Narwal Freo X Plusレビュー:世界初のゴミ圧縮技術搭載したロボット掃除機の革命児。
Narwal Freo X Ultraと同時に販売されたNarwal Freo X Plusですが、ステーションが小さいのに水拭きもしてくれて、家具下にも設置できて場所を取らないモデルです。
ハイエンドモデルと同じゴミ圧縮技術により、最大7週間のゴミ捨てが不要。
ハイエンドモデルを購入するには抵抗があるあなたへ送る、Narwal Freo X Plusレビュー。
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メリット | デメリット |
---|---|
標準モップか使い捨てモップの選択ができる ロボットに1リットルのダストコンテナがある 最大7週間のゴミ捨てが不要 280mlの水タンクがある ツインブラシがついてる 滑らかな表面でも優れた吸着力を発揮 ペットの毛や人間の長い髪の毛が絡まらないようにする 優れたナビゲーション機能 アプリが使いやすい | モップはコスパが悪いかもしれない |
プロフィール
日々、生活する上で面白そうなガジェットやインテリアに散財する者。ブログではガジェットやインテリアについて書いています。最近はシンプルなモノにハマり中。
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製品について
この記事は、メーカー様から製品をご提供いただき作成しておりますが、忖度なく、WOMJガイドラインに従い記事を作成しています。問題がある場合はこちらまで。
旧型も絶賛発売中!
スペック:Narwal Freo X Ultraと比較
特徴 | \今回レビューする製品/ Narwal Freo X Plus | Narwal Freo X Ultra |
---|---|---|
吸引力 | 7800 Pa | 8200 Pa |
ダスト収納期間 | 7週間 | 7週間 |
障害物回避技術 | トリプルレーザー障害物回避 | トリプルレーザー障害物回避 |
音声/アプリ制御 | アプリ制御 | アプリ制御 |
モップ機能 | あり | あり |
ブラシ | フローティングブラシ | フローティングブラシ |
寸法:ロボット本体 | 34.5x 34.5×10.4 cm | 35x 35 x10.7 cm |
寸法:ステーション | 27.5×11.8×13.7cm | 41.5×37×43.4cm |
重量:ロボット本体 | 約4.25 kg | 約4.25kg |
重量:ステーション | 約0.86 kg | 約8.5kg |
価格 | 69,800円 | 159,800円 |
Freo X PlusとFreo X Ultraの違い
それぞれの違いについて説明します。
吸引力:400Paの吸引力の違い
Narwal Freo X Ultraは最大8200 Paの吸引力を持っていますが、Freo X Plusは最大7800 Paと少し少なめ。
しかし、Narwal Freo X Plusの吸引能力も素晴らしく、硬い床やカーペット上の粒子を効率的に取り除くことができます。
この吸引力は、日常的な家庭用の汚れに対して十分なパフォーマンスで、特にペットの毛や長い髪の毛の取り扱いにも適しています。
Freo X Plusの設計は、一般的な家庭環境での使用に焦点を当てており、その吸引力は多くの家庭での清掃ニーズに応えることができるレベルです。
水拭き:形状と圧力
Freo X Plusは平らなモップパッドを使用し、これにより一定の圧力で床面を拭きます。
6N(ニュートン)の圧力を掛けながらモップを使用し、十分な圧力で床を清掃することが可能で、4つの注水口があり、少ない水量でモップを均等に湿らすから、まるで絞った雑巾のように拭きムラを抑えてくれます。
引きずり式ながらも6Nのモップ圧力で、頑固な汚れや乾いたシミも力強く除去。
これは、一般的な家庭用の清掃には十分な圧力で、効果的に汚れを取り除きます。
※音楽が流れます
一方、Narwal Freo X Ultraは、床の凹凸に応じてブラシが動くため、圧力が均等にかかりやすく、より効率的に深い汚れを除去できます。
この技術により、X Ultraは特に厄介な汚れや床の段差がある環境において、高い清掃効果を発揮することが可能です。
これらの違いから、Freo X Plusはコスト効率と基本性能を重視する人に適しており、Freo X Ultraはより高度な清掃能力を求める人に適しています。
自動洗浄機能がない
Narwal Freo X Plusはモップの自動洗浄や、洗剤投入機能がありません。
これにより、すっきりシンプルのデザインながらも十分な清掃機能を確保。
