EarFun Air Pro4 レビュー:1万円以下でこのイヤホンを出しちゃって良いの?価格破壊すぎませんか。
どうも、ちから(@insNote_C)です。
でましたよ…。「EarFun Air Pro 4」は、驚異的なコストパフォーマンスを誇るイヤホン。
高音質やノイズキャンセリング機能が1万円以下で手に入るとは、価格破壊してます。
通勤通学やリモートワークなど、日常生活の中で音楽や通話の質を妥協したくない方にとって、この製品はまさに理想的な選択肢となりそうですよ。
あなたの耳元で、音楽が新しい次元に進化することを期待して、このレビューに目を通してください。
メリット | デメリット |
---|---|
高音質・ノイキャン・ワイヤレス充電・外音取り込み・ゲームモードなど全部入りの1万円以下の高コスパの化け物イヤホン 装着感がかなり良い ペアリングはAirPods Pro並みに簡単 LDACとaptX adaptive(Lossless)両対応 操作性のカスタマイズが嫉妬レベルにすごい マルチポイントの切り替えが早い 装着検出機能搭載 ノイキャンレベルが3万円クラス | LDAC使用時はマルチポイント非対応だった |
プロフィール
日々、生活する上で面白そうなガジェットやインテリアに散財する者。ブログではガジェットやインテリアについて書いています。最近はシンプルなモノにハマり中。
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製品について
この記事は、メーカー様から製品をご提供いただき作成しておりますが、忖度なく誇大表現をせず、WOMJガイドラインに遵守し記事を作成しております。問題がある場合はこちらまで。
スペック比較表:EarFun Air Pro 4
項目 | EarFun Air Pro 4 | EarFun Free Pro 3 (1) | EarFun Free Pro 3 (2) | EarFun Air Pro 3 |
---|---|---|---|---|
Bluetooth | 5.4 | 5.3 | 5.3 | 5.3 |
チップ | QCC3091 | QCC3072 | QCC3072 | QCC3071 |
コーデック | SBC, AAC, LDAC, aptX, Adaptive, aptX Lossless, Snapdragon Sound, LC3 | SBC, AAC, aptX, Adaptive, Snapdragon Sound, LC3 | SBC, AAC, aptX, Adaptive, Snapdragon Sound, LC3 | SBC, AAC, aptX, Adaptive, Snapdragon Sound, LC3 |
再生時間 (※ANC ON時) | 本体7.5時間 / ケース52時間 | 本体6時間 / ケース27時間 | 本体7時間 / ケース35時間 | 本体7時間 / ケース35時間 |
充電端子 | USB Type-C, Qi(ワイヤレス充電) | USB Type-C, Qi(ワイヤレス充電) | USB Type-C, Qi(ワイヤレス充電) | USB Type-C, Qi(ワイヤレス充電) |
ノイズキャンセリング | QuietSmart 3.0, -50dB | QuietSmart 2.0, -43dB | QuietSmart 2.0, -43dB | QuietSmart 2.0, -43dB |
外音取り込み | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
防水 | IPX5 | IPX5 | IPX5 | IPX5 |
自動装着検出 | 対応 | – | – | – |
マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
低遅延モード | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Google Fast Pair | 対応 | – | – | – |
Auracast | 対応 | – | – | – |
価格 (※定価) | 9,990円 | 9,480円 | 9,480円 | 8,990円 |
EarFun Air Pro 4の進化したところ
