鯖江発スマート眼鏡SABERAが10月27日に一般販売。約38gのARグラスの価格・スペック・できることを整理

ガジェット・インテリア大好き ちから( @insNote_C ) です。
眼鏡の産地・福井県鯖江市から生まれたスマート眼鏡「SABERA(サベラ)」が、2026年10月27日から一般販売されます。4月にMakuakeで先行販売され、3週間足らずで応援購入総額1億円を超えたモデルで、今回ついにビックカメラやヨドバシカメラ、眼鏡店でも買えるようになります。
約38gの普通の眼鏡に近い見た目で、右目の視界に翻訳や文字起こし、通知、原稿を表示してくれるタイプです。カメラを積まない「表示特化」のスマートグラスが気になっている人に向けて、価格・発売日・スペック・できることを整理しました。
- SABERAの価格(税込92,400円)と発売スケジュール
- 約38g・右目単眼ディスプレイなどの主なスペック
- 翻訳・文字起こし・テレプロンプトなど、できること
- 購入前に知っておきたい注意点
SABERAとは?鯖江生まれのスマート眼鏡がいよいよ一般販売へ

SABERAは、ソフトウェア企業のjig.jpが開発したスマート眼鏡(ARグラス)です。名前は「鯖江(SABAE)」と「時代(ERA)」を掛け合わせたもので、フレームデザインは鯖江の老舗眼鏡メーカー・ボストンクラブが監修、レンズ内に文字を映す光学部分はCellidのプラスチックウェイブガイド技術を使っています。
スマートフォンとつないで、通知の確認やリアルタイム翻訳、ナビゲーション、原稿表示、文字起こし・AI要約、AIアシスタントを視界の中で使えるのがポイント。映画を大画面で観るXREALやVITUREのような「ディスプレイグラス」とは方向性が違って、日常や仕事の情報をさりげなく出してくれる眼鏡、というイメージが近いと思います。
SABERAの価格・発売日・販売店

価格は「SABERA スマート眼鏡セット」で税抜84,000円(税込92,400円)。2026年10月21日(水)正午から公式ECサイトなどで先行予約が始まり、10月27日(火)に一般販売、10月28日(水)以降はビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキや眼鏡販売店で順次店頭販売がスタートします。
- 先行予約:2026年10月21日(水)正午〜(発送は10月27日以降順次)
- 一般販売:2026年10月27日(火)〜
- 店頭販売:2026年10月28日(水)以降、順次
- 本体価格:税抜84,000円(税込92,400円)
- クリップオン式サングラス:税抜9,900円(税込10,890円・公式ECで別売)
度付きにしたい人向けには視力補正用レンズも用意されていて、近視・乱視・遠近両用に対応します。眼鏡店のアイジャパンのオンラインショップでは、薄型の視力補正用レンズが税込25,300円で案内されていて、SABERA本体を郵送してレンズを加工・装着してもらう流れです。普段から眼鏡をかけている人は、本体価格とは別にこのあたりも予算に入れておくと安心です。
SABERAのスペック

| 製品名 | SABERA スマート眼鏡セット(SABERA-J1-GLASSES) |
|---|---|
| 重さ | 約38g |
| ディスプレイ | Green Micro LED Waveguides(右目のみの単眼・緑単色) |
| 輝度 | 最大1,500nits |
| 解像度 | 640×480 |
| 視野角 | 30° |
| マイク/カメラ/スピーカー | マイク2個/カメラなし/スピーカーなし |
| 操作 | タッチセンサー1つ |
| センサー | 6DoF IMU |
| バッテリー | リチウムイオン 120mAh(ユーザー交換不可) |
| 稼働時間 | 通常使用で8〜12時間、最大約14時間 |
| 充電 | 充電機能付き眼鏡ケース(USB Type-C) |
| 接続 | Bluetooth Low Energy 5.3 |
| 防水 | 非防水 |
| 翻訳対応言語 | 42言語 |
| 価格 | 税込92,400円(税抜84,000円) |
| 発売日 | 2026年10月27日(先行予約は10月21日正午〜) |
| 参照元 | PR TIMES(jig.jp)/SABERA公式FAQ |
SABERAの特徴
【表示】右目にだけ緑の文字を浮かべる単眼ディスプレイ