1人暮らしやハイエンドモデルまでは必要のない人など、様々な人にマッチする製品となっています。
総評:Narwal Freo X Plus
Narwal Freo X Plus |
ツインブラシとモップ性能もついた 高性能ロボット掃除機 |
69,800円 |
\ 一言 /
競合と比べて、圧倒的吸引力のロボット掃除機。アプリのカスタマイズ機能もたくさんあり、自分好みの清掃やスケジュールが設定などができるのも良いですね。
Narwal Freo X Plusレビュー
実際に使用してみた感想を書いています。
デザイン
Narwal Freo X Plusの見た目は、すごくシンプルです。
ロボットの設置自体も非常に簡単で、数分で準備が整い、すぐに使用を開始できます。
ステーションが小さい分、上11cmの隙間があれば、下にNarwal Freo X Plusを潜り込ますことができるので、ソファーの下や、家具の下に設置することもできるので、スペースを必要としないものいいですね。
内部構造
Narwal Freo X Plusは非常に実用的な設計が施されており、1リットルのダストコンテナと280mlの水タンクが磁性フードの下に隠されています。
この小ささで水タンクを搭載しているのは素晴らしいですね。
このロボットは、内部のダストコンテナや水タンクが容易にアクセスできるよう設計されているため、メンテナンスも簡単です。
総合的に見て、Narwal Freo X Plusはデザインと機能性のバランスが取れたロボット掃除機であり、多くの家庭に最適な選択肢だと感じました。
付属品
- 使い捨てダストバッグ×2
- 使い捨てで手を汚すことないダストバッグ。
- ダストボックス×1
- モップクロス×2
- 洗浄ができる使い回しのモップ。
- サイドブラシ
- 2個のサイドブラシが付属しており、これにより掃除機が隅々まで清掃できるようになっています。
- フィルター
- 交換用のフィルターも提供されており、空気の清浄を保ちながら効率的な吸引力を維持します。
掃除性能(動画あり)
動画バージョンは以下からご覧ください。
清掃モードは「通常」で撮影しています。
清掃には最適なルートを自動的に設定し、アプリからは掃除する部屋のルートや隅っこ掃除をするところなどを詳細に確認することができます。
また、掃除中はどの場所を掃除しているかリアルタイムで確認することもできます。
フロアタイルにおける掃除性能
Narwal Freo X Plusは、フロアタイル上での吸引力が非常に優れていました。
最大7800Paの吸引力を活かし、平滑な表面上の汚れやほこりを効率よく取り除くことができてゴミ残しがほぼありませんでした。
また、汚れ具合に応じてモップの圧力を調整してくれるのはありがたいですね。
カーペットにおける掃除性能
一方、カーペット上での性能は通常モードでは吸引力が物足りないと感じました。
Narwal Freo X Plusはカーペットにこびりついた髪の毛に弱く吸い取ってくれませんでした。
ここで進化を発揮してくれるのが最大7800Paの超強力モード。
吸引力を超強力に変更することで、カーペットの髪の毛もしっかりと掃除してくれました。
吸引力とモップの変更については、掃除中にも変更が可能ですが、あらかじめカーペットには超強力設定にしておくといいかもしれません。
モップ性能
Narwal Freo X Plusのフロアタイルにおけるモップ性能は、フロアタイル上の様々な種類の汚れに対して強力な清掃能力を発揮してくれました。
独自の水流制御システムにより、適切な水量を維持しながら床を均一に拭き上げることができ、これにより一貫した清掃結果を残してくれました。
また、Narwal Freo X Plusは複数のモップモードを備えており、使用環境や特定の清掃ニーズに応じて最適な設定を選択することが可能な点も良いですね。
平滑な表面での使用時にモップが効果的に汚れを除去し汚れをしっかりと拭き取ってくれました。
しかし、モップ性能は固形のしつこい汚れや乾燥した泥など、より頑固な汚れにはやや劣っています。
Narwal Freo X Plusのモップ性能は、頑固な汚れを一度に完全に除去ことが困難ですが、それ以外では十分な能力を発揮してくれました。
落下防止センサー
落下防止センサーも問題なく、Narwal Freo X Plusの裏側にあるセンサーが感知した瞬間にピタッと止まってくれました。
他社のロボット掃除機も使用したことがあるのですが、朝起きたらロボット掃除機が玄関で落ちて動けなくなっていた…なんてこともあったのですが、Narwal Freo X Plusはしっかりと検知してくれたので安心です。
障害物センサー
試しに花瓶を清掃途中に置いてみましたが、ぶつかることなく回避してくれました。
