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Mistel BAROCCO MD770レビュー!ErgoDox EZと比較

ちから

ちから(@insNote_C)です。

ErgoDox EZを購入してから他の分離型キーボードと比較してみたくなり、Mistel BAROCCO MD770 RGB BT を購入しました。

ErgoDox EZとMistel BAROCCO MD770を比較している人は多いのではないでしょうか?

僕も分離型キーボードを購入したいと思ったとき、Mistel BAROCCO MD770 RGB BTをすごくな悩みました。

もし、購入したいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

Mistel BAROCCO MD770 RGB BTのスペック

基本スペック

スクロールできます
ブランドMistel(ミステル)
商品名BAROCCO(バロッコ)MD770 RGB BT 英語US配列
型番(JAN)Cherry MX RGB茶軸  :MD770-BUSPDBBB1(4710623444551)
Cherry MX RGB青軸  :MD770-CUSPDBBB1(4710623444568)
Cherry MX RGB赤軸  :MD770-RUSPDBBB1(4710623444575)
Cherry MX RGB静音赤軸:MD770-PUSPDBBB1(4710623444582)
Cherry MX RGBスピードシルバー軸:MD770-SUSPDBBB1(4710623444797)
※MD770 RGB BTは、一部オンラインショップ限定販売となります。
 
CHERRY MXスイッチについてはコチラ
キー配列 / キー数英語US配列 / 85キー
キーキャップ種別PBT2色成形
バックライト機能有り・RGB
注意:
①キーキャップはバックライトを透過しません
②RGBバックライトを点灯させて、BTモード使用した場合、バッテリー駆動時間は最大でも30分程度です。
RGBバックライトは、USB有線モードでの使用を推奨いたします。
キーキャップ色外観色:ブラック / 文字色:白(※斜面印字はありません)
キースイッチCherry MX RGBスイッチ
マクロ機能
キーロールオーバーUSB接続:Nキーロールオーバー / 無線接続:6キーロールオーバー
接続方式無線:Bluetooth Ver.3.0 / 有線:USB2.0
対応プロファイルHID
通信方式GFSK
電波周波数2.4GHz
最長動作可能距離10m(無線接続時・遮蔽物/磁性体なきこと)
USBコネクタタイプUSB-C
定格電圧USB:5V/BT3.0:2.4-3.6V
電源内蔵リチウムポリマー蓄電池(580mAh・Bluetooth接続時)、USBバスパワー(USB接続時)
連続使用可能時間最大15時間程度
バッテリー充電時間2.5時間程度
メディアキー
オンボードメモリー
本体サイズW320 x D140 x H28〜34.5mm(左右ユニット合体時)
重量約860g(左右ユニット合体時)
対応OSWindows10 / macOS(※2)
付属品・キーボード本体 … 1台、・USBケーブル (USB-A ⇔ USB-C/ ケーブル長:約1.8m)… 1本、・USBケーブル (USB-C ⇔ USB-C/ 左右ユニット連結用)… 1本、・Mistelキープラー(キーキャップ引き抜き工具)… 1本、・ユーザーマニュアル 兼 保証書 … 1部、・ギフトキーキャップセット … 1パック
保証期間ご購入日より1年(保証書必要)
メーカーページBAROCCO MD770 RGB BT
価格オープンプライス
ARCHISAITEより引用

