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Ulanzi TT88 オーバーヘッドセルフィースティックレビュー:サッと俯瞰撮影したい人は試してみて。

近年スマートフォンのカメラが高性能になり、ミラーレスや一眼のような高い機材を買わなくとも手軽に撮影できるようになりました。

それに伴い、スマホ用三脚の需要も高まってきています。そこでUlanziが画期的な製品を出しました。

その名も「Ulanzi TT88 オーバーヘッドセルフィースティック」という三脚。

スマートフォン用の自撮り棒と三脚が一体化した多機能スタンドで、手持ちのセルフィースティック、卓上ミニ三脚、床置きのフロア三脚、そしてデスク端に引っ掛けての俯瞰(トップダウン)撮影など、1台で様々な撮影スタイルに対応できるマルチ三脚。

その製品をご提供いただいたので実際に使用してみました。

目次

俯瞰撮影の設置方法は少しの慣れが必要

Ulanzi TT88最大の特徴である、デスクの縁に引っ掛けて使うマンティスモードを利用する方法ですが、少し慣れが必要です。が、数分触っていれば慣れます。

STEP
三脚を広げる
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フックを広げる
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三脚幅(1箇所を伸ばす)
STEP
デスクに設置する

上記で伸ばしたフックがデスク下にくるように設置してください

STEP
スティックを伸ばす
STEP
スマホホルダーを引き出す
STEP
スマホを設置する
STEP
撮影開始

 この設置が面倒と感じるかもしれませんが、実際に使用できるようになるまでは2分もかかっていません。普段はデスクの外観を損なわないようにしている人にとって、最適な三脚ですね。

Ulanzi TT88 オーバーヘッドセルフィースティックのメリット

俯瞰撮影器具としてをサッと設置できる

デスクに俯瞰撮影用のアームを使用している人が多いですが、デスクを占有しますし、何より使っていない時に邪魔になります。

毎日のように俯瞰撮影を行うなら問題ないと思いますが、ちょっとの時間しか使用しないのであれば、なるべくデスクはスッキリさせたいですよね。

そんな時に便利なのがUlanzi TT88です。デスクの縁にフックを引っ掛ける 「マンティスモード」 を使えば、必要なときに サッと設置して、すぐに俯瞰撮影ができて、サッと仕舞うことができます。撮影が終わったらコンパクトに折りたたんで収納できるため、デスクを圧迫することもなく、作業スペースをスッキリ保てます。

サッと設置できるのが魅力

また、従来のデスクアームは一度設置すると角度調整や高さの変更が面倒ですが、Ulanzi TT88なら 7段階の伸縮機構高さ調整もスムーズ

安定性もデスクにピタッと張り付くように固定されるのでバッチリ。スマホの重みでよりしっかりと固定されるような仕組みになっていて考えられているなーと感心しました。

「たまに俯瞰撮影をするけれど、デスク周りはスッキリさせたい」「固定アームを設置するほどではないけど、手軽に俯瞰撮影をしたい」 という方にとって、Ulanzi TT88は「必要なときだけサッと使える理想的な撮影ツール」 ですね。

スマホホルダーの利便性が高い(MagsafeがなくてもOK)

iPhoneのMagSafeに対応した強力な磁気ホルダーを備えており、対応スマホならワンタッチで着脱できます​。

磁力が強力なので、逆さにしても外れる心配がありません。

しかし、それなら普通の三脚と変わりません。Ulanzi TT88はスマホホルダーにも変形することができるので、Magsafeがついていないスマホでも設置できます。

ただし、カメラコントロールがついているiPhone16シリーズだと誤作動を起こすので、注意が必要。

小型のマイクやライトも設置可能

マグネットを使用しない場合は、小型のマイクとライトを設置することができます。

マグネット部分を開くとコールドシューを設置できる

耐荷重は500gまでなっているので、小型のみに限定されますが、設置できるとできないのでは大きな差が生まれるので俄然あった方がいいです。

伸びる動画には音質や画質が必須。そんなときにライトとマイクの両方を設置できるようにしているのはカメラに関する製品を多数販売しているUlanziだからこそできる気遣いですね。

