レビュー:オフィスを変える一歩。PREDUCTS STUDIOを購入した話
快適なワークスペースを実現するためには、質の高いデスクを。
長年デスク環境にはこだわり、そして2023年12月に販売されたPREDUCTS STUDIOを購入しました。
元々こちらのブランドのMETROワイドモデルを使っていましたが、自室の縮小に伴い、インテリアの総入れ替えとデスクを新調することにしました。
この記事では、BOARD – STUDIOを購入した詳細な経緯から魅力、そして実用性を詳しく掘り下げていきます。
PREDUCTSとは?
PREDUCTSとは、現代のオフィス環境に革新をもたらすGo Andoさんが立ち上げたブランド。
彼らの製品は、シンプルで洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えており、デスクやオフィスアクセサリーにおいて高い評価を受けています。
PREDUCTSの製品は、快適さと生産性の向上を目指す方にとって理想的な選択肢。
こちらのデスクは、FlexiSpotの昇降デスクシリーズに対応した天板で、ユーザーが自分のニーズに合わせてカスタマイズできるように天板裏に4本のレールを備え、多様なモジュールを装着可能にするデスクモジュールシステムが特徴。
耐久性と実用性を重視した素材選びと、細部にわたるこだわりが魅了される逸品。
そんなPREDUCTSの製品、「BOARD – STUDIO for FlexiSpot」を購入しました。
PREDUCTS STUDIOを購入したきっかけ
冒頭でお伝えした通り、自室の縮小がデスクを変えるきっかけになったのですが、STUDIOというシリーズを購入したにはわけがあります。
変わりゆく嗜好:なぜSTUDIOを選んだのか
僕の世界は長い間、黒の魅力に彩られていました。
黒は力強さと洗練を象徴し、その深遠な美しさには、常に安心感を覚えていました。
しかし、最近、自分自身の嗜好に変化が訪れました。
黒への愛は変わらずとも、もっと柔軟な発想、もっと広い視野を持ちたいという思いが芽生えたのです。
そんな中で出会ったのが、PREDUCTSの「BOARD – STUDIO for FlexiSpot」でした。
この製品は、僕の新たな志向を反映してくれているものだと思っています。
STUDIOは、白をベースにしており、その明るく清潔感のあるデザインが、僕の心をガシッと捉え魅了させられました。
白は、無限の可能性と新しい始まりを象徴。
このSTUDIO天板は、僕の働くスペースに新たな息吹をもたらしてくれそうで、それは、白の持つ純粋さと明るさを基調としながら、新しい発想と創造性を促進するようなデザイン。
変わりゆく嗜好の中で、STUDIOは僕にとって新たな発見であり、自己表現の一形態。
白の魅力を再発見し、それを超える柔軟性と創造性を求める中で、STUDIOは僕の理想的なパートナーとなりました。
この製品を通じて、僕は自分自身の変化を受け入れ、それを楽しんでいこうと思います。
レビュー:PREDUCTS STUDIO
年末に届いたSTUDIOですが、この時期は忙しく、結局年が変わる直前で組み立てました。
かなり満足度の高い製品なため、その魅力をご紹介。
デザイン:マットホワイトが生み出す創造の空間
デザインの世界において、色は単なる視覚的要素以上のもの。
マットホワイトはその独特の魅力で、空間に静謐さと創造性をもたらしてくれます。
PREDUCTSの「BOARD – STUDIO for FlexiSpot」は、このマットホワイトを採用し、僕に新たな創造の空間を与えてくれました。
この製品のマットホワイトは、目に優しく、落ち着いた雰囲気を作り出してくれます。
天板表面は光の反射を抑えたメラミン仕上げ。
一寸の狂いもないホワイトが機材やインテリア1つ1つを際立たせてくれます。
マットホワイトが生み出す創造的な空間で、思考をクリアにし、ブログの執筆・動画作成の台本など、新しいアイデアが浮かぶような環境を作り出してくれます。
