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Edifier M60レビュー:コンパクトサイズでこんなにも音がいいなんて…最高じゃないか

タッチコントロール搭載でコンパクトながら、1インチツイーターと4インチウーファー、66Wのハイパワー出力を持つスピーカー、Edifier M60。

さすがEdifierと言わざるを得ない音の仕上がりだったので、レビューします。

メリットデメリット
コンパクトなのにパワフルでバランスも良き
Bluetooth(LDAC、SBC)・USB-C・有線(3.5mm/RCA)と接続方法が豊富
アプリで音域の操作ができる
低音と中音域に豊かさがある
初期設定時は低音が強め(アプリで解消可能)
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目次

スペック

項目仕様
ツイーター1インチ径 シルクドーム
ウーファー3インチ アルミ長ストローク振動板
出力66W RMS (ウーファー:18W×2、高音:15W×2)
ワイヤレス接続Bluetooth 5.3 & LDAC対応
アプリ対応EDIFIER ConnectX(グローバル版)
スタンドアルミ製
Hi-Res Audio有線・ワイヤレス両方に対応
接続端子USB-C、3.5mm、RCA
周波数応答58Hz – 40kHz
サイズ100×168×147mm(各スピーカー)
価格約23,980円(日本Amazon販売価格)

特徴

  • パワフルな出力
    • 1インチのシルクドームツイーターと3インチのアルミミッドバスドライバーを搭載し、66W RMSの出力を実現。 
    • Texas Instruments製の高性能クローズドループDクラスアンプで駆動され、強力で鮮明な音質を提供。
  • 高品質な音声処理
    • 高性能アナログオーディオフロントエンド(ADC)とClass-Dデジタルアンプを搭載。
    • 24-bit/96kHzのサポートにより、完璧なアナログ/デジタル変換を実現。
    • 内蔵DSPによる正確な2ウェイ・アクティブ・クロスオーバーと効果的なダイナミックレンジ管理(DRC)。
  • 多様な入力方法
    • USB-CおよびAUX入力により、コンピューターやターンテーブルなどのデバイスとの簡単接続が可能。
  • Bluetooth接続
    • Bluetooth V5.3によりLDACコーデックをサポートし、最大990 kbpsの転送速度。
    • Android 8.0以上で、24-bit/96kHzの高解像度オーディオストリーミングを提供。
  • フレンドリーな操作方法
    • 上部のタッチパネルは自動バックライト機能を備え、手が近づくと点灯し、スワイプで簡単に操作が可能。
  • スピーカースタンド付属
    • 専用のアルミスピーカースタンドが付属し、15度の傾斜によりデスクトップ反射を軽減し、音質を最適化。
  • 専用アプリ
    • EDIFIER ConneXモバイルアプリを使用して、さらなる機能のカスタマイズが可能。

レビュー実際に使ってみた感想

デザインの第一印象は「小さい」だった

片手で持てちゃう

小さいデスクの民の人でも気軽に使える小ささが魅力的。

僕は元々Edifier S2000MKIIIを使っており、そのスピーカーと比べてしまってより小さが際立つ。

左:MR60 右:MR3

設置する場所を選ばないコンパクトさで、このミニマルなデザインは、一見するとシンプルで目立たないかもしれませんが、細部にこだわった仕上がりも魅力。

正面
背面
ロゴも控えめで良い

スピーカー全体のマットブラック仕上げはギラギラ光るわけでもなく、光を当ててもマットな雰囲気で実にいい。

光に当ててもマット素材なので悪光しない

また、アルミ製のスタンドが付属しています。

これがまた良いのよ。

小型ながら、エッジの効いたモダンな外観であり、デスクやオーディオ環境とも相性がバッチリではないだろうか。

付属するスタンド
傾斜は最も耳に入ってきやすい角度
裏にはゴム足
背に当たる部分にもゴム
かなり軽いのに質感が良い

スタンドのありとなしじゃ全然違う。

左:なし 右:あり
左:なし 右:あり

また、デスクトップ上でもスペースを圧迫しないサイズ感は、機能性とスタイルのバランスが取れた優れたデザインです。

幅80cmのデスクでも余白に余裕がある
白デスクに置いてもいいね

さらに、タッチコントロールを搭載した操作パネルもシンプルながら洗練されており、使い勝手を重視した設計がなされています。

タッチコントロールボタン
操作性もいい

全体のサイズは1個につき、わずか 100×168×147mm

これまでデスクの幅が小さく、物を置くスペースがなかった人でも、手軽に導入できる小さで、かなり良いと感じ。

付属品

  • 本体
  • 電源ケーブル
  • AUXケーブル
  • RCAケーブル
  • Type-Cケーブル
  • 左右を繋ぐケーブル
  • アルミスタンド×2
  • 説明書

