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ソニー新型ウォークマン NW-WM1ZM3/WM1AM3/ZX900が海外発表。価格とスペックまとめ

ソニー NW-WM1ZM3

ガジェット・インテリア大好き ちから( @insNote_C ) です。

ソニーが米国時間2026年10月15日、ハイエンドウォークマンの新モデル3機種を海外で発表しました。Signature Seriesのフラッグシップ「NW-WM1ZM3」、同じWM1シリーズの「NW-WM1AM3」、そしてWM1シリーズの部品を受け継ぐZXシリーズの「NW-ZX900」です。

3機種ともOSはAndroid 16で、独自のデジタルアンプ「S-Master HX」には新しく先読み型ノイズシェーパーを搭載。さらにPCM音源を11.2MHzのDSDに変換する「DSDリマスタリングエンジン」が、ダウンロードした曲だけでなくWi-Fiでのストリーミング再生でも使えるようになりました。

米国ではすでに予約受付が始まっていて、価格はNW-WM1ZM3が5,899.99ドル(日本円で約93万円)、NW-WM1AM3が2,999.99ドル(約47万円)、NW-ZX900が1,899.99ドル(約30万円)。日本での正式発表はまだです。円換算は執筆時点の実勢に合わせて1ドル≒158円、1ユーロ≒177円で計算しています。

  • 新型ウォークマン3機種の位置づけと違い
  • NW-WM1ZM3/NW-WM1AM3/NW-ZX900それぞれの特徴
  • 3機種共通の進化点(Android 16・先読み型ノイズシェーパー・ストリーミングでのDSDリマスタリング)
  • 米国・欧州の価格と発売時期
目次

新型ウォークマン3機種の位置づけと違い

NW-WM1ZM3とヘッドホンの使用イメージ
NW-WM1ZM3の使用イメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics プレスリリース

今回の3機種は、上から順にNW-WM1ZM3、NW-WM1AM3、NW-ZX900という並びです。WM1シリーズの2機種は画面サイズや本体サイズ、バッテリーが共通で、違いはおもにシャーシの素材や配線、ストレージ容量。NW-ZX900は5.0インチ画面のひと回りコンパクトなボディに、WM1シリーズ譲りの高音質部品を詰め込んだモデルという位置づけです。

項目NW-WM1ZM3NW-WM1AM3NW-ZX900
シリーズSignature Series(WM1)WM1シリーズZXシリーズ
シャーシ金メッキ無酸素銅(OFC)アルミ合金+金メッキOFCリアアルミ合金+金メッキOFCリア
画面5.5インチ フルHD5.5インチ フルHD5.0インチ フルHD
ストレージ256GB128GB64GB
サイズ約86×157.6×23.2mm約86×157.6×23.2mm約77.2×139.8×17.5mm
質量約670g約425g約345g
電池(MP3)最大約35時間最大約35時間最大約40時間
電池(ストリーミング)最大約31時間最大約31時間最大約35時間
OSAndroid 16Android 16Android 16
米国価格5,899.99ドル(約93万円)2,999.99ドル(約47万円)1,899.99ドル(約30万円)
参照元ソニー公式プレス/製品ページ製品ページ製品ページ

バッテリー時間はいずれもバランス接続時の公称値です。

NW-WM1ZM3:無酸素銅ボディのSignature Seriesフラッグシップ

【シャーシ】金メッキ無酸素銅のボディとキンバーケーブルを採用

NW-WM1ZM3の金メッキ無酸素銅シャーシ
NW-WM1ZM3のシャーシ|公式イメージ|画像:Sony Electronics プレスリリース

NW-WM1ZM3はウォークマンの最上位モデル。精密に削り出した金メッキの無酸素銅(OFC)シャーシが最大の特徴で、メインシャーシには純度99.99%(4N)のOFCを使い、リアシャーシもOFCです。これらをこのモデル専用の低抵抗な金メッキビスで締結し、グランドを安定させることで、力強い低音と広がりのある音場、伸びやかな高域を狙っています。

さらに据え置き型のDMP-Z1から受け継いだ太いキンバーケーブル(KIMBER KABLE)の配線を採用し、ノイズを抑えて信号の純度を保つ設計になっています。

【電源・回路】大容量コンデンサーを2基に増やして電源を強化

NW-WM1ZM3の内部基板
NW-WM1ZM3の内部基板|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

電源まわりも大きく手が入りました。前モデルでは1基だった大容量の固体高分子コンデンサーを2基に増やし、手作業ではんだ付けしたOFC配線と組み合わせて、よりクリーンで安定した電源供給を目指しています。

