XREAL Air2 Proレビュー:ここまできたかXR業界。凄すぎる【ファーストインプレッション】
最もミニマムなデスク環境を構築しました。そう、XREAL Air2 Proでね。
メリット | デメリット |
---|---|
い画質の綺麗さ 高解像度でフルHDとは思えな 3段階の調光機能 快適な装着感 レビューで散見されていた画面酔いはしなかった 正面から見ても変ではないデザイン | 電源供給が左側のみ ベータ版のアプリ「Nebula」の精度が発展途上 |
プロフィール
日々、生活する上で面白そうなガジェットやインテリアに散財する者。ブログではガジェットやインテリアについて書いています。最近はシンプルなモノにハマり中。
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製品について
この記事は、メーカー様から製品をご提供いただき作成しておりますが、忖度なく誇大表現をせず、WOMJガイドラインに従い記事を作成しております。問題がある場合はこちらまで。
ホリエモンさんも使っていると知って、使用感がすごく気になるあなたへ送る、XREAL Air2 Pro、使用感レビュー。(ホリエモンさんがXでポストされていた投稿はこちら)
この記事の要約
「XREAL Air 2 Pro」は、軽量で、長時間の使用でも快適な装着感。解像度1920×1080の解像度なのにかなり綺麗で鮮明に観えており、他レビューで懸念されている「画面酔い」はこの記事ではしなかったとしている。音質は第2世代音響システムが搭載されており、音漏れが少ない。ただし、左側にしかケーブルが刺せないのが残念だと感じるときがあると述べています。
スペック:これまでのXREAL Air製品と比較
項目 | \今回レビューする製品/ XREAL Air 2 Pro | XREAL Air 2 | XREAL Air |
---|---|---|---|
価格 | ¥61,980 | ¥54,980 | ¥49,980 |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 |
ノーズパッド | 新型ゼロプレッシャーノーズパッド | 新型ゼロプレッシャーノーズパッド | あり |
重量 | 75g | 72g | 79g |
ディスプレイ | 0.55インチ Micro-OLED | 0.55インチ Micro-OLED | 0.68インチ Micro-OLED |
明るさ | 500 Nits | 500 Nits | 400 Nits |
視野角 | 46 | 46 | 46 |
PPD | 49 | 49 | 49 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
音響システム | 第2世代音響システム | 第2世代音響システム | 第1世代音響システム |
調光レベル | 0% / 35% / 100% | – | – |
マイク | 二つ | 二つ | 二つ |
この表は、各モデル間での主要な違いを明確に示しています。
特に、XREAL Air 2 Proにはエレクトロクロミック調光機能が追加されています。
他はAirと比べて明るさが100Nitsアップしてこと、音響レベルが上がっています。
XREAL Air2 Proレビュー
実際に数週間使用してみて感じたことを書いています。
外観デザイン:このサングラスの形が良い
外箱から中身まで写真付きでどうぞ。
開封
外箱からしてカッコ良すぎなXREAL Air2 Pro。
いざ開封。
レインボーの外箱に描かれている爬虫類(?)がカッコいい…イグアナかな。
箱をあけると、出てきた出てきたXREAL Air2 Pro。
か、カッコいい…!
