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GEEKOM A5レビュー:小さくても性能は良いんです。最もミニマルなデスクトップPCが可愛すぎる

デスクのスペースを最大限に活用しながらも、高性能なデスクトップPCを探している方に朗報です。

コンパクトなサイズとスタイリッシュなデザインを誇り、パワフルな性能を備えたGEEKOM A5を知っていますか?

「小さくても性能は良い」と言えるこのPCは、AMD Ryzen 7 5800HプロセッサとRadeon Vega 8グラフィックスを搭載し、日常のタスクからクリエイティブな作業まで幅広く対応。

32GBのメモリと512GBのNVMe SSDが標準装備されており、スムーズなマルチタスク処理と高速なデータ転送を実現します。

コンパクトで高性能PCが欲しい人へ送る、GEEKOM A5レビュー。

メリットデメリット
コンパクトでスタイリッシュなデザイン
MD Ryzen 7 5800HとRadeon Vega 8で高いパフォーマンス
豊富な接続オプション
優れた静音性と冷却性能
ストレージとメモリの拡張性が良い
AAAゲームには不向き
限られたカラーバリエーション
価格設定がやや高め
拡張スロットが少ない
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目次

GEEKOM シリーズの比較

GEEKOM A5に近しいスペックをものを表形式にまとめました。

特徴GEEKOM A5GEEKOM IT13
プロセッサAMD Ryzen 7 5800HIntel Core i7-12650H
グラフィックスRadeon Vega 8Intel Iris Xe Graphics
メモリ32GB DDR432GB DDR4
ストレージ512GB NVMe SSD512GB NVMe SSD
ネットワーキング2.5G Ethernet
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.2
2.5G Ethernet
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
USBポート4 x USB 3.2 Gen 2
2 x USB-C
1 x USB 2.0
3 x USB 3.2 Gen 2
2 x USB-C
ビデオ出力2 x HDMI 2.0
2 x DisplayPort 1.4 via USB-C
2 x HDMI 2.0
1 x DisplayPort 1.4
サイズ117 x 112 x 49.2 mm117 x 112 x 45.6 mm
冷却システムファン冷却ファン冷却
ストレージ拡張性2.5インチSATAドライブ対応2.5インチSATAドライブ対応
オーディオ出力3.5mmジャック
HDMIオーディオ
3.5mmジャック
HDMIオーディオ
OSWindows 11 ProWindows 11 Pro
定価¥88,600¥93,580

総評

デザインとビルドクオリティ
悪い
良い
機能性とパフォーマン
悪い
良い
メモリとストレージ
悪い
良い
接続オプションと拡張性
悪い
良い
冷却システムと静音性能
悪い
良い
価格とコストパフォーマンス
悪い
良い

4K動画の処理や3DCG、重たいゲームには負荷がかかりすぎてラグが生じます。

全体的にはコンパクトながらも、良い処理能力をもったミニPCだと感じました。

デザインとサイズ

外観のデザイン

スクロールできます
後ろ

GEEKOM A5は、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴。

ローズゴールドで、他のミニPCとは一線を画す魅力的な色合いを持っています。

MacBookのローズゴールドよりも少し薄い色合い

ただし、カラーバリエーションはローズゴールドのみとなっており、他のカラーオプションがないため、好みに合わない人にとっては選択肢が限られます。

サイズと重量

GEEKOM A5のサイズは実測値で116(幅奥行き同じ)x 50 mm、重量は573gで、非常にコンパクトかつ軽量。

このため、デスク上のスペースを取らず、簡単に持ち運びができます。

片手で持てる

片手で簡単に持てるサイズ感なので、持ち運ぼうと思えばいけますし、ミニマムスタイル好きには最適解。

VESAマウントオプション

付属しているVESA用マウント(左)

GEEKOM A5はVESAマウントに対応しており、マウントサイズは100 x 100 mm。

これにより、デスクの上をより広く使うことができ、作業スペースの効率化に寄与してくれるのもポイントが高い。

マウントは本体にピッタリ収まるサイズ

また、家庭内のエンターテイメントセンターやオフィスのデスクでも、スマートに配置できる点が魅力。

接続オプションはかなり良い

後ろ

GEEKOM A5は、合計4つのUSB 3.2 Gen 2ポート、背面に2つのUSB-Cポート・1つのUSB 2.0ポート・2つのHDMIポートを備えており、多様なデバイスを接続できます。