EarFun Air Pro 4は、EarFunのラインナップの中でも、特に優れた性能と機能を備えた製品です。
以下に、その優位性を簡単にまとめ説明します。
- 最新のBluetooth 5.4
- より遅延が少なくなる。
- 高性能チップセット (QCC3091)
- EarFunの他のモデルに使用されているQCC3072やQCC3071と比べて、処理能力が向上しています。これにより、より高精度なノイズキャンセリングや音質の最適化が可能となり、特に音楽を楽しむ際の満足感が大きく向上します。
- 多彩なコーデック対応
- SBC、AACに加え、LDAC、aptX Adaptive、aptX Lossless、Snapdragon Sound、LC3といった幅広いコーデックに対応しています。この豊富なコーデック対応により、音質にこだわるユーザーにも満足していただける高音質な再生が可能。
- 長時間バッテリー
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)をオンにした状態でも本体で7.5時間、充電ケースを使用すると最大52時間という驚異的なバッテリー持続時間を実現しています。
- 強力なノイズキャンセリング (QuietSmart 3.0)
- 最大-50dBのノイズキャンセリングを実現しており、他の製品のQuietSmart 2.0と比較しても大幅に強化されています。特に、外出時や騒がしい環境での使用において、その性能は明らかに優れています。
- Google Fast Pair
- 自動装着検出やGoogle Fast Pair、Auracastといった最新の機能にも対応しています。他の製品では対応していない場合が多く、EarFun Air Pro 4ならではの利便性がはるかに上がった。
EarFun Air Pro 4レビュー
デザイン・付属品・装着感を紹介。
外観デザイン
特に際立ったデザインでもなく、見た目の派手さもありません。
でも、それが逆に良いんです。シンプルさって、実は使い続けるうちにじわじわと魅力を感じるんですよね。
表面は、マット系のブラックカラー。
蓋には大きくブランドロゴ。
蓋をあける箇所には窪みがあり、とても開けやすくなっています。
蓋を開けてみると本体のお出ましだ。
これがビックリ。ケースでは高級感がなかったのに本体は高級感がある。
タッチ操作の丸みのある窪みや、ブランドロゴが光によってキラリを光り、高級感を感じさせてくれます。
はじめに「高級感はない」といったことを謝りたい。(申し訳ございませんでした。)
また、ケース本体はマットな素材でできているので、持っていて滑らないし、角には丸みがあり、これがすごく手に馴染みます。
重さは実測値54.7gでとても軽い。
軽いのにこれだけの機能が詰まっているのは、きっと尋常ではない企業努力をしているはず。
これは音質も期待できますね。
付属品
充電器・イヤーピース・説明書とシンプル。
装着感
重さをほとんど感じないくらい軽い。
でも、だからといって頼りないわけじゃない。
むしろ、その軽さが長時間使っても疲れにくい理由で、何時間も音楽を聴いていても、圧迫感を感じさせないのが良いですね。(ノイキャン時はそれなりに圧迫感があるので、お忘れなきよう…。)
このイヤホン、耳にしっかりとハマるので、ランニングやトレーニング中でもズレる心配がないです。
僕はランニングは週に2〜3回、筋トレは週5程度しており、実際にEarFun Air Pro 4を装着して運動してみましたが、ほぼずれない。(大量の汗をかくとズレていく感覚はある)
普段から運動している人にとって、これは大きなポイント。イヤホンが動いてストレスになることなく、音楽に集中できるのは本当に嬉しい。
実際に使ってみた人たちのレビューを見ても、「軽いのに耳にしっかりフィットして、全然疲れない」「長時間の会議でも痛くならない」というレビューが多くて、みんながその装着感を絶賛しているのも納得。
イヤーピースもサイズが選べるので、自分にぴったりなものを見つけられるのも良い。
耳に入れた瞬間にくる自然なフィット感。これは、使ってみないとわからない心地良さ。
毎日使うものだからこそ、この快適さは本当にありがたく、EarFun Air Pro 4を使うことで、あなたの音楽体験がもっと楽しく、もっと快適になること間違いなし。
この装着感をぜひ、あなたも体感してみてほしい。耳に優しくフィットするこのイヤホンが、あなたの生活をより豊かにしてくれることでしょう。