また、オーク材の側面を持つPREDUCTSの製品は、温かみと高級感の融合。
この天然木材の質感は、オフィスや家庭の空間に自然な美しさを加え、洗練された雰囲気を演出します。
静けさと創造性を活かした、優れたデザイン。
この天板は、間違いなく作業空間を美しく、かつ機能的に変える一助となってくれています。
機能面:進化を遂げているBOARDシリーズ
BOARDシリーズは一部機能の進化を遂げた製品です。
今販売されているBOARDシリーズは、どのサイズのデスクにもレールの長さが端まで伸びていて、前モデルは、140cm以下のサイズはレールが端までありませんでした。(下画像を参照)
新モデルはレールが電動昇降デスクの支柱ギリギリまであることがわかります。(すべてに適用されているのかは不明なので、気になる方はメーカーに問い合わせてみてください)
この小さな変更が、実は大きな機能的進歩を意味しています。
前モデルでは、レールの長さが限られていたため、利用可能なスペースにも制約があったため、140cmを購入することは自分の中で「無し」と決まっており、違うサイズのものを購入し使用していました。
しかし、新モデルではレールが端まで伸びているため、天板の全面を効率的に活用できるようになり、これにより多くの機材配置することができると思ったので、これを機に140cmを購入。
この進化は、PREDUCTSがユーザーの声に耳を傾け、実際の使用状況を考慮して製品を改良していることの証だと感じました。
前モデルの良さを残しつつ、より使い勝手を向上させたこの新モデルは、オフィスの作業環境をさらに快適なものに変えてくれています。
実用性:「マウント」という画期的なシステム
先述したように、PREDUCTSのBOARDシリーズは、実用性がかなり良いと感じます。
その機能をご紹介します。
機材をマウントできるモジュール
デスク下に機材をマウントモジュールは、現代のワークスペースにおける革新的なソリューション。
このモジュールは、デスク下のスペースを最大限に活用し、様々な機材を効率的に配置することを可能にし、作業エリアはすっきりと整理され、より集中して作業に取り組むことができます。
このモジュールの設計は、使い勝手と美観を両立させています。
どれもシンプルでデスク下でもシンプルさを損なわず、しっかりとマウントしてくれます。
操作性においても、このモジュールはユーザーフレンドリーで、機材のマウントにはBase Sliderを使用し、簡単な取り付けと取り外しにより、必要に応じて機材の位置を変更することができます。
Base Sliderはレールの左右または真ん中から入れることができ、出入り口にはBase Sliderは落ちないような工夫もされています。
これにより、作業環境を柔軟に調整し、効率的なワークフローを実現することが出来ます。
PREDUCTSのデスク下機材、マウントモジュールは、機能性とデザイン性を兼ね備えた、現代のオフィス環境に最適な製品。
このモジュールにより、作業スペースはより整理され、生産性の向上に貢献するでしょう。
以下では、実際に僕がマウントしているものをお見せします。
散らかりがちなケーブル
PREDUCTSデスクの下にマウントされたケーブル管理システムは、散らかりがちなケーブルがデスク下でスッキリと収納され、かつ作業スペースを散らかすことがありません。
ケーブルを収納はデスク下やモニター裏などがありますが、デスク下ではケーブルが垂れ下がったり、モニター裏ではケーブルを伸ばした時に見栄えが良くないことがあるでしょう。
PREDUCTSであれば、ケーブルが垂れ上がることもせず、見栄えも実にスマートに仕上げることができます。
ケーブルが目に見えない場所かつ使用するときでも必要分だけ伸ばすことによって、デスク周りは見た目にも美しく、集中力を高める環境が生まれます。
また、ケーブルの絡まりや損傷を防ぎ、長期的なデバイスの保護にも寄与してくれるのが良いですね。
使っているモノ
必要なときだけ出したいiPadや小物類をマウント
