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レビュー|tomtoc Aviator-T37とUrbanEX-T77でバッグ迷子だったのに終止符を打つ。

「日常使いには大きい、でもショルダーバッグだと小さい」そんな経験ありませんか?僕はまさにこれが長年の悩みでした。ちょっとそこまでの外出なのに大きすぎるバッグを持って肩が疲れたり、逆に荷物が多い日は1つのバッグにパンパンに詰めて物をどこに収納したかわからなくなったり。

その「ちょうどいい」を選べないまま、きっと同じ悩みを抱えている人は多いはず。

僕の場合、原因は単純でした。手持ちのバッグが「用途ごと」に分かれていなかったことです。1つのバッグで軽装の日もフル装備の日も乗り切ろうとするから、常にどちらかで我慢が発生する。これに気づいてから、思い切って「軽装用」と「がっつり装備用」を明確に分けることにしました。

それが、容量1.3Lのコンパクトなクロスボディスリング・Aviator-T37と、22L〜32Lまで展開するラップトップバックパック・UrbanEX-T77です。

そんな良いとこ取りのバッグ2製品をレビューします。

目次

tomtoc Aviator-T37とUrbanEX-T77のスペック

Aviator-T37

項目通常モデル(400Dポリエステル)X-PACモデル
製品タイプクロスボディスリングバッグクロスボディスリングバッグ
容量1.3L1.3L
サイズ(実測)約7.5インチ(高さ)×約7インチ(幅)約7.5インチ(高さ)×約7インチ(幅)
主な素材400Dポリエステル(リップストップ)X-PAC VX21ファブリック
ジッパー施錠可能なメインジッパーYKK耐水ジッパー+施錠可能なメインジッパー
収納パスポート4〜6冊、現金・コイン用メッシュポーチ、カード用ジッパーポケット、スマホ・モバイルバッテリー用ポケット同左
その他ポケット前面デュアルポケット(イヤホン・鍵用)、背面スリップポケット(搭乗券・パスポート用)同左
セキュリティ機能RFIDブロッキングポケットRFIDブロッキングポケット
カラー展開ブラック・ベージュブラック/グリーン/ブラウン
想定用途サブバック・近距離移動・軽装での外出同左

UrbanEX-T77

項目S-22L(通常)M-26L(通常)L-32L(通常)X-PAC(M-26L)
サイズ(実測)45×30.5×17cm48×31×21.5cm50×33×22.4cm48×31×21.5cm
重量約864g約1,190g約1,280g約1,100g
参考価格11,990円15,190円17,990円39,990円
PC対応16インチPC+13インチタブレット16インチPC+13インチタブレット16インチPC+13インチタブレット16インチPC+13インチタブレット
素材サステナブルなポリエステルサステナブルなポリエステルサステナブルなポリエステル正面:X-PAC/背面・ショルダーストラップ・底面:840D CORDURA
PC専用収納部✕(メイン収納内にスリーブ)○(独立PC収納部)○(独立PC収納部)○(独立PC収納部)
デュアルアクセス
TSAフレンドリー
トップポケット
撥水性撥水加工撥水加工撥水加工高い撥水性(X-PAC生地・撥水ジッパー)
盗難防止設計メイン収納・PC収納の施錠対応ジッパー同左同左同左
おすすめシーン毎日の通勤用毎日の通勤&1〜2日の出張用2〜3日の出張用日常・通勤・出張・旅行・機内持込
商品URLSサイズMサイズLサイズX-PAC

X-PACモデルを選んだ方がいい人と不要な人

X-PACモデルを選んだほうがいい人

  • 雨天や屋外での移動が多い人
    • X-PAC生地は多層構造による構造的防水性能を備えており、通常モデルの撥水加工より水の侵入に強いです。傘を差せない満員電車やバス停での立ち待ちが多いなら、この差が実際の安心感につながります。
  • バッグの 崩れを気にする人
    • 背面・底面に840D CORDURA(コーデュラ)を使っているため、通常モデルより摩耗・擦れに強く、長期間フォルムを保ちやすいです。床に直置きする機会が多い人(カフェ・電車内など)に向いています。
  • 価格より耐久年数のコストパフォーマンスを重視する人
    • 初期投資は約2.5倍(通常モデル約15,190円〜に対しX-PACは39,990円)ですが、生地の耐久性が高い分、買い替えサイクルを延ばせる可能性があります。長く同じバッグを使いたい人向けです。