デジタルアンプのバランス出力を整えるL-Cフィルターには、平角線を使った大型の高純度4N銅コイルを採用。デジタル部を覆うOFCの切削ブロックは前モデルより質量が約34%増え、ノイズをさらに抑える方向で作り込まれています。

【本体】5.5インチ フルHD・256GB・約670g

テーブルに置かれたNW-WM1ZM3
NW-WM1ZM3の本体|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

画面は5.5インチのフルHDで、ストレージは256GB。サイズは約86×157.6×23.2mm、質量は約670gと、無酸素銅ボディらしいずっしりした重さです。バッテリーは128kbpsのMP3再生で最大約35時間、ストリーミングで最大約31時間とされています。

NW-WM1AM3:ZM3の中身を受け継ぐアルミボディのWM1

【シャーシ】アルミ合金+金メッキOFCリアシャーシ

NW-WM1AM3のシャーシ構成
NW-WM1AM3のシャーシ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

NW-WM1AM3は、アルミ合金のメインシャーシに金メッキを施したOFCのリアシャーシを組み合わせ、剛性と音質の両立を狙ったモデルです。NW-WM1ZM3との大きな違いはこのシャーシの素材で、ZM3のような無酸素銅ボディやキンバーケーブルは使っていません。

【回路】電源まわりの強化はNW-WM1ZM3と共通

NW-WM1AM3の内部基板
NW-WM1AM3の内部基板|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

一方で、中身の多くはNW-WM1ZM3と共通です。大容量の固体高分子コンデンサーを2基にした電源構成や手はんだのOFC配線、L-Cフィルターの4N銅コイル、質量を増したOFC切削ブロックといった強化ポイントは、プレスリリースでもWM1シリーズ2機種の共通項として紹介されています。

【本体】同じ5.5インチで128GB・約425g

NW-WM1AM3の正面
NW-WM1AM3の本体|公式イメージ|画像:Sony Electronics プレスリリース

画面は5.5インチのフルHD、サイズも約86×157.6×23.2mmとZM3と同じで、ストレージは128GB。質量は約425gで、ZM3より約245g軽くなります。バッテリーはMP3で最大約35時間、ストリーミングで最大約31時間です。

NW-ZX900:WM1シリーズの部品を受け継ぐZXシリーズ

【回路】低ノイズLDOレギュレーターと水晶発振器を上位機と共通化

NW-ZX900の内部基板と水晶発振器
NW-ZX900の内部基板|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

NW-ZX900は、フラッグシップのNW-WM1ZM3と同じ高音質部品を多く受け継いだZXシリーズの新モデルです。新しく超低ノイズのLDOレギュレーターを採用し、水晶発振器も上位モデルと同じものを使っています。

【シャーシ】アルミ合金+金メッキOFCリアシャーシ

NW-ZX900の金メッキOFCリアシャーシ
NW-ZX900のリアシャーシ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

シャーシはNW-WM1AM3と同じ考え方で、アルミ合金のメインシャーシに金メッキOFCのリアシャーシを組み合わせています。スリムなデザインにまとめつつ、剛性と音質を確保する構成です。

【本体】5.0インチ・64GB・約345gでバッテリーは3機種で最長

NW-ZX900の正面
NW-ZX900の本体|公式イメージ|画像:Sony Electronics プレスリリース

画面は5.0インチのフルHD、ストレージは64GB。サイズは約77.2×139.8×17.5mm、質量は約345gと3機種でいちばん軽く、持ち歩きやすさではいちばんです。バッテリーもMP3で最大約40時間、ストリーミングで最大約35時間と、WM1シリーズより長く持ちます。

3機種共通の進化点

【OS】Android 16と見やすくなった大画面

NW-WM1AM3のホーム画面
ウォークマンのホーム画面|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

OSは3機種ともAndroid 16。画面はなめらかでレスポンスがよく、ウォークマンのホーム画面は好みに合わせてカスタマイズできます。再生中のアルバムアートも大きく、くっきり表示されるようになりました。

【音質処理】S-Master HXに先読み型ノイズシェーパーを搭載

先読み型ノイズシェーパーの特性イメージ
先読み型ノイズシェーパーのイメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

ウォークマン向けに独自開発したデジタルアンプ「S-Master HX」は、ネイティブDSD再生とバランス・高出力に対応。新たに、量子化ノイズを事前に予測して最適な処理をかける先読み型ノイズシェーパーが加わり、速いトランジェント(音の立ち上がり)への反応がよく、よりクリアでスピード感のある再生をうたっています。

