まだただ立ってるだけ?FlexiSpot BB01で“ながら体幹”という最適解

スタンディングデスクを導入したものの、立ってるだけで終わってないですか?
座りっぱなしは体に悪い。だから立つ。でも、立っているだけだと脚は疲れるし、集中力も思ったほど続かない。結局「何が正解なんだろう」とモヤっとしたまま。
そんなときにおすすめしたいのが、FlexiSpotのBB01バランスボードです。作業しながら体幹に自然な刺激を入れる、いわゆる“ながら体幹”。
この記事では、FlexiSpot BB01を実際に使って感じたスペック、使用感、そして正直なデメリットまで含めて解説します。
「スタンディングデスクを活かしきれていない」と感じている方ほど、ぜひ最後まで読んでみてください。
FlexiSpot BB01:スペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | FLEXISPOT BB01 バランスボード |
| 素材 | 天然竹(木製)+ウレタン塗装(滑らか仕上げ) |
| サイズ | 幅 約58cm × 奥行 約29cm × 高さ 約7.5cm |
| 耐荷重 | 約100kg( |
| 重量 | 約2.0〜2.3kg(レビュー計測値) |
| 付属品 | 本体/保護パッド(予備あり)/取扱説明書 |
| 保証 | 購入日から 2 年(公式説明書記載) |
| 価格 | 約6,600円(税込) |
FlexiSpot BB01レビュー:メリット
インテリアに溶け込む上質な天然竹デザイン

デスク周りに置くものって、性能以前に「見た目」がかなり重要です。毎日、何時間も視界に入るからこそ、ここが合わないと使わなくなります。
FLEXISPOT BB01は、いわゆる健康器具っぽさがまったくないところが良いですね。天然竹の質感がとてもきれいで、無駄な装飾もありません。

FLEXISPOT BB01は、そこがまったく違いました。天然竹の質感がやわらかく、色味も落ち着いています。

いかにもな運動器具感がなく、デスク周りにすっと溶け込む。
「これなら置きっぱなしでもいい」そう思えるかどうかは、続けられるかどうかに直結します。
FLEXISPOTのBB01は、体を動かす前に、まず気持ちのハードルを下げてくれる。その入口を、このデザインで丁寧に作っています。
デスクで過ごす時間が長い人ほど、この「違和感のなさ」は、想像以上に効いてきます。
“ながら運動”として続けやすい
運動したほうがいい。それは分かっているけど、続かない。この感覚、デスクワーク中心の人なら一度は経験していると思います。
僕自身ルームランナーも持っていますが、仕事中に使用していましたが設置するのが面倒で結局使用しない日も増えてきました。

そこをBB01が変えてくれます。やることは一つ。スタンディングデスクで立つときに、足元に置く。それだけ。ルームランナーみたいに1分以上かかるものを設置しなくてもOKで、設置時間は実質0秒。
これなら毎日続けることができます。
で、乗った瞬間、身体が自然とバランスを取ろうとします。左右に少し揺れるだけなのに、姿勢を保とうとして、体幹が勝手に働く。ここが続く理由です。頑張らなくていい。意識しなくていい。仕事の流れを止めません。

「今日は運動できたかどうか」ではなく、「今日も普通に仕事していたら、体を使っていた」この感覚に変わります。
FLEXISPOTのBB01は、運動を生活にねじ込むのではなく、生活の中に静かに溶かし込む。続かない人ほど、この“ながら”という距離感が、ちょうどいいはずです。
スタンディングデスクとの相性が抜群
スタンディングデスクを使い始めたとき「これは良い」と感じた人は多いと思います。
ですが同時に「立っているのに、なぜか疲れる」と感じ始めた人も少なくないはず。時間が経つにつれて足裏や腰にじわじわ負担が溜まっていく。この違和感の正体は、立ち姿勢でも動きが止まってしまうことにあります。

BB01を足元に置くと、この状況が変わります。完全に安定しない構造によって身体が自然と体重移動を始めるからです。前後に少し揺れるだけなのに、同じ姿勢を固定し続ける時間が明らかに減ります。