選ばなくていい人

  • 通勤・通学が屋内中心で、雨に濡れる機会が少ない人
    • 通常モデルの撥水加工でも日常的な小雨程度は十分カバーできるため、X-PACの防水性能を使い切れません。
  • 初期費用を抑えたい人
    • Sサイズなら11,990円から購入でき、X-PACとの価格差は約28,000円。この差額を優先して他の予算に回したい人には通常モデルが合理的です。
  • PC専用収納部やTSAフレンドリーなどの機能面を重視する人
    • これらの機能はSサイズ通常モデルにはなく、M・Lサイズ通常モデルで既に備わっています。X-PAC特有の付加価値(生地の耐久性・防水性)を必要としないなら、M・Lの通常モデルで機能要件は満たせます。

  Aviator-T37レビュー:デザイン性

Aviator-T37は、ひと目で「トラベル向け」だとわかるコンパクトなクロスボディシルエットが特徴です。容量は1.3Lとかなり控えめですが、そのぶんボディに沿うスリムなフォルムになっていて、斜め掛けにしたときのシルエットがもたつかないのが良いところです。

ポケット構成はシンプルながら、動線がよく考えられています。

天面のクイックアクセスポケット

天面には、キークリップを内蔵したクイックアクセスポケットも備わっています。鍵をクリップにそのまま引っ掛けておけるので、バッグの底に沈んで探す手間がなく、AirPodsやコインなど細かいものを一時的に入れておく場所としても重宝します。

前面のデュアルポケットとは別に、この天面ポケットが用意されているのは地味に便利なポイントです。

前面ポケット

イヤホンや鍵など、頻繁に出し入れする小物用。歩きながらでも片手でサッと開けられる位置にあります。

背面スリップポケット

搭乗券やパスポートなど、移動中にすぐ提示したいものを入れておくためのポケット。体に密着する側にあるので、防犯面でも安心感があります。

メイン収納

現金用のメッシュポーチ、コイン・カード用のジッパーポケット、スマホやモバイルバッテリー用のスペースが分かれていて、パスポートも4〜6冊収納できる容量があります。

ロック可能なメインジッパーと、クレジットカードなどのスキミングを防ぐRFIDブロックポケットも備わっているので、旅先での防犯設計もきちんとされています。

素材は400Dの再生ナイロンを採用していて、見た目はマットで主張しすぎない仕上がり。環境配慮素材でありながら、日常使いに耐える厚み・耐久性を感じさせるつくりです。ショルダーストラップは90〜170cmと調整幅が広く、身長を選ばずフィットさせやすい設計になっています。

tomtoc Aviator-T37レビュー:メリット

1.3Lのコンパクト設計

僕がAviator-T37を選んで良かったと感じる一番の理由は、この1.3Lという容量。

案外、この容量のバックって少ないです。財布・スマホ・鍵・イヤホンといった最低限のの必需品だけを持つ日、大きなバッグを背負うと荷物が暴れてしまって中身がごちゃごちゃになるのが許せないんですよね。

1.3Lという数値は「必要最低限だけを、迷いなく収める」ための設計だと感じます。

高さ約7.5インチ×幅約7インチというサイズ感も、体に密着させて斜めがけしたときに邪魔にならず、満員電車や人混みの中でもコンパクトに収まってくれます。

財布・鍵・イヤホン・モバイルバッテリーの4点だけを定位置化しておくと、荷物を探す手間もなくなり、身軽さがそのまま行動のスピードにもつながってくると感じます。

いやぁ、この大きさ本当に良いですよ。無印のショルダーバッグは少し大きめだったんですが、こちらの方が圧倒的に小さくて良い。コンビニや子供と公園で遊ぶ日も、無印のショルダーバッグからAviator-T37に変更しましたが、めちゃくちゃ快適です。