もうケースからして心臓のドキドキが止まりません。
このとき、かなり気分が高揚して思わず「めっちゃいいじゃん!」と大きい声が漏れてしまった。
付属品
付属品は以下の通り。
- 説明書
- 保証書も一緒に入っているので、捨てないように気をつけましょう。
- ゼロプレッシャーノーズパッド
- 異なる形状の3種類のノーズパッドが提供され、個々のフィット感をカスタマイズできます。これにより、長時間の使用でも快適さを保つことができます。
- 視力矯正レンズフレーム
- 視力補正が必要なユーザーのために、処方箋レンズを装着するためのフレームが付属しています。これは追加費用がかかる場合がありますが、必要に応じてレンズを簡単に取り付けることが可能です。
- ライトシールド
- より暗い背景とより多くの光を遮断することで、全体的な没入感を高めるためのアクセサリー。特に明るい環境下での使用時に有効です。
- USB Type-Cケーブル
- Type-C to Type-Cケーブル。長さは125cm。XREAL Air2 Proのフレームに合うように片方の先端は少し反っています。
使用する準備
ケースをあけると本体がお出迎え。
まずはライトシェードにシールが保護シールが貼っているので剥がしていく。
続いて、反対側のフレームにも保護シールがあるので剥がします。
最後に左フレーム部分にもシールがあるので剥がします。
本体デザイン
デフォルトでは調光0%で設定されているようです。
フレームを横から見た場合。
フレームの1番太いところで1.7cm。
背面から見ると映像を映してくれるフレームがみえています。
斜めから見ると、映像を写すフレームが飛び出ているのが見える。
これが近未来か…。
もっと近くで見ると、改めてすごい構造になっているんだなと実感できます。
電源は左側フレームからしか取ることができません。
いざ装着してみましょう。
装着感:長時間でも耳が痛くならない
1日8時間、在宅ワークで使ってみた感想です。
本当に耳が痛くなりません。
特に、耳への圧迫感を軽減するために、柔らかい先端が耳の形に自然にフィット。
さらに、XREAL Air2 Proは軽量でバランスの取れた重量配分が特徴。
顔への圧力が均等に分散され、長時間の使用においても快適な装着感を提供してくれているので、ストレスなく長時間のAR体験を楽しむことが可能でした。
また、XREAL Air2 Proには交換可能なノーズパッドが付属しており、これが個々の顔の形状に合わせたカスタマイズを可能にします。
鼻への圧力が軽減され、長時間の着用でも快適さが保たれている感じがします。
加えて、フレーム開閉の柔軟性があり、動きに合わせて適度にフレームが曲がり、ストレスポイントを減少させることで全体的な装着感を向上させてくれています。
細部にまで配慮された設計により、XREAL Air2 Proは長時間の使用においても装着感に関して気になるところはありませんでした。
画質のクオリティ:フルHDとは思えない綺麗さ
写真を撮るのが難しすぎて、文章で伝えれるか心配ですが、画質も文句なしで綺麗すぎます。
調光機能100%で見たときのXREAL Air2 Proのイメージ
一部のレビューでは「MacBookと同じくらいの解像度」との声がありますが、本当にそれくらいだと感じます。(自身の視力が担保されていることが条件)
ちなみに僕の視力は0.8と中途半端に悪いですが、レンズ補正なしでもボヤけずに見ることができました。
また、直接接続時には4m先の距離で最大130インチの画面が表示される設計になっています。
もちろん、視覚的な体感は個人差がありますが、この小さなレンズ内にこんだけの巨大なスクリーンが映るのは最高ですね!
ライトシールドをすればもっと没入感がすごい(イメージ)
最先端技術によって、類を見ないクオリティ。
特に、Sony製の0.55インチMicro-OLEDディスプレイは、1920×1080の解像度を持ち、非常に鮮明でクリア。
「ほんとにフルHDの画質なの?」と疑問を持ちたくなるくらいに綺麗です。
さらに、画質の明るさは500ニットに達し、屋外や明るい環境下でも色彩の鮮やかさとコントラストが保たれるため、どんなシチュエーションでも優れた視覚体験を楽しむことができます。
120Hzの高リフレッシュレートは、動きの速いシーンでも滑らかであり、映像のひっかかりや遅延がほとんど感じられません。
これは特に、映画鑑賞や高速なゲームプレイ、プロフェッショナルなビジュアルワークにおいて重要な特性です。
ただし、接続方法によってリフレッシュレートは変わるので注意が必要です。
没入感:調光機能はあった方がいい
XREAL Air2 Proのエレクトロクロミック調光機能は、没入感を深めるために非常に重要です。
この機能により、瞬時にレンズの透明度を調整でき、周囲の光環境に合わせて最適な視覚体験を設定することが可能なのです。¥
特に、ビデオコンテンツの視聴時には、この調光機能が直接的に没入感を高める効果が全然違います。
調光機能を内側で見ると差がよくわかる
周囲の明るさに応じてレンズの透過率を変えることで、映像がより鮮明に、かつリアルに感じられます。
「調光機能はあったらいいなー」程度に思っていたのですが、間違いなくあった方がいい機能で、ただの便利なオプションではなく、AR体験全体のクオリティを根本から変える要素として、XREAL Air2 Proにおいて非常に重要な役割を果たしていますね。