Mistel BAROCCO MD770 RGB BTはUS配列のみの販売となっています。

JIS配列の販売を待ちわびている人も多いかもしれませんが、現状それを販売する予定はないのだそう。

ちなみにBluetooth非搭載のモデルにはJIS配列があります。

後述しますが、Bluetoothが特に必要と感じていません。

ですので、どうしてもJIS がいいと思っている人は 有線接続の機種を 買う方が良いでしょう。

Mistel BAROCCO MD770 RGB BTレビュー

では、次に実際に使ってみたメリット、デメリットをお伝えしようと思います。

まずは僕が感じたメリット・ デメリットを一覧にしてみました。

メリットデメリット
Bluetooth接続が良好

嬉しいType-C充電
Mac環境でも問題なく使える

キーキャップの交換ができる
角度調整が微妙
Bluetooth接続した場合の駆動時間が短い

パームレストは別途購入が必要

左右を繋ぐケーブルが分厚い

それぞれ深堀りしていきます。

メリット

まずはメリット一覧から、ご説明していきます。

1番のメリットは、やはりBLUETOOTH接続があるのが嬉しい。

また万能型のTyoe-C充電器を 採用しているのも ポイントが高い。

Bluetooth接続が良好

何といってもBluetooth接続があるのはうれしい。

日本国内で販売されているBLUETOOTH接続の分離型キーボードは、Mistel BAROCCO MD770 RGB BTだけ。

ケーブルが嫌いな人にとっては、かなり嬉しい機能。

僕もテーブルが嫌いなので、この製品を購入した。

ちから

US配列を 使っている人は、迷わず購入してもいいと思います。

嬉しいType-C充電

この製品は、 Tyoe-Cを採用しています。

ここもポイントが高いところです。

全てのケーブルがTyoe-Cポートを 採用しており、かなり便利になっています。

Mac環境でも問題なく使える

僕のデスク環境は、MacBookを使用していますが、Mistel BAROCCO MD770 RGB BTはMac環境を問題なく使えます。

もちろんMacの配列のマクロプログラムすることができます。

この設定を簡単でボタンの切り替えで設定することができます。

キーキャップの交換ができる

MX Cherryスイッチを使っているので、容易にキースイッチを交換することができます。

メカニカルを使うのであれば、 自分好みのカスタマイズにしたいですよね。

僕はAliExpressで購入したキースイッチを使っています。

デメリット

次にデメリットをご説明します。

他のレビュアーさんを見てると、以下のようなデメリットが書かれていました。

  • 角度調整のネジが合わない
  • Bluetooth接続時の駆動時間が短い

上記の2点が、主に挙げられていました。

では僕が個人的に思ったデメリットをお伝えします。

角度調整が微妙

Mistel BAROCCO MD770 RGB BTには 角度調整が出来るように小さなゴム足がついています。

しかし、このゴム足はネジで 止めるようになっているのですが、これが全く役に立たない。

写真を見てもらえばわかるように、ネジを止めようとしても本体のネジ穴と合わないので止めることが不可能に近い。

また無理矢理にゴム足をつけたとしても微妙な角度ですので、あってもなくても同じように感じました。

Bluetooth接続した場合の駆動時間が短い

bluetoothを使用している場合、連続使用可能時間は最大でも15時間程度です。

1日も持たないバッテリー駆動時間ですので、Bluetoothに接続していたとしても途中で充電する必要性があるかもしれない。

ちから

これは正直なところBluetooth接続にする必要性があるのか?と思いました。

また、この製品にはRGBが付いているのですが、それを使用した場合はなんと最大駆動時間が30分程度しかないのです。

RGBバックライトを点灯させて、BTモード使用した場合、

バッテリー駆動時間は最大でも30分程度です。

RGBバックライトは、USB有線モードでの使用を推奨いたします。

アーキサイトより引用

RGBモードを 使わなくても、15時間程度しか持たないですし、 RGBモードでは最大駆動時間が30分程度だったら、むしろ有線ケーブルをずっと使っている方が良い気もしてきます。

パームレストは別途購入が必要

後述させていただくのですが、ErgoDox EZには パームレストが付属してくるのですが、こちらの製品にはパームレストは付いてきません。

分離型キーボードで元々種類も 少ないのにパームレストも付属してこなとなると、 探すのが一苦労です。

ちなみに僕は初めは以下のものを購入しました。

このようにパームスレトを別途 購入しないといけないのは、 本当に手間がかかりますしめんどくさいと思います。


左右を繋ぐケーブルが分厚い

同梱されている左右を繋ぐケーブル

上画像の通り、左右を繋ぐケーブルが結構分厚い。

これにより見栄えが、悪く感じてしまいます。(個人的な感想)

幸いTyoe-Cケーブルのものですので、Amazonで適当なケーブルを購入し、それに差し替えています。

Amazonで購入したTyoe-Cケーブルに変えて少しでもスッキリさせた。

使っているものはこれ。↓

Mistel BAROCCO MD770とErgoDox EZを比較

ではここからは、同じ分離型キーボードのErgoDox EZと 比較していきたいと思います。

ErgoDox EZのレビューに ついては、下記の記事をご覧になってください。

では早速比較していきたいと思います。

見た目:ErgoDox EZの方がでかい

ErgoDox EZはフルサイズと同じ大きさがある。

まずは 見た目を比較してみました。

ErgoDox EZは フルサイズキーボードと同じ位の大きさがありますが、Mistel BAROCCO MD770 RGB BTは 75%のキーボードになりますので、こちらの方が大きさは小さいです。

カッコいいのはErgoDox EZですが、少しでも「デスクを小スペースにしたい。」と感じている人はMistel BAROCCO MD770を選びましょう。

設定環境:Mistel BAROCCO MD770が比較的簡単

続いて設定環境についてですが、Mistel BAROCCO MD770が設定は簡単です。

ErgoDox EZはキーマップから設定する必要があるのですが、Mistel BAROCCO MD770はキーマップはそのままでWindowsかMac環境かの設定で基本設定は終了します。