さらに、この花瓶の周りをぐるりと一周して掃除をしてくれて、ゴミを残さず掃除をしてくれたのがすごく優秀だと感じました。
アプリ操作
Narwal Freoシリーズのアプリは本当に直感的に見やすく、優れているなと感じています。
初期設定の流れるようにボタンを押していくだけであっという間に設定が完了します。
下の画像の時間を見てもらえばわかりますが、接続完了まで1分しかかかっていません。かなり早いですね。
アプリの設定画面
また、アプリを使用することで、様々なカスタマイズが可能で、特定の曜日や時間を設定して自動で掃除を行うスケジュール機能も装備されており、外出中でも時間になれば掃除を開始してくれます。
そのほかにも、目白押しな機能がたくさんあるので、「自分のこだわりの掃除の仕方を設定する」なんてことも出来てしまいます。
アプリで詳細にカスタマイズできる画面
さらに、3Dマップ機能もあり、部屋を立体的にみることも可能です。
さらには、消耗品の管理を一目で把握できるようにもなっています。
Narwal Freo X Ultraのようなハイエンドモデルと同じ機能を、Narwal Freo X Plusでも使うことができるのは、競合と比べて良い点だと思っています。
ただし、アイコンだけで表示されている3Dマップやマップ編集をもっと視覚的にわかりやすくすると、もっと良いなと感じました。
操作が不便ということはなく、問題ないですが、ここまで優れているのであればもっと直感的に操作したいと思いました。
特に消耗品管理などは、使う人にとって重要な要素ですので、視覚的に見やすい方がより便利だなと感じました。
また、詳細に設定ができる分、自分好みの清掃方法の設定は少々面倒に感じるかもしれません。
それにしても、ハイエンドクラスのロボット掃除機にありそうな機能を設定できるのは企業努力のすごさに感銘を受けますね。
アプリのダウンロードはこちらからどうぞ。
メンテナンス
まず前モデルからブラシが変更になっており、フローティングブラシは髪の毛が絡みにくい構造になっているので、メンテナンスがかなり楽になりました。
前作のNarwal Freoは髪の毛が絡まり、メンテナンスをサボってしまうとかなりたいへんでした。
これだけでもメンテナンスはかなり楽になったのですが、Narwal Freo X Plusのダストボックスは世界初のゴミ圧縮機能により、7週間のゴミ捨てが不要となっており、毎日捨てなくてもいいのが楽です。(通常も使い捨ても同等期間のゴミ収集が可能)
また、通常・使い捨てともにダストボックスを簡単に取り外しができるので、手が汚れないのも高く評価できるポイントです。
さらに、モップクロスも取り外し可能で洗えるため、衛生的にも安心できます。
Narwal Freo X Ultraのように自動洗浄機能がないので、洗うのが面倒だと感じる方は、使い捨てモップを使うことで、終わったらゴミ箱に捨てるだけで簡単です。
Narwal Freo X Plusは、アプリを通じてのメンテナンス機能も充実しており、ブラシやモップの交換時期を知らせてくれるので、常に清潔の状態を保つことができるのも良いところです。
ただし、通常モップは毎回洗うことや、使い捨てモップは衛生上の理由から毎回変えるのが望ましいと考えるとコスパ面は悪いかもしれません。
Narwal Freo X Plusがおすすめな人・おすすめじゃない人
- 使い勝手の良さを重視する
- 正確なマッピング機能がいい
- 障害物はしっかりと避けて欲しい
- ペットを飼っている
- フロアタイルがメイン
- ソファーや家具の下に潜り込ませたい(最低10.5cm必要)
- モップ性能はマストで欲しい
- ゴミ圧縮機能でゴミが臭いにくい
Narwal Freo X Plusレビューまとめ
メリット | デメリット |
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標準モップか使い捨てモップの選択ができる ロボットに1リットルのダストコンテナがある 最大7週間のゴミ捨てが不要 280mlの水タンクがある ツインブラシがついてる 滑らかな表面でも優れた吸着力を発揮 ペットの毛や人間の長い髪の毛が絡まらないようにする 優れたナビゲーション機能 アプリが使いやすい | モップはコスパが悪いかもしれない |
この価格帯で、アプリの詳細設定の豊富さ・吸引力が非常に高い・モップを選択できる(通常か使い捨てか選べる)ところが、競合と比べて優位の部分ではないでしょうか。
1人暮らしやハイエンドモデルまでのパフォーマンスを必要としない人にとって、Narwal Freo X Plusはベスト選択肢だと思っています。
ではでは、今回はこの辺で…。
旧型も絶賛発売中!
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