【ストリーミング】DSDリマスタリングエンジンがWi-Fi再生でも使える

アナログ・PCM・DSDの波形イメージ
DSDリマスタリングエンジンのイメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

PCM音源を11.2MHzのDSDに変換して、よりアナログに近い質感で鳴らす「DSDリマスタリングエンジン」は3機種とも搭載。今回のモデルでは、ダウンロードした曲だけでなくWi-Fiでストリーミング再生する曲にも使えるようになりました。サブスク中心で聴いている人には、いちばんうれしい変更点かもしれません。

【接続】Bluetooth 5.4とUSB Type-C(USB 3.2 Gen1)

ハイレゾ・DSD・DSEE Ultimateのロゴ
対応フォーマット・機能のロゴ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

NW-WM1AM3とNW-ZX900の仕様表では、BluetoothはVer.5.4で、送信コーデックはSBC、LDAC、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、AAC、LC3に対応。有線はステレオミニとバランス標準ジャックを備え、USB端子はUSB 3.2 Gen1準拠のType-C、microSDカードも使えます。

【環境】包装材にプラスチックを使わない

ソニーの環境計画Road to Zeroのロゴ
Road to Zeroのイメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

3機種とも、包装材にプラスチックを使っていません(コーティングや接着剤を除く。地域によって異なります)。高価なモデルだからこそ、開封時の印象も含めて丁寧に作られている印象です。

価格と発売時期

NW-WM1ZM3とヘッドホンが置かれたテーブル
NW-WM1ZM3のイメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

米国ではソニーのほか、B&HやCrutchfieldなどで予約受付が始まっています。米国のソニーストアでは、お届け予定が2027年1月12〜13日ごろと案内されています。欧州ではWM1シリーズ2機種が2026年11月に発売予定で、NW-ZX900は欧州では発表されていません。

機種米国価格欧州価格発売時期
NW-WM1ZM35,899.99ドル(約93万円)4,999ユーロ(約88万円)米国:予約受付中/欧州:2026年11月
NW-WM1AM32,999.99ドル(約47万円)2,499ユーロ(約44万円)米国:予約受付中/欧州:2026年11月
NW-ZX9001,899.99ドル(約30万円)欧州は未発表米国:予約受付中
参照元ソニー公式プレスソニーショップくんこく米国ソニーストア

日本円は1ドル≒158円、1ユーロ≒177円で換算した目安です。日本での発売や価格については、ソニーからの正式発表はまだありません。

こんな人におすすめ

ヘッドホンでNW-WM1AM3を聴く男性
NW-WM1AM3の使用イメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

3機種とも安くはないので、どこに価値を感じるかで選ぶのがよさそうです。

  • NW-WM1ZM3:無酸素銅ボディやキンバーケーブルまで含めて、ウォークマンの最高峰を手にしたい人
  • NW-WM1AM3:電源まわりなどZM3譲りの中身を、より軽いボディと現実的な価格で使いたい人
  • NW-ZX900:持ち歩きやすさとバッテリーの持ちを重視しつつ、WM1シリーズの部品の恩恵を受けたい人
  • サブスクのストリーミングでもDSDリマスタリングを使って聴きたい人

まとめ:僕ならNW-ZX900から検討する

NW-ZX900で音楽を聴く女性
NW-ZX900の使用イメージ|公式イメージ|画像:Sony Electronics 製品ページ

ソニーの新型ウォークマン3機種は、Android 16への刷新、先読み型ノイズシェーパー、ストリーミングでも使えるDSDリマスタリングエンジンと、共通の進化点がしっかりそろったアップデートになりました。

  • NW-WM1ZM3:金メッキ無酸素銅ボディ+キンバーケーブルのフラッグシップ。5,899.99ドル(約93万円)
  • NW-WM1AM3:ZM3と共通の電源強化をアルミボディで。2,999.99ドル(約47万円)
  • NW-ZX900:5.0インチ・約345g・最大約40時間。1,899.99ドル(約30万円)
  • 日本での正式発表はまだ

僕が選ぶなら、毎日持ち歩くことを考えてNW-ZX900から検討します。約345gの軽さと3機種で最長のバッテリーに、上位機と同じ水晶発振器や低ノイズLDOが入っているのは魅力です。とはいえ、無酸素銅ボディのNW-WM1ZM3がどんな音を聴かせてくれるのかも気になるところ。日本での発表を楽しみに待ちたいと思います。

ではこのへんで。

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この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
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