RFIDブロッキングポケットつき

見た目には分からない機能ですが、僕はこのRFIDブロッキングポケットがあることで、電車やカフェでの移動中も余計な心配をせずに過ごせるようになりました。

クレジットカードやICカードには非接触通信用のICチップが内蔵されており、専用の読み取り機を近づけられると情報を抜き取られるリスクがゼロではないんですよね。RFIDブロッキングポケットは、電波を遮断する素材でこのポケット内を覆うことで、そうしたスキミングのリスクを構造的に下げてくれる仕組みです。

日常的に持ち歩くクレジットカードや交通系ICカードをまとめてこのポケットに入れておくだけで、意識せずとも対策が完了する状態を作れます。人混みの多い駅や観光地に出かける日ほど、この安心感の差を実感しやすいと感じました。

施錠可能なメインジッパーつき

Aviator-T37のメインジッパーには施錠機能がついていて、これが便利。

電車内で立ったまま眠くなってしまうとき、バッグの中身に触れられるリスクをゼロにはできませんが、ジッパーを施錠しておくだけで盗難防止がグッと上がります。

対応するケーブルロックの直径は3mm以下という仕様なので、市販の小型南京錠や旅行用ロックであれば問題なく装着できます(ロック本体は付属しないため別途用意が必要です)。

カフェでの作業中や新幹線での移動中など、荷物から目を離す時間が発生しやすいシーンであらかじめ施錠しておく習慣をつけておくと、安心感を持って席を立てるようになると感じます。

X-PACモデルは雨の日も生地の防水性能がある

Aviator-T37は通常モデルの400Dポリエステルでも撥水性を備えていて、軽い水しぶき程度なら日常使いで十分弾いてくれます。

一方でX-PACモデルは、正面にX-PAC VX21ファブリック、ジッパーにYKKの耐水仕様を採用していて、この生地自体が特殊な多層構造になっているぶん、通常モデルの撥水加工よりも一段階高いレベルの構造的な防水性能を備えているのが特徴です。

傘を差せない満員電車やバス停での立ち待ちが多い人ほど、この差を実感しやすいと感じます。

ただし、長時間の激しい豪雨など極端な環境下では縫い目から水が滲む可能性があるため、完全防水ではなく「高い撥水性」として捉えておくのが正解です。

小雨程度が予想される日は通常モデルでも問題なく、本降りが予想される日や長時間屋外にいる予定がある日にX-PACモデルを検討すると、生地の性能を無駄なく活かせるかなと感じます。

また、X-PACモデルは通常ポリエステルモデルよりも価格が高くなるため、防水の必要性を考慮して購入検討しましょう。

tomtoc Aviator-T37レビュー:デメリット

ガジェット中心の外出には不向き

正直なところ、Aviator-T37を使っていて一番はっきり感じる制約がこれなんですよね。実寸は約7.68インチ×5.71インチ×2.76インチとかなりコンパクトで、iPad miniですら収納不可のため、タブレットを日常的に持ち歩く人には、そもそも選択肢に入らないサイズ感です。

容量が1.3Lというコンパクト設計は身軽さの最大の魅力である一方、大きめのガジェットは入りません。財布・スマホ・鍵・イヤホンといった必需品を入れるとそれだけで主要なスペースが埋まってしまう、必要最低限を収納するスペースになります。

ただ、このサイズの制約こそが「ミニマル」を選別するのに相応しい。

ガジェットを入れる前提を最初から手放しているからこそ、重さは約230gという軽さと1.3Lのコンパクトな容量が実現できていて、財布・スマホ・鍵・イヤホンといった必需品だけをきれいに収める設計だから、荷物が中で暴れることもなく、斜めがけしていても肩や首への負担をほとんど感じません。

PC・タブレットを持ち歩く日は最初からUrbanEX-T77のようなPC対応の鞄に切り替え、必需品だけの近距離移動の日はAviator-T37を選ぶと判断すると、「入らない不便さ」を感じる場面自体をなくします。