ディスプレイは右目側だけに表示する単眼式で、色はグリーンの単色です。解像度は640×480、視野角30°、最大輝度1,500nitsというスペックで、写真や動画を楽しむというより、文字やアイコン、矢印を必要なときにだけ浮かべる使い方を想定しています。表示は装着している本人にしか見えないので、会話中や移動中でも周りに気づかれにくいのがいいところです。
【機能】翻訳・文字起こし・テレプロンプトが追加料金なしで使える

公式によると、文字起こし・議事録・AI要約、通知、AIアシスタント、原稿表示(テレプロンプト)、リアルタイム翻訳、ナビゲーションの各機能はすべて無料で使えます。スマートグラスの中には一部機能がサブスク前提の製品もあるので、ここは素直にうれしいポイントです。
- リアルタイム翻訳:42言語に対応。相手の話した内容が視界に表示される
- 文字起こし・AI要約:会話をテキスト化して記録。聴覚のサポートにも
- テレプロンプト:話すペースに合わせて原稿を自動スクロール
- 通知:LINEやメール、ビジネスチャットの通知をハンズフリーで確認
- ナビ:進む方向の矢印が視界に重なって表示される
僕が特に便利そうだと感じたのはテレプロンプトです。プレゼンや撮影で手元の原稿に目を落とさずに済むので、ブログやYouTubeで話す機会がある人にも刺さりそうです。
【かけ心地】約38gの軽さと鯖江の鼻パッド

重さは約38g。ディスプレイを積んだスマートグラスとしてはかなり軽い部類で、デザインもボストンクラブ監修の普通の眼鏡に近い見た目です。鼻パッドには鯖江の眼鏡づくりのノウハウが反映されていて、長時間かけ続けることを前提にした作りになっています。
【充電】ケースにしまうだけで充電、最大約14時間

電源ボタンの操作はなく、付属の眼鏡ケースにしまうと自動で充電される仕組みです。ケース側の充電端子はUSB Type-C。稼働時間は表示機能の使い方しだいで通常8〜12時間、表示をあまり使わなければ最大約14時間とされていて、朝から夕方までの仕事なら1日もってくれそうです。
【プライバシー】あえてカメラもスピーカーも載せない

SABERAにはカメラとスピーカーがありません。マイクは2つあり、翻訳や字幕、AIアシスタントの音声入力に使います。カメラがないぶん、オフィスやカフェで「撮られているかも」と周りに気をつかわせにくいのは、毎日かけるスマート眼鏡としては大事なポイントだと思います。
購入前に知っておきたい注意点

魅力の多いSABERAですが、仕様を見ると割り切っている部分もあります。気になりそうな点をまとめておきます。
- 表示は右目だけの緑単色。動画や写真を楽しむ用途には向かない
- 非防水なので、雨や汗の多い運動シーンでは使いにくい
- バッテリーはユーザー交換不可
- 度付きレンズは別料金で、本体を郵送して加工してもらう手間がある
- 音は出ないので、音楽や通話はイヤホンと組み合わせる前提
- 販売は日本国内向けで、海外での使用は現地の法令確認が必要
とはいえ、どれも「情報を静かに表示する眼鏡」というコンセプトから考えると納得できる割り切りです。映像を楽しみたいならXRグラス、仕事や日常の補助ならSABERAと、用途で選び分けるのがよさそうです。
SABERAはこんな人におすすめ

- 会議の議事録や要点をその場で確認したい人
- プレゼンや撮影で原稿を見ずに話したい人
- 海外旅行や多言語のやりとりが多い人
- カメラ付きスマートグラスに抵抗がある人
- 普段から眼鏡をかけていて、度付きでスマートグラスを使いたい人
逆に、大画面で映画やゲームを楽しみたい人は、XREALやVITUREのようなディスプレイグラスのほうが満足度は高いと思います。
まとめ:国産スマート眼鏡SABERAは「仕事で使う眼鏡」の有力候補

SABERAは、約38gの普通の眼鏡に近いデザインに、翻訳・文字起こし・テレプロンプト・通知・ナビを詰め込んだ鯖江発のスマート眼鏡です。価格は税込92,400円で、10月21日正午から先行予約、10月27日に一般販売、10月28日以降は家電量販店や眼鏡店の店頭にも並びます。
表示は右目だけの緑単色と割り切っていますが、そのぶん軽さと自然な見た目、カメラなしの安心感を優先した一本です。僕なら、店頭に並んだタイミングで一度かけ心地と表示の見え方を確かめてから選びたいと思います。
ではこのへんで。


















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