完全にコンテンツに没入できるように設計されており、その効果は使用者にとって明確な違いとして体感できました。
ライトシールドについて
また、ライトシールドを付けると、より没入感を得ることができますが、これは最高すぎました。
ライトシールドをつけると目の前の視界が強制的にシャットアウトされるので、半分映画館の気分。
半分映画館と言い方にしたのは、全体が暗くなるわけではなく、サングラスフレーム部分は光を防げないので、完全に暗くなるわけではないからです。
しかし、これも調光機能と一緒で、付けてるときと付けていないときでは全然違うで、昼間にXREALでビデオコンテンツを視聴するときは付けた方がいいです。(XREAL Air2 Proなら調光機能で不要な場合有)
ライトシールドをつけても正面からではわからないものいいですね。
横からみても「なんかつけてる?」程度。
利便性:ケーブルがストレスになることも
XREAL Air2 Proのケーブル接続は、少しストレス。
原因については左側だけにしか接続できないため。
また、ベータ版のアプリ「Nebula」についても書いています。
左側だけにしか接続できない
XREAL Air2 Proでケーブルが左側にしか接続できないという設計は、右利きの人々にとって、左側にケーブルが固定されていることで、自然な動きが制限されると感じることがあります。
デスクの配置によって、ケーブルが体や他の物と接触してしまうことで、不意の引っ掛かりが発生しやすくなることもあるので、両方に接続できる方が良いと思うときはあります。
といっても、ケーブルが長いので、そこまで邪魔だと感じる人は少ないのも事実。
ケーブルレスになれば最高ですが、それはまだ先の未来かもしれませんね。
ベータ版アプリ「Nebula」は発展途上…
僕はApple製品を使っているので、正確には「Nebula for MAC」の使用感です。
仮装スクリーンにして最大3画面を行事させる没入感最高峰の機能ですが、試してみたところ、マウスがカクカクつときがありました。
これはまだベータ版なので、今後に期待したいですね。
音質:オープンイヤーイヤホンよりも良い
XREAL Air2 Proの音質は、AirPods並みに良いです。
第2世代の音響システムは、方向性のあるオーディオ技術を採用しているため、音漏れが少なく、周囲の騒音にも影響されにくいです。(音漏れについては後述)
このシステムは、明瞭でリッチなサウンドを提供し、特に映画や音楽、ビデオゲームを楽しむ際の没入感を大幅に向上させてくれました。
さらに、XREAL Air2 Proのステレオスピーカーは、耳を塞がないため周囲の環境を意識しながらも、クリアで高品質なオーディオを楽しむことができます。
僕は普段オープンイヤーイヤホンを使っているのですが、明らかにXREAL Air Proの方が音質がいい。
この手のデバイスは、画質などに注力されすぎて音質が微妙な場合が多い印象でしたが、XREAL Air2 Proは一味も二味も違う体験をさせてくれました。
しかも、テレビのように音で迷惑をかけることはない(外は除く)ので、快適に使用することができるのは最高すぎます…。(感無量)
音漏れの少なさ:半分以上の音量でも音漏れは少ない
音漏れは半分以上の音量でも、隣にいる人は「なんか鳴っている?」と静かな環境で聞いてわかる程度。
オープンイヤーイヤホンなら半分以上音量をあげると、シャカシャカ感がすごく聴こえるのに対して、これはすごいですね。
XREAL Air2 Proの音漏れに関する設計は、第2世代の音響システムですので周囲の人々にも配慮したものになっています。
この技術は方向性オーディオ技術は、音漏れを効果的に減少させ、その量を通常のオープンイヤーイヤホンの約半分まで抑えています。
これにより、公共の場所やオフィスなどでも、個人のリスニング体験が他人に大きな影響を与えることなく、安心して使用することができます。
不要な音の外部への漏れを最小限に抑えることに重点を置いているので、その結果、XREAL Air2 Proは、映画鑑賞やミーティング中のビデオコール、音楽を楽しむ際にも、周囲に配慮しながら十分なオーディオ体験ができます。
このバランスのとれた音漏れの少なさは、正直驚きでした。
XREAL Air2 Proレビューまとめ
メリット | デメリット |
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高解像度でフルHDとは思えなかった 調光機能があると便利だった 快適な装着感 レビューで散見されていた画面酔いはしなかった 正面から見ても変ではないデザイン | 電源供給が左側のみ ベータ版のアプリ「Nebula」の精度は発展途上 |
ファーストインプレッションとしては、最高のデバイスで、特にミニマルな環境が好きな僕は好んでXREAL Air2 Proを使用しています。
在宅ワークのときノートPCと接続するだけで、モニターを使っているような感覚で場所を最低限の面積且つ、自由な場所で快適に使用できるのは最高すぎませんか。
新作のXREAL Air2 Ultraは、空間コンピューティングにも対応しているので、こちらも期待が高鳴る最高のデバイスになる予感です。
次回は長期レビューとして記事を書きたいと思います。
ぜひ最高の体験をあなたの手で体感してみてください。
では、今回はこの辺で…。
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