実際に使用してみた感想
ペアリング:Google Fast PairがAirPods Proみたいで良い
Androidスマホでは初回の接続がケースを開くだけで出来るようになりました。
この機能はGoogle Fast Pairを使って連携されています。(iPhoneでは通常のBluetooth接続)
このスムーズさ、まるでAirPods Proを使っているかのような感覚。
ペアリングも一度行えば、次からはイヤホンを取り出すだけで、自動的にスマホと接続されるので、このシームレスさが本当に快適。
こんなに簡単に切り替えられるなんて、控えめにいって最高です。
AirPods Pro並みのペアリングの快適さを、これほどの価格で手に入れられるなんて、素直にすごい。
EarFun Air Pro 4がここまでの体験を提供してくれるとは、正直、予想以上でした。
EarFun Air Pro 4のGoogle Fast Pair機能を試してみれば、その便利さにすぐに気づきますよ。
音質:バランスの取れたサウンド
最初「この価格帯でどこまでやれるの?」と少し疑っていましたが、でも、正直に言うと、音を聴いたときにその考えが吹き飛ぶくらいに音質がいい。
普通に「これ、音いいじゃん!」って思えるクオリティ。
音のバランスが本当に絶妙で、特に、前モデルのEarFun Air Pro 3と比べても、音の解像度がさらに上がっている感じがしました。
高音域は、LDACで聴いてみると若干の雑味はあるものの、刺さるような音の強さはなく、シンセサイザーやシンバルの音が程よくクリアに再現されています。
一方、aptX Losslessで聴くと、その雑味がかなり減り、Bluetoothとは思えないほど緻密なサウンドが楽しめます。
このクオリティをワイヤレスで体験できるのは感動もの。
iPhoneでAAC接続でも試してみましたが、少し解像度が荒く感じる程度で、基本的な音のバランスは崩れませんでした。
iPhoneユーザーでも十分に満足できる音質だと思います。
ボーカルは楽器の音から少し後ろに感じられる位置にありつつも、ちゃんと存在感があり、埋もれることなく聴こえてきます。
全体的な音の傾向としては、中低域に寄り過ぎず、程よくメリハリの効いたバランスの良いサウンド。
これがクセがなく、どんな音楽ジャンルでも楽しく聴ける理由だと思います。
特に、YOASOBIやAdoといった最新のポップスなんかは、本当にノリ良く聴けて、ついついリピートしてしまうくらい楽しませてくれます。
ただし、音の分離感に関しては、1万円以上の高級ワイヤレスイヤホンと比べると、やや劣る部分もあります。
音が少し団子状に感じることもありますが、この価格帯でそこまで求めるのは酷かもしれません。
むしろ、この価格でここまでのクオリティが出せるのは、本当に「十分すぎる」って感じますね。
音楽をもっと楽しみたいなら、ぜひ一度このバランスの取れたサウンドを体験してみてください。
きっと、その良さに驚きますよ。
ノイズキャンセリング性能:最高に優秀
これは本当に凄い。
これには、思わず「おおっ!」と声が出てしまいました。
QuietSmart 3.0という新しい技術が搭載されているおかげで、最大-50dBもの騒音をカットしてくれるので、これ、価格を考えたら驚異的ですよ。
普通ならこういう性能ってもっと高価なモデルにしかないものじゃないの…。
なのに、EarFun Air Pro 4はその価格でこの機能を実現しているんですからすごい。
種類が豊富で遮音性がかなり高い。といっても電車の「ガタンゴトン」には弱いですね。
話し声、インターホンに強く綺麗にシャットアウトしてくれるので、用途に応じてノイキャンモードを設定するといいでしょう。
雑音から解放されて、音楽や音声だけに集中できる環境を提供してくれます。
このクオリティのノイズキャンセリングを、EarFun Air Pro 4という手頃な価格で体験できるのは、実に良い。
周囲の雑音に悩まされることなく、自分だけの時間に没頭できるこのイヤホン、あなたもぜひ試してほしい。
外音取り込み:自然な感じがする
びっくりするくらい自然。
音楽を聴きながらでも、人が話しかけてくる声がちゃんと聞こえます。
耳に負担を感じることもなく、自然なのでこれにも思わず「おぉ…」 と。
通りの車の音や信号の音がしっかりと耳に入ってくるので、安全面でも安心できます。
