Insta360 Micが発売|microSD対応E-Inkワイヤレスマイクの日本価格・スペック・Mic Proとの違いを整理

ガジェット・インテリア大好き ちから( @insNote_C ) です。
Insta360から、新しいワイヤレスマイク「Insta360 Mic」が発売されました。最上位の「Mic Pro」と入門の「Mic Air」のあいだに入る上位モデルで、カスタマイズできるE-InkディスプレイとmicroSDカードスロットを備えたInsta360初のワイヤレスマイクです。
日本では送信機2台+受信機1台のセットが45,000円。Vlogや対談の収録で「Mic Proまでは要らないけど、Mic Airだと物足りない」という人にちょうど刺さりそうなポジションなので、公式発表の内容を整理してみました。
- Insta360 Micの日本価格と発売日
- E-Ink・microSD・AIノイキャンなど主な特徴
- Mic Pro/Mic Airとの違いと、僕ならどれを選ぶか
Insta360 Micの発売情報と日本価格

Insta360 Micは2026年10月22日に全世界で発売され、Insta360公式ストア、Amazon、正規販売店で購入できると案内されています。日本ではInsta360 Japanが10月23日にプレスリリースを出しました。
日本価格は3構成です。送信機だけを買い足せるのは、Insta360カメラに直接つなぐ使い方を考えている人にうれしいところです。
- 送信機2台+受信機1台:45,000円
- 送信機1台+受信機1台:25,500円
- 送信機単体:14,500円
海外では送信機2台+受信機1台が249.99ドル(日本円で約3万7,500円)、送信機1台+受信機1台が139.99ドル(約2万1,000円)、送信機単体が79.99ドル(約1万2,000円)です(1ドル≒150円で換算)。
Insta360 Micのスペック

| 項目 | Insta360 Mic |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月22日(全世界) |
| 送信機サイズ/重量 | 38×12.2mm/19.4g(インサート付き) |
| 受信機サイズ/重量 | 55.8×27.7×21mm/29.8g |
| ディスプレイ | 1.22インチ 6色E-Ink(送信機) |
| マイク/指向特性 | シングルマイク/全指向性 |
| 内部収録 | microSDカード挿入時に32bitフロート/24bit(カード別売) |
| サンプリング周波数 | 48kHz |
| SNR/最大音圧 | 72dB(A特性)/130dB SPL |
| 最大伝送距離 | 400m(遮蔽物・干渉のない環境) |
| 接続 | Bluetooth 5.4、受信機経由(USB-C/3.5mm) |
| 駆動時間 | 送信機 最大13時間/受信機 最大11時間/充電ケース併用 最大34時間 |
| 充電時間(送信機) | 約50分でフル充電、5分の充電で約2時間20分使用 |
| 日本価格 | 2TX+1RX 45,000円/1TX+1RX 25,500円/送信機 14,500円 |
| 海外価格 | 249.99ドル(約3万7,500円)/139.99ドル(約2万1,000円)/79.99ドル(約1万2,000円) |
| 参照元 | Insta360公式、Insta360 Japanプレスリリース |
Insta360 Micの主な特徴
【E-Inkディスプレイ】マイクに好きな画像を表示できる

送信機の前面には1.22インチの6色E-Inkディスプレイがあり、チャンネルのロゴや絵文字、風景、ペットの写真などを表示できます。表示はInsta360アプリから何度でも変えられるので、撮影ごとに服や企画に合わせて変えるのも楽しそうです。
受信機1台に複数の送信機をつなぐときは、各送信機のディスプレイに名前を出しておけるので、収録中も編集時も誰のマイクか見分けやすくなります。
【microSD対応】32bitフロートの内部収録は使うときだけ

Mic Proは32GBの内蔵ストレージでしたが、Insta360 MicはmicroSDカードスロットに変わりました。カードを挿すと送信機単体で32bitフロート/24bitの内部収録ができ、カメラやスマホ側の音声のバックアップになります。
カードを入れなくても、Bluetoothや受信機経由でカメラ・スマホ・パソコン側に収録できます。公式の目安では、1時間あたり32bitフロートで約700MB、24bitで約500MBを使います。アクションカメラ用のmicroSDがすでに手元にある人なら、ストレージを使い回せるのは地味にうれしいポイントです。
【AIノイキャン】専用チップで声を自然に残す