わざわざキーマップの設定は結構な労力が必要。

それに比べて、Mistel BAROCCO MD770の設定はだいぶ楽です。

ちから

面倒な設定が嫌いな人は迷わずMistel BAROCCO MD770を選ぼう。

使用感:慣れもあるので一概には言えない

使用感については「どっちが打ちやすいか。」というのは野蛮だと思っています。

慣れが重要であり、「こいつを手慣ずけてやるぜ。」なんて思っていればどっちも使いやすいし、どっちも使いにくい。

しかし、機能面で言えばErgoDox EZはキーマップが全然違いますが、キーマップさえ覚えることができれば、タイピングはかなりしやすい。

独特の形状が手に物凄くフィットするのを感じることができます。

対してMistel BAROCCO MD770はキーマップが標準の配列と変わらないものの、分離型というだけで打ちにくい。

更に75%キーボードになるので、エンターの横にあるキーをかなりの頻度でタイプミスをしてしまう。

キーマップを覚える必要性がないが、上記の点が結構ストレスが溜まってしまう。

これは僕のタイピングの癖もあるかもしれませんね。

ちから

ErgoDox EZはキーマップを覚えるのに苦戦する。
ただ覚えてしまえば、打ちやすいのは間違いなくErgoDox EZ。

僕の見解

個人的に選ぶ基準は以下の通り。

ErgoDox EZがおすすめな人Mistel BAROCCO MD770 RGB BTがおすすめな人
時間をかけても打ちやすさを追求したい

他のキーボードを触ることはほぼない
タイピングに癖があるのがわかっている

設定に時間をかけてもいい人
慣れた配列を使っていたい
他のキーボードを触ることがある
分離型に興味があるので使ってみたい

有線接続に抵抗がある

早い話をすると「時間をかけてもいいのか。かけたくないのか。」ということです。

間違っても「ただカッコいいからErgoDox EZを使ってみたい!」なんて思わったらダメ。後悔することになります。

ちから

ErgoDox EZは英語圏での販売で基本的に返品できないから、「本当に自分に必要なのか?」と100回は問いただしてほしい。

逆に「時間はたっぷりあるし、他のキーボードなんて使わねえ!打ちやすさを追い求めていく!」という方にはErgoDox EZ を強くおすすめしたい。

エルゴドックスを商品名に入れている通りの打ちやすさを求めた最高のキーボードと言えるでしょう。

まとめ

では最後にまとめです。

今回お話しさせていただいた内容を下記にまとめます。

Mistel BAROCCO MD770 RGB BTのメリットとデメリット一覧。

メリットデメリット
Bluetooth接続が良好

Type-Cの充電器がやっぱり便利
Mac環境でも問題なく使える

キーキャップの交換で自己満使用にできる
角度調整が微妙
Bluetooth接続した場合の駆動時間が短い

パームレストは別途購入が必要

左右を繋ぐケーブルが分厚い

ErgoDox EZとの比較。

ErgoDox EZとの比較
見た目:ErgoDox EZの方がでかい
設定環境:Mistel BAROCCO MD770が比較的簡単
使用感:慣れも問題もあるが打ちやすさはErgoDox EZ

僕の見解。

ErgoDox EZがおすすめな人Mistel BAROCCO MD770 RGB BTがおすすめな人
時間をかけても打ちやすさを追求したい

他のキーボードを触ることはほぼない
タイピングに癖があるのがわかっている

設定に時間をかけてもいい
慣れた配列を使っていたい
他のキーボードを触ることがある
分離型に興味があるので使ってみたい

有線接続に抵抗がある

本記事を執筆時点では、僕はMistel BAROCCO MD770 RGB BTを使っています。

理由は他にキーボードを触る機会が多くなったため。

現在エンジニアとして活動している僕ですが、色々な企業に出向くときが圧倒的に多くなりました。

その際に企業様が所有しているキーボードを使うことがあります。そうなってくるとErgoDox EZでキーマップを完全に覚えたとしても他のキーボードで打てなくなってしまう。

更にMacとWindowsと企業によってバラバラ。

MacとWindowsでもキーマップが少し違ってきて混乱するときがあるのに、両方のキーボードを使いこなす自信がない・・・。

ErgoDox EZはかなり打ちやすかったため、本当に惜しいことをしましたが現在は物置に安置しています。

人それぞれ色々な生活パターンがあるので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。

以上、参考になればと思います。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
頻繁に部屋の環境を変えて、それを発信しています。平均月間5万人が訪れる個人ブログ。

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