ただし、マブネット使用時はコールドシューは使用できません。

Bluetoothリモコンで遠隔操作もできる

取り外し可能なBluetoothリモコンが付属し、遠隔から写真撮影や動画録画の操作が行えます。

スマホとのペアリングも簡単で、リモコンの反応も良好。 

離れた位置から確実にシャッターを切ることができます。自撮りや集合写真、手ブレを抑えた動画撮影に便利な機能です。

スマホでの俯瞰撮影はシャッターボタンを押すときにブレやすいので、こういったリモコンからシャッターボタンを押すのがいいですよ。

アイデア次第の設置できる場所は無限大

Ulanzi TT88は、単なるセルフィースティックや三脚にとどまらず、発想次第でさまざまな場所に設置できるのが大きな魅力。

デスクの縁に引っ掛ける「マンティスモード」だけでなく、脚の開き方や伸縮ポールの角度を調整することで、従来の三脚では設置が難しかった場所にも対応可能

試しにキャビネットの隙間に設置してみましたが、しっかりと固定されていました。

他にも、ベッドのヘッドボードや本棚に設置してハンズフリー撮影や、カウンターやキッチンで料理撮影なども工夫すれば楽に撮影ができそうです。

Ulanzi TT88 オーバーヘッドセルフィースティックのデメリット

様々なサイトでは、耐荷重は500gまで、プラスチック性なので脆い可能性がある、フック機構の習熟が必要(使いにくい)、マグネット使用時はコールドシュー非対応などが挙げられています。

しかし、僕の中ではそこまでデメリットとは感じなかったので、実際に使用していくうちに感じたデメリットを書きます。

デスク奥行きが短いと俯瞰撮影をしては面積が足りない

Ulanzi TT88は安定性を上げるために三脚の土台を長めに設置されています。実測値は22.5cm。

この長めの土台が意外とデスクを圧迫します。

僕のデスク奥行きは70cm。

Ulanzi TT88をデスクに設置すると、小型ガジェットなら難なく撮影できますが、大きいガジェットだと奥行きが足りません。

まぁスマホで撮影するものは小型ガジェットが多いので、そこまで奥行きを気にしなくてもいいですが、実際に撮影できる奥行きは50cmほどになるので、もし俯瞰撮影を検討している人は奥行きを考慮してくださいね。

通常の三脚時の安定性は低い

軽い分、揺れます。

室内なら問題ないですが、それでも歩くたびに振動が伝わり、画面が微妙に揺れます。

これは本体の主要部分にABS樹脂(グラスファイバー15%強化)素材が使われており、金属製の三脚と比べると剛性や耐久性の面でやや劣るということです。

基本的には座って話すスタイルの動画撮影に向いています。椅子のキャスターで移動する分には画面の揺れはありませんでした。

まとめ

メリットデメリット
俯瞰撮影器具としてサッと設置できる
スマホホルダーの利便性が高い
小型のマイクやライトも設置可能
Bluetoothリモコンで遠隔操作でブレを抑えれる
デスク奥行きが短いと俯瞰撮影時の面積が小さくなる
通常の三脚時の安定性が低い

Ulanzi TT88は、俯瞰撮影を手軽にしたい人、デスクをスッキリ保ちつつ撮影環境を整えたい人に最適な一本です。

マンティスモードを活用すれば、設置場所を選ばず、限られたスペースでもプロ並みの撮影が可能。

折りたためばコンパクトで、持ち運びにも便利です。「必要な時にサッと使えて、収納もラク」そんな理想の撮影ツールを探しているなら、Ulanzi TT88が間違いなく最適解です。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
頻繁に部屋の環境を変えて、それを発信しています。平均月間5万人が訪れる個人ブログ。

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