このミニマルな軽さのメリットだけを日常に取り入れられるため、普段の行動範囲で必然的に何が必要で何が不要なのかがはっきりするので、この小ささは自分の荷物を見つめ直す機会もあり、優秀だと感じました。

tomtoc UrbanEX-T77レビュー:デザイン性

UrbanEX-T77は、ビジネスバッグとしての落ち着いた佇まいの中に、通勤や出張で「困らない」ための機能がぎっしり詰め込まれたモデルです。

ブランディングも控えめで、正面下部に小さくtomtocのロゴが入るだけのミニマルな見た目なので、スーツにもカジュアルな服装にも合わせやすい印象です。

収納構造は、大きく分けてメイン収納部とPC専用収納部が独立しているのが最大の特徴です。180°までフルオープンできるクラムシェル構造になっていて、メイン収納部には衣類や書類、パスポートなど、旅行や出張でかさばりがちなアイテムをまとめて放り込めます。PC専用スリーブは16インチノートPCと13インチタブレットをそれぞれ別スリーブに分けて収納でき、衝撃吸収・傷防止のライニングで保護されているので、メイン収納部に他の荷物を詰め込んでもPC本体に圧がかかりにくい設計です。

この開閉方式のおかげで、空港の保安検査でもPC収納部だけを開いて見せれば済み、荷物を全部ひっくり返さずに済むのもありがたいポイントです。

小物用の収納も細かく分かれています。前面には2つのポケットが並んでいて、ケーブルや財布など日常的に使う小物をサッと出し入れできる位置にあります。

下のポケットにはフックもついており、ここに鍵などを引っ掛けることで、紛失・盗難防止に役立ちます。

上のポケットには小物を収納できるポケットが2つあり、仕事用のパックとなると小物を持ち運ぶことが多くなるので、こういう仕切りがあるのは嬉しいポイント。

天面にもポケットが1つあり、鍵やイヤホンなど、歩きながらでもワンタッチで取り出したいものを入れておくのに向いています。

サイドにはポケットも備わっていて、ドリンクボトルのような細長いアイテムを立てて収納できるのも実用的です。さらにメイン収納部の内側にも複数のポケットが仕切られているので、開いた瞬間に何がどこにあるか一目で把握できるのも地味に効いてきます。

背面はEVA素材のパッドとメッシュで覆われていて、ショルダーストラップにも同様のクッションが入っています。スターナムストラップ(胸ベルト)も備わっているので、荷物を詰め込んで重くなったときでも肩への負担が分散されやすい設計です。

持ち手も縦・横の2箇所に備わっています。天面には縦向きに引っ張れるハンドル、側面には横向きに持てるハンドルがそれぞれ独立して付いていて、シーンに応じて持ち方を切り替えられるのが便利です。

電車の網棚に乗せるときは天面ハンドルでひょいと持ち上げられますし、面接や商談など「リュックを背負ったまま入室するのは避けたい」場面では、側面ハンドルを持てば普通のビジネスバッグのように手提げ感覚で運べます。背負う・手で提げるの両方に対応できるので、TPOを選ばず使える懐の深さがあります。

素材は400D撥水ポリエステルで、底面には840Dの補強生地が使われているため、雨の日に地面へ置いてもある程度安心感があります。ただしこれは撥水であって完全防水ではないので、その点は運用でカバーする必要があります。

tomtoc UrbanEX-T77レビュー:メリット

16インチPC+13インチタブレットを別スリーブで保護できる

僕がUrbanEX-T77を使っていて一番助かっているのが、この収納設計。

M・Lサイズには独立したPC収納部があり、16インチノートPCと13インチタブレットをそれぞれ別のスリーブに分けて収められます。

1つの収納にまとめて突っ込むタイプの鞄だと、PCとタブレットが擦れ合って傷がつかないか気になってしまいますが、物理的に区切られているだけでその不安がなくなります。