この違いは使ってすぐに体感できます。立ち続けているのに「ずっと立たされている感覚」が薄れる。スタンディングデスクが単なる立つ机ではなく、動きながら作業できる環境に変わります。
FLEXISPOTの昇降デスクを使っている人なら、BB01を足元に加えるだけで立ち作業の完成度が一段上がります。スタンディングデスクが続かなかった人ほど、この組み合わせの良さを実感しやすいと思います。
軽量・コンパクトで扱いやすい

デスク周りの道具は、使い心地以前に「扱いやすさ」で差が出ます。どれだけ良いものでも、出し入れが面倒だと使わなくなる。これは多くの人が経験しているはずです。
BB01は、手に取った瞬間にその不安が消えました。重量は約2kgと軽く、片手で持ち上げられます。使いたいときにさっと足元へ置けて、使わないときはデスク下に立てかけておける。この一連の動作がとにかくスムーズです。
サイズも主張しすぎません。足元を広く占領せず、スタンディングデスクの可動域を邪魔しない。仕事の流れを止めない設計になっています。

ここで大切なのは、準備や片付けに意識を使わなくていいことです。BB01は「使おう」と決める前に、もう使えている。この距離感が、結果として使用頻度を押し上げます。
FLEXISPOTのBB01は、体幹を鍛える前に習慣を支える道具です。続けやすさは性能の一部だと感じさせてくれる設計です。
FlexiSpot BB01レビュー:デメリット
表面が滑りやすいので使い方に注意
最初に伝えておきたいのは、BB01は万人にとって何も考えずに使える道具ではないということです。表面は天然竹にウレタン塗装が施されていて、見た目はとてもきれいですが、触感はややツルッとしています。

靴下のまま乗ると、人によっては足裏が滑ると感じるかもしれません。
ただし、これは欠陥というより設計上の特性です。デザイン性を優先しているからこその質感で、対処法もシンプルです。素足で使うか、滑り止め付きの靴下を選ぶだけで安定感は大きく変わります。滑り止めシートを併用するのもいいでしょう。

少しだけ注意を払うことで、足裏の感覚がはっきり伝わるようになります。結果として姿勢への意識が高まり、バランスを取る感覚もつかみやすくなる。慣れてくると、この繊細さが心地よさに変わっていきます。
FLEXISPOTのBB01は、完全に安全側へ振った道具ではありません。その分、使う側が少し向き合う余地がある。だからこそ、ただ乗るだけで終わらず、身体の感覚と自然に対話できる道具になっています。
床への設置ダメージがありそう
フローリングの上で使う道具は、それだけで気を遣います。特に賃貸や、きれいな床を保ちたい人ほど「これ、傷つかないかな」と一度は考えるはず。
BB01は底面に保護パッドが付いていますが、完全に無敵というわけではありません。体重移動を伴う道具なので、使い方や床材によってはズレやすさを感じる場面もあります。この点は事前に知っておいたほうが安心です。
底面の保護パッドは付属していますが、繰り返し使用や真ん中に重心をかけたままだと床へのダメージが気になります。

ただ、対策はとてもシンプルです。薄手のデスクマットやラグを一枚敷くだけで、床へのダメージやズレの心配はほぼ解消されます。僕自身はフロアタイルの上で使用しています。

床を守るために道具を諦めるのではなく、環境を少し整える。その発想に切り替えると、BB01はかなり扱いやすくなります。
FLEXISPOTのBB01は、床に直接置いて完結する道具ではありません。デスク環境全体の一部として考えることで、安心感と使い心地の両方を手に入れられます。
FlexiSpot BB01レビュー:まとめ

FLEXISPOT BB01は、運動を頑張る道具ではなく、仕事の質を静かに引き上げる道具です。
デザイン、続けやすさ、スタンディングデスクとの相性、そのすべてが日常に無理なく噛み合います。立ち作業に少しでも違和感を感じているなら、足元を変えるだけで環境は変わる。
次に整えるべきは机ではなく、ここです。FLEXISPOT BB01は、その一歩にちょうどいい。















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