音楽を小さい音量で聴いているならば、しっかりと音楽と会話も両方聴こえる。
EarFun Air Pro 4の外音取り込み機能は、外の音をしっかり取り込みつつ、自分の空間もしっかり保てるので、外音取り込みを重視している方、これは推しですよ。
アプリ:豊富な設定が優秀すぎ
EarFun Air Pro 4のアプリ機能は、本当に「優秀すぎる」と言いたくなるくらい充実しています。
本体の操作
1回タップするだけで音量の調整ができます。
右耳をタップすれば音量が上がり、左耳をタップすれば音量が下がるというシンプルな仕組み。
この操作が片手でサッとできるので、移動中でも操作がスムーズです。
2回タップで再生・停止。
さらに、3回タップすれば曲送り。
こういった操作が直感的に行えるのは、使っていてとても気持ちが良い。
また、右耳を長押しすると音声アシスタントが起動し、「Hey Siri」や「OK Google」を呼び出す手間が省けて、よりスムーズに操作ができます。
こうした基本的な操作がすべて本体で完結できるので、スマホを取り出さなくても、イヤホンだけでほとんどの操作ができてしまいます。
EarFun Air Pro 4は、このシンプルで直感的な操作性が魅力のひとつです。
使い始めてすぐに、「これは使いやすい!」と感じられるイヤホンだと思います。
イコライザー
アプリ内では、いくつかのプリセットが用意されていて、例えば「Bass Boost」で低音を強調したり、「Treble Boost」で高音をクリアにしたり、簡単に切り替えられます。
これだけでも十分楽しめるのですが、さらに自分で細かく音域を調整することも可能。
低音域から高音域まで、細かくスライダーを動かして調整できます。
たとえば、ポップスを聴くときは中音域を少し強調してボーカルを引き立てたり、ロックを聴くときは低音をガツンと上げて迫力を出したりと、その日の気分や聴く音楽に合わせて自由自在に音を調整できます。
また、設定したイコライザーはすぐに適用されるので、リアルタイムで音の変化を楽しむことができるのもポイント。
これだけ自由にカスタマイズできると、同じ曲でも新鮮な気持ちで何度でも聴きたくなります。
イヤホンを探す
うっかりイヤホンをどこかに置き忘れてしまった時に役立つ「イヤホンを探す」機能が備わっています。
定位置を決めていてもいつの間にかなくなっているのがイヤホン。
慌てているときに「どこに置いたっけ?」がすぎにわかる機能、これは本当に助かります。
毎日の生活の中で、さりげなくサポートしてくれるこの機能もあるのが良いですね。
その他の設定できる項目
- ノイズキャンセリングモード
- バッテリー残量の確認
- マイク設定
- ゲームモードのオンオフ
- マルチポイントの設定
- 音声ガイダンスの設定
- LAB
マルチポイント:遅延は感じなかった
切り替えのスムーズさが秀逸。
1台目が再生中のときは、2台目が割り込んで再生されません。
通常、こういった切り替えの際に音声が途切れたり、遅延を感じたりすることがありますが、EarFun Air Pro 4では全くそんなことがありませんでした。
通話音質:普通。だけどノイキャンは効いている(録音あり)
音質は篭っている感じはするものの、声ははっきりと聞き取れるレベルなので、普段のミーティング程度なら十分といったところ。
大事な商談や、面接ではしっかりとしたブームマイク付きのものを選択されることをおすすめします。
まとめ:EarFun Air Pro 4
メリット | デメリット |
---|---|
高音質・ノイキャン・ワイヤレス充電・外音取り込み・ゲームモードなど全部入りの1万円以下の高コスパの化け物イヤホン 装着感がかなり良い ペアリングはAirPods Pro並みに簡単 LDACとaptX adaptive(Lossless)両対応 操作性のカスタマイズが嫉妬レベルにすごい マルチポイントの切り替えが早い 装着検出機能搭載 ノイキャンレベルが3万円クラス | LDAC使用時はマルチポイント非対応だった |
いやー、このイヤホンまじですごい。
これが1万円以下とか、競合潰しもいいところ(誉めてる)
デザインは高級って感じはしませんが、機能だけで選ぶなら、これが現時点で最高だと思っています。
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