電源ケーブルは大きなACアダプタはないので、デスクに置くときでも配線整理をしやすのが嬉しい。

電源コード

左右を繋ぐケーブルは4ピン使用になっている。

左右を繋ぐケーブル
繋ぐのは簡単

ちなみに左右のケーブル長さは1.8mなので、大きなデスクに設置する際でも問題ないでしょう。

接続ごとの音質評価

Type-C・Bluetooth(LDACに対応)

Edifier M60は、1インチのシルクドームツイーターと3インチのアルミ長ストロークウーファーを搭載し、合計66Wのパワフルな出力を提供してくれる。

高音はクリア、低音は豊かで深みがあるため、音楽、映画、ゲームといった幅広い用途に適しています。

Bluetooth 5.3&LDACに対応している点や、ワイヤレス接続時にLDACコーデックを使用することで、ハイレゾ級の高解像度音質を楽しむことができる。

LDACは通常のSBCコーデックに比べて3倍のデータを送信できるので、音のディテールが非常に豊かで、ワイヤレスでも遅延を感じさせないパフォーマンスを発揮してくれる。

Bluetooth接続(LDAC):ハイレゾ級のワイヤレスサウンド

ー 総合評価 ー

  • 高音域
    4
  • 分離感
    4
  • 定位感
    4
  • 低音域
    4
  • 中音域
    4
音の傾向
ドライ
ウォーム
狭い
広い
硬い
柔らかい
迫力
繊細
楽器より
ボーカルより
低音より
高音より

最大990 kbpsのビットレートでオーディオデータを伝送し、従来のSBC(328 kbps)に比べて約3倍のデータ量を転送でき、Bluetooth接続でありながらハイレゾ相当の音質を実現することが可能なのだそう。

LDACを使用したBluetooth接続では、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源に対応し、ワイヤレスでありながら高解像度なサウンドを実現してくれた。

定位感と音場の広がりも魅力的で、ワイヤレスでも十分な音質を求めるリスナーには大いに満足できる一台。

低音の迫力と中音域のボーカル表現が魅力的で、音場の広がりと定位感も優れており、映画やライブ音源を向上してくれました。

一方で、低音が強調されているため、一部のリスナーにはややバランスが崩れて感じられるかもしれません。

全体として、ワイヤレスでの高音質を求める方にとって、優れた選択肢となるスピーカーです。

USB-C接続:デジタルオーディオの真髄を体感するピュアサウンド

ー 総合評価 ー

  • 高音域
    5
  • 分離感
    5
  • 定位感
    5
  • 低音域
    4
  • 中音域
    5
音の傾向
ドライ
ウォーム
狭い
広い
硬い
柔らかい
迫力
繊細
楽器より
ボーカルより
低音より
高音より

USB-C接続では、最もクリアでピュアなサウンド体験で、デジタル音源をそのままスピーカーに伝えることができるため、最も純粋でクリアな音質を届けてくれる。

この接続では、音の歪みが少なく、全帯域でバランスの取れた音を楽しめます。

ボーカルやアコースティック楽器の表現力に長けており、複雑な楽曲でも優れた分離感と定位感を発揮。

低音域も十分に満足できるレベルですが、超低音を求めるジャンルではやや物足りなさを感じることもあるかもしれません。

Edifier ConneXアプリは低音よりを解消してくれる

Edifier ConneXアプリでは、EQプリセットやカスタムサウンドプロファイルの設定、接続デバイスの入力切替などが可能。

例えば、ゲームモードや映画モードなどのプリセットモードが用意されており、簡単に音質を調整できます。

Edifierの製品は低音強い傾向にあるので、機材を導入しなくても手軽に行えるのは嬉しいポイント。

アプリのインターフェースはシンプルで直感的。

オレンジ枠を押すと…
ファームウェアやBluetoothのオンオフなど設定ができる
インテリジェント・バックライトでは点灯時間などを設定できる

メニュー構成もシンプルに整理されており、必要な機能に迅速にアクセスできる点はいいですね。

まとめ:コンパクトでパワフル。Edifier M60ならね。

メリットデメリット
コンパクトなのにパワフルでバランスも良き
Bluetooth(LDAC、SBC)・USB-C・有線(3.5mm/RCA)と接続方法が豊富
アプリで音域の操作ができる
低音と中音域に豊かさがある
初期設定時は低音が強め(アプリで解消可能)

Edifier M60は、コンパクトなデザインと高品質なサウンド、さらに手頃な価格を兼ね備えたコストパフォーマンス抜群のスピーカーでした。

BluetoothやUSB-C、有線接続など多彩な接続オプションがあり、クリアな音質で音楽や映画を楽しめて、中音域の豊かさが魅力なため、手軽に高音質を体験したい方に最適。

アプリの使い勝手もいいですし、この価格帯なのはすごく良いのでぜひ。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
頻繁に部屋の環境を変えて、それを発信しています。平均月間5万人が訪れる個人ブログ。

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