れていると、操作性は劣るし、不具合は多いしでそこは残念な気持ちになります。
- 音楽再生中になぜか停止
- 「ピロン」と急に音が鳴り接続が切れる
僕は上記の不具合がありました。
原因はわかりませんが、音で音楽を聴いているとなぜか急に停止しますが、屋内ではこの現象は起こっておりません…。(謎すぎる)
また右耳の接続が急に切れることもありました。こちらはまだ1回しか経験していませんが、これも外だけで起こっています。
「Bluetooth接続なので、電波が弱いのかな?」とも考えましたが、謎です。調べてみても原因の特定には至りませんでした。
また詳しく後述しますが、NC性能がイマイチでした。
Nothing ear (1)レビュー
では実際に僕は使ってみた感想を書いていきます。
デザインがいい分、性能面でガッカリすることが多かったので、そこを詳しく書いていきます。
音質
これはAirPods ProとNothing ear (1)を屋内で比べてみました。
初めにお伝えしたように、音質の違いについてはあまり感じられませんでした。
グラフにしてみました
中音域では変わらないと感じましたが、高音域や低音域はAirPods Proの方が若干に優位だと思いました。
よく言えば、AirPods Proはバランスの良い音、Nothing ear (1)はドンシャリ。
AirPods Proはどんなジャンルの音楽でもしっかりとした音を出すのに対して、Nothing ear (1)は声が入る音楽に適してると思いました。
用途してはこんな感じ
- クラシックやジャズなども聴きたい人はAirPods Pro
- 声の入った音楽ならNothing ear (1)
NC性能
Nothing ear (1)をノイズキャンセリングMAXの状態で使っても「ゴォー」という音が聞こえて、iPhoneの音量を半分くらいまで上げてもまだその音は聞こえる状態でした。
ですので、静寂なノイズキャンセリングを期待している人には残念な結果になります。
人の声
NCありで試した場合、AirPods Proは人の声だけを聞き分ける機能がありますので聞き取りやすいです。
しかしNothing ear (1)にはないので声も薄ら聞こえる程度で聞き取ることは難しいと感じました。
一方、NCなしで試した場合はAirPods Proはそのままの声が聞き取れますが、Nothing ear (1)は「コォー」と微かに鳴っており、これが不愉快に感じる方もいるかもしれません。
操作性
iPhoneで使う場合はAirPods Pro、 AndroidならNothing ear (1)。
AirPods Proの操作性はとてもしやすく、NCのオンオフをコントロールセンターで素早く操作できます。
しかしNothing ear (1)は、アプリを開かなければNCの切り替えが出来ませんので、不便さを感じます。
またアプリを一度開き終了しないままで、暫くしてからもう一度アプリを開こうとすると「接続中」の文字が2秒ほどあり、面倒さをより感じます。
Nothing ear (1)購入前の注意点
デザインがカッコいいNothing ear (1)ですが、注意点があります。
注意点
- 開ける時に注意
- 外で使うのは向いていない
- 不具合起きても許容範囲内と想定しましょう
- AirPods Proを使っていた人は操作性に不便を必ず感じる
1つずつ書いていきますね。
開ける時に注意
指輪のケースをあけるときのようなケースになっているNothing ear (1)。
初めはあけるところがわかりづらいので、注意が必要で、きちんと方向を確認してからあけないと中身が飛び出して悲惨なことになります。
イヤホンは磁力でくっついていますが、強力な磁力というわけではないので、力一杯にあけると中身が飛び出してしまう可能性があるので注意しましょう。
感覚であけずに、目視で確認しながらあけるようにしなけれなばいけないと思った方がいいです。
外で使うのは向いていない
1週間ほど、外に持ち出して使っていますが「外出向けのイヤホンではない」と感じています。
理由はNC性能の弱さと不具合の多さです。
電車の中ではNC性能が弱すぎですし、音楽が止まるなどの不具合が多いです。
不具合は外で歩いているといや電車の中でも起こりましたが、屋内では起こっていません。
ですので日頃電車を利用しており、通勤や通学中に聴く予定であれば、向いていないと感じます。
反対に屋内や家でしか使わないという人には良い相棒となってくれるでしょう。
不具合起きても許容範囲内と想定する
僕の場合は屋内や家では音楽が急に停止する不具合は起きていませんが、起きる可能性も十分にあります。
ですので、不具合が起きても「あぁ、こういう仕様なのね。」と許容範囲内だと想定しておいた方がいいです。
もちろん不具合なんて無い方がいいですが、機械である以上不具合はどうしても出てしまいます。
Nothing ear (1)はアプリがあり、ファームウェアアップデートで直る可能性もありますので大きい心で構えましょう。
AirPods Proを使っていた人は操作性に不便を必ず感じる
AirPods Proから乗り換えようとしている人限定にはなりますが、操作性の不便さを必ず感じます。
「コントールセンターやイヤホンでの再生・停止・曲送りなどAirPods Proは凄く優れたていたんだな」と実感しました。
Nothing ear (1)も慣れれば、操作性になんとも感じなくなりますが、AirPods Proの操作性はかなり便利なんだということを肝に銘じておいてください。
まとめ
では以下まとめです。
外の持ち運びは不具合は多かったので、点数は50点です。ただし不具合報告もないレビューもありましたので、必ず不具合が起きるということではないようです。
操作性・NC性能はAirPods Proしか勝たん。
音質の違いはそっちのプロでも無い限り、違いはそこまで感じないと思います。(そもそもプロならNothing ear (1)やAirPods Proを選ばないと思う)
耳へのフィット感はNothing ear (1)が若干に優位。ただし超絶フィットするわけでもないので、AZLA SednaEarfit XELASTECの装着を強くおすすめします。
デザインと値段に関しては申し分なし!このデザインと値段なら不具合も許容範囲です。
AirPods Proから乗り換えましたが、外では不向きと僕は感じたので家のみで使おうと思います!
以上、Nothing ear (1)のレビューでした。
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