クッション入りの起毛素材スリーブなので、満員電車で人にぶつかったときの衝撃も直接伝わりにくいと感じます。

近年、ノートPCとモバイルモニターを組み合わせてデュアルディスプレイを構築している人がいると思うのですが、モバイルモニターは繊細で画面が割れやすいので、こういった収納がきっちりと分かれているのは安心できます。

180度開くクラムシェル構造で、荷物の出し入れがスムーズにできる

UrbanEX-T77はクラムシェル構造で180度フルオープンするので、鞄の中身が一望できます。

空港のセキュリティチェックで急いでいるときも、PCだけをさっと取り出せると思ったので日常使い以外でもこういったギミックがあるのはいいですね。

一般的な巾着型やトップオープン型の鞄だと、下のほうに入れた荷物を取るために上の荷物を一度どかす必要がありますが、クラムシェル構造ならその手間がありません。

高反発EVA+クールメッシュ+チェストストラップで、長時間の背負い心地が楽になる

背負い心地は、鞄選びで見落とされがちですが実は一番重量ポイントだと僕は思っています。

UrbanEX-T77は背面パネルに高反発EVAとクールメッシュを採用していて、長時間の移動でも蒸れやすさや圧迫感を感じにくい設計になっています。安物のバックを背負うと、片道の通勤1時間ほどでだるくなってくるのですが、こちらはそうは感じません。

チェストストラップも備わっているので、荷物が多い日でも肩ベルトのズレを抑えられます。単純にバッグ自体が軽いだけでなく、実際に背負ったときに軽く感じられるよう設計されている点がポイントで、重量約1,190g(Mサイズ)という数値以上に体感が軽く感じられるのはこの構造のおかげだと感じます。

チェストストラップを胸の中央よりやや上の位置で締めると、重心が安定して長時間歩いても肩への負担が分散されやすくなります。下の画像2枚は実際にチェストストラップを動かした時の最大と最小位置。

最大位置
最小位置

メイン収納・PC収納の両方に施錠対応ジッパーがあり、盗難防止設計が徹底されている

UrbanEX-T77は、メイン収納とPC収納の両方に施錠対応ジッパーを採用しています。

片方だけ施錠できる鞄は多いですが、両方に対応しているとなると、出張や旅行で目を離す時間が発生しやすいシーンでも安心感がぐっと変わってきます。

カフェでの作業中に少し席を外すときや、新幹線での移動中に眠くなってしまうときも、両方のジッパーを施錠しておけば、盗難防止対策を一段上げることができます。

PCやタブレットなど高価なものはPC収納側に、財布や貴重品はメイン収納側にときちんと分けて入れておき、離席する際は両方のジッパーを施錠する習慣をつけておくと、荷物全体の安心感を底上げできると感じます。

キャリーオン規格に対応したサイズで、出張・旅行の機内持込にも使える

UrbanEX-T77はキャリーオン規格を満たすサイズ設計になっているので、出張や旅行の機内持込用としても使えるのが良い点。

普段使いのビジネスリュックと出張用の鞄を分けて持つと、荷造りのたびに荷物を移し替える手間が発生しますが、この1つで両方をカバーできるのは実用面で大きいと感じます。

用途としても日常・通勤・通学・出張・旅行・機内持込と幅広く想定されているので、1つの鞄で生活のさまざまなシーンをまかなえる設計です。

普段からPC・充電器・モバイルバッテリーなど出張時にも必要なアイテムを定位置化しておくと、出張前日にあわてて荷造りをする必要がなくなり、いつもの延長で旅行・出張の準備ができるようになります。

S・M・Lの3サイズ展開で、荷物量に合わせてぴったりのサイズを選べる

UrbanEX-T77はS(22L)・M(26L)・L(32L)の3サイズ展開になっていて、それぞれ「毎日の通勤用」「毎日の通勤&1〜2日の出張用」「2〜3日の出張用」という想定シーンが分かれています。

1つのサイズだけで全用途をカバーしようとすると、荷物が少ない日は鞄の中でスペースが余ってしまったり、逆に出張の日は容量不足で詰め込みすぎたりしがちですが、サイズが分かれていることでそのミスマッチを避けやすくなります。