NPUを内蔵したAI専用オーディオチップで、背景ノイズを抑えながら、ノイズキャンセリング特有の音の歪みも減らすとしています。ノイキャンは2段階です。
ほかにも、音割れを防ぐ「クリッピング防止(自動)」と音量の変化を整える「自動ゲインコントロール(ダイナミック)」の2つのオートゲインモードと、「標準」「リッチ」「ブライト」の3つのボイストーンプリセットを備えています。
【ダイレクト接続】Insta360カメラなら受信機なしで録れる

送信機はBluetoothで、Insta360 X6、X5、Luna Ultra、Luna Pro、GO Ultra、Ace Pro 2に直接つながり、受信機なしで48kHzの音声を収録できます。X6とLunaシリーズでは送信機2台を同時に接続できます。
Insta360カメラに直接つないだときは、電源ボタンで録画の開始・停止もできます。自撮り棒の先にカメラがあるときに、手元で操作できるのは便利そうです。
【4TX+1RX】最大4人の声を1台の受信機で

受信機1台に最大4台の送信機をつなげられ、MicとMic Proの送信機を混ぜて使うこともできます。逆に、送信機2台から最大4台の受信機へ同時に音声を送る「2TX+4RX」構成にも対応しているので、マルチカメラ撮影でも使えます。
受信機はタイムコードの入出力にも対応しています(米国では非対応と記載)。別売りのカメラアダプターを使えば、対応するソニー製カメラで4チャンネル収録もできます。
【バッテリー】送信機13時間、充電ケース併用で最長34時間

送信機は1回の充電で最大13時間、受信機は最大11時間、充電ケースを併用すると最長34時間使えます。Mic Proの送信機(最大10時間)より長くなりました。
送信機は5分の充電で約2時間20分使えて、フル充電は約50分です。撮影の合間にちょっと充電するだけで戻れるのは、一日がかりの撮影で心強いです。
Mic Pro・Mic Airとの違い

公式の比較表から、3モデルの違いを抜き出しました。
| 項目 | Mic | Mic Pro | Mic Air |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 上位モデル | 最上位モデル | 入門モデル |
| 送信機重量 | 19.4g(ダミーSD込) | 19.7g | 7.9g |
| ディスプレイ | 1.22インチ E-Ink | 1.22インチ E-Ink | なし |
| マイク | シングル(全指向性) | 3マイクアレイ(4つのピックアップモード) | シングル(全指向性) |
| 内部収録 | microSDカード(別売) | 内蔵32GB | なし |
| 接続性能 | 4TX+1RX/2TX+4RX | 4TX+1RX/2TX+4RX | 2TX+1RX |
| 駆動時間(送信機) | 最大13時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
| 最大伝送距離 | 400m | 400m | 300m |
ざっくり言うと、MicはMic Proから「3マイクアレイと内蔵ストレージ」を外して、microSDスロットと長めのバッテリーを入れたモデルです。E-Ink、4TX+1RX、400mの伝送距離といった上位機らしい部分はそのまま残っています。
気になる点

- 内部収録にはmicroSDカードが必要(別売)
- 指向性は全指向性のみ。収音モードを切り替えたいならMic Pro
- Lightning用アダプターや4チャンネル収録用のカメラアダプターは別売
- タイムコードは米国では非対応と記載
一番の割り切りはシングルマイクになったことです。ただ、ピンマイクとして胸元に付けて一人で話す、対談で一人1本ずつ付けるといった使い方なら、全指向性だけでも困る場面は多くないと思います。microSDも、カードなしでBluetoothや受信機経由で録れるので、「バックアップが欲しいときだけ挿す」という使い方で十分です。
Insta360 Micはこんな人におすすめ

- Insta360 X6/X5/Ace Pro 2などを持っていて、受信機なしで音を良くしたい人
- E-Inkにロゴを出して、チャンネルの見た目をそろえたい人
- 対談やポッドキャストを3〜4人で録りたい人
- Mic Proの機能は魅力だけど、もう少し価格を抑えたい人
逆に、とにかく軽く小さく、スマホ1台で手軽に録りたいだけならMic Air、収音モードの切り替えや内蔵ストレージでカード管理をなくしたいならMic Proのほうが合います。
まとめ:僕ならInsta360 Micの送信機2台セットを選ぶ

Insta360 Micは、Mic ProのE-Inkや4TX+1RX、400mの伝送距離を残しつつ、ストレージをmicroSDに変えてバッテリーを伸ばした「ちょうどいい上位機」です。
僕なら、送信機2台+受信機1台の45,000円セットを選びます。対談やレビュー動画で2人分を録れて、Insta360カメラで撮るときは送信機だけで済むので、使い分けの幅が一番広いからです。指向性の切り替えにこだわらないなら、Mic Proではなくこちらで十分だと感じました。
ではこのへんで。

















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