ポイントはこのミニPCの中では接続オプションが多いってこと。

わざわざドッキングステーションを購入する必要がないのは、コスパが優れている評価ポイントです。

メモリはカスタムが可能

32GBのDDR4メモリが標準で搭載されており、最大64GBまでアップグレードが可能です。

将来的な拡張性も確保されており、カスタマイズできる点は良いですね。

機能性とパフォーマンス

プロセッサとベンチマークについて書いています。

高性能プロセッサ: AMD Ryzen 7 5800H

GEEKOM A5に搭載されているAMD Ryzen 7 5800Hプロセッサは、実際に使用してみると非常に高性能であることが実感できました。

このプロセッサは8コア16スレッドを持ち、最大クロック速度4.4 GHzを誇ります。

これにより、日常のタスクはもちろん、複数のアプリケーションを同時に開くようなマルチタスク処理もスムーズに行えました。

特に動画編集や3Dレンダリングなどの重い作業でも快適に動作してくれます。

ただし、動画編集は4Kになると、書き出しやレンダーなどにファンがフル回転して時間がかかりますね。

また、AMD Ryzen 7 5800Hは高性能ですが、その分消費電力が高く、発熱はあります。

パフォーマンスベンチマーク

ベンチマークってただの数字でしかないけどね

Cinebench R23のベンチマークテストでは、シングルコアスコアが2006、マルチコアスコアが9346という結果を示し、他のプロセッサと比較しても非常に高いパフォーマンス。

この結果は、GEEKOM A5が日常の使用からプロフェッショナルな作業まで幅広く対応できることを証明していますね。

グラフィックス性能: Radeon Vega 8

個人的にはWebブラウジング、オフィスソフトの使用、動画視聴など、日常的なタスクをスムーズにこなせます。

画面の切り替えや複数タブの操作もスムーズで、ストレスを感じることはありませんでした。

軽量なオンラインゲームやエミュレーションゲームも快適にプレイできます。

ただし、adeon Vega 8は、ゲームを高設定でプレイするにはパワーが不足。

高いグラフィック性能を必要とするゲームでは、フレームレートが低下し、快適なプレイが難しい。

ファンが爆速で回転し背面から熱を大量放出

また、高度な3Dレンダリングや複雑な動画編集、ゲームを快適にプレイしたい人には、やや性能不足を感じることがあるかもしれません。

これらの作業を主に人には、専用のグラフィックカードを搭載したモデルが推奨します。

 ゲーム性能とフレームレート

APEXやパルワールドで実践

GEEKOM A5は、高負荷なゲームには向かないものの、軽いゲームや古い世代のゲームでは良好なフレームレートを維持してくれました。

例えば『パルワールド』のような比較的軽量なゲームは、良好に動作し、中設定であれば、快適なフレームレートを維持しながらプレイ可能。

グラフィックスが魅力的で、スムーズなゲームプレイが楽しめます。

『APEX Legends』では、グラフィックス設定を低~中程度に設定することで、快適なプレイが可能です。

高設定でプレイする際には、フレームレートが低下し、快適なプレイが難しくなることがあり、特に高詳細なグラフィックス設定では、動作が重くなり、ラグが発生しますね。

僕みたいなカジュアルに遊びたいプレイヤーにとっては、十分なパフォーマンスを発揮。

低設定でも、基本的なゲームプレイに支障はありませんでした。

冷却システムと静音性能

高負荷の場合は、ファンがフル回転するものの、冷却性能がよく、熱暴走をすることはありませんでした。

長時間使用時のパフォーマンス安定性

GEEKOM A5は、高性能な冷却ファンを搭載しており、長時間の使用でも安定したパフォーマンスを維持します。

ファンの設計は効率的で、熱を効果的に排出するため、オーバーヒートの心配が少なくなっています。

ただし、高負荷の場合はファンがフル回転するので、耳障りかもしれません。

30cmくらい離れて設置してもファン音が聞こえる

動作温度とノイズレベルの評価

ほんのり温かい

GEEKOM A5の冷却システムは優れており、高負荷処理でも温度は本体を手を当ててほんのり温かいくらい。

ドッキングステーションから発する熱と同等ですね。

動作温度も適切に管理されており、長時間の使用でも安定したパフォーマンスが保たれます。

価格とコストパフォーマンス:「軽さ」を求めるならアリ

GEEKOM A5の価格はセール時で6万円台であり、重量が軽いことや、軽いゲームができるなど、その高性能と機能性を考慮すると、コストパフォーマンスの良い製品

同等のスペックを持つ他のミニPCと比較しても、GEEKOM A5は非常に競争