選び方は普段の通勤・通学がメインならSかMサイズ、出張や旅行の頻度が高いならLサイズを軸に検討し、日常使いと出張用途のどちらを優先したいかを最初に決めておくと、サイズ選びで迷う時間を減らせます。

ちなみに僕は日常使いをメインにしたかったので、M(26L)にしています。

tomtoc UrbanEX-T77レビュー:デメリット

最小のSサイズには独立PC収納部・TSAフレンドリー機能・トップポケットがない

独立ポケット
TSAフレンドリー機能
トップポケット

UrbanEX-T77を検討するときに見落としやすいのが、このサイズによる機能差なんですよね。

僕がM(26L)を選択した理由にSサイズ(22L)にもPC専用スリーブ自体はあるのですが、これはメイン収納部に内蔵された形で、トップの簡易ジッパーからアクセスする構造になっています。

Mサイズ(26L)以上のように、PC収納部だけを独立して180°展開できる構造ではありません。そのため出先でモバイルモニターも含めたデュアル環境を作ろうとすると、Sサイズでは収納の独立性が低く、モバイルモニター用に別途スリーブケースを持ち歩く必要が出てくるのが面倒だと感じ、Mサイズを選びました。

またTSAフレンドリー設計やトップポケットもM・Lサイズには備わっていますが、Sサイズには搭載されていません。「一番コンパクトだから」という理由だけでSサイズを選んでしまうと、こうした機能面で物足りなさを感じる可能性があります。

PCを日常的に持ち歩く人や空港のセキュリティチェックをスムーズに済ませたい人は、最初からMサイズ以上を選択肢に入れておくと、購入後の「思っていた機能がなかった」というミスマッチを避けられます。

サイズによって重量差があり、Lサイズは約1,280gとやや重めになる

UrbanEX-T77は容量が大きくなるほど重量も増えていく設計で、Sサイズが約864gなのに対し、Mサイズは約1,190g、Lサイズは約1,280gと、SとLでは400g以上の差があります。

空の状態でこの差があるということは、荷物を入れた実際の総重量ではさらに差が開くことになります。出張用に大容量のLサイズを選んだものの、日常的に背負うには重さがネックになるというケースも起こりえます。

購入前に自分がよく持ち歩く荷物(PC・充電器・書類など)を実際に量ってみて、必要な容量と背負える重量のバランスを確認しておくと、サイズ選びで後悔しにくくなります。

荷物が少ない日が多いなら、あえてワンサイズ小さめを選ぶのも一つの手だと思いました。

撥水加工はあるが完全防水ではなく、豪雨時の浸水リスクはゼロではない

UrbanEX-T77は撥水加工が施されていますが、これはあくまで軽い水しぶきや小雨を弾く程度の性能で、完全防水ではありません。

長時間の激しい豪雨のような極端な環境下では、縫い目から水が浸入する可能性がゼロとは言い切れません。

PCやタブレットという水濡れに弱いものを持ち運ぶ鞄だからこそ、この点は事前に理解しておいたほうがいいと感じます。

天気予報で本降りの雨が予想される日は、PC本体を専用のスリーブケースなどでもう一段保護してから鞄に入れておくと、万が一の浸水があってもガジェット本体への影響を最小限に抑えられます。

tomtoc Aviator-T37とUrbanEX-T77レビュー:まとめ

Aviator-T37は容量1.3L・重さ約230gという、身につけていることを忘れるくらいミニマルな設計。

一方のUrbanEX-T77は22L〜32Lの容量で、PCや出張の荷物まで受け止められる通勤・日常向けの設計です。

この差がはっきりしているからこそ「今日は近所か、PCを持つ日か」という1つの判断基準だけで、自然とどちらを持つか決まっていくのが思考を最小限に抑えることができて満足です。

「軽装の日」と「荷物が多い日」、その両方をそれぞれ専用の鞄でカバーできる。この安心感こそが、僕がバッグ選びに悩まなくなった一番の理由だと感じます。

では、このへんで。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
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