端までレールが渡るようになったので、PREDUCTSのPCマウントを使用することで、無印良品の収納スタンドや小物ケースをデスクに組み込むことができました。
PCマウントは、デスクトップPCや大型ガジェットをデスク下にマウントするための汎用モジュール。
このマウントを活用することで、無印良品の木製本立てや小物ケースをデスクのサイドに取り付け、作業スペースをより効率的かつ機能的に使うことができました。
上記は1つの幅が8.4cmで2つ合わせて16.8cmなので、レールを最大化することができています。
僕は無印良品の製品を2つ組み合わているので前モデルでも問題なく取り付けできていたかと思いますが、1つだけだったらレール幅が足りなかったかもしれません。
また、無印良品の収納スタンドやケースはオーク材の木製。STUDIOの側面と同じなため、相性が非常に良い。
また、木の温もりがマットホワイトの洗練された雰囲気を引き立て、作業空間に暖かみと落ち着きをもたらします。
僕は、収納スタンドにはiPad Pro12.9インチを、小物ケースにはデスク上で使う必須アイテムを収納しています。
また、地震対策としてPREDUCTSのPCマウントと無印良品の収納ケースやスタンドの間には両面テープで揺れの強度を高めています。
使っているモノ
完全移動式ポータブル電源マウント
PCマウントの活用方法は他にもあります。
それがポータブル電源のマウント。
このマウントシステムの最大の魅力は、その柔軟性で、デスク下にしっかりと固定されたポータブル電源は、場所を選ばずに電力を供給することができます。
普段デスクなんて移動させませんが、僕はインテリアの配置を変えたり、PREDUCTSデスクをいじることが多い。
そんなとき、電動昇降デスクのケーブルを直接コンセントにさしていると、移動させたいときやデスクをいじっているときにケーブルが抜けることがあります。
また僕のメインマシンはMac Studioで、コードを1箇所の電源タップに集約させ、その1本のケーブルコードがあります。
なので、コンセントに刺しているコードが抜けたたらPCの電源が落ちます。
しかし、ポータブル電源をマウントしてからそんなことは起こらないので、デスク下をいじるのも、移動させたいときに簡単にできるのでかなり便利。
これは本当にやって良かったと感じます。
「完全移動式ポータブル電源マウント」は、その高い機能性で快適で効率的なワークスタイルをサポートし、作業環境を一新してくれました。
使っているモノ
M6のネジ穴を活用できるかはアイデア次第
BOARDシリーズには合計16箇所にM6サイズの穴がありますが、ここをどうやって活用するかはアイデア次第。
ここは僕も活用できていないのですが、「これをマウントしたいな」と思うものがあれば、PREDUCTS公式ページで詳細なサイズが記載されています。
それを元に3Dプリンタでモジュールを制作しマウントすることもできます。
実際に僕のフォロワーさんであるTakumaさんが3Dプリンタで自作したものを制作、販売されています。
僕も愛用中で素晴らしい製品です。
現在僕には3Dプリンタを扱う技術を持ち合わせていないので、既製品でできることをやってみました。
BenQ ScreenBar HaloのリモコンをM6穴にマウントしています。
使用したのはSMALLRIG マジックアームとカメラ雲台で、簡単に設置できます。
マジックアームとカメラ雲台のネジはオスオス同士だったので、変換アダプターを使っています。
僕みたいな素人でも少しのアイデア次第で、さまざまなものをマウントできて面白い。
自身と一緒に進化しつづけるデスクPREDUCTSが素敵。
使っているモノ
まとめ:PREDUCTS STUDIO
自身と一緒に進化しつづけるデスクPREDUCTS。
そんな素晴らしい製品に出会えたこと、生み出してくれたPREDUCTSのチームに、深く感謝の意を表したいと思います。
ぜひこの素晴らしさを体感してほしいですね。
ではでは、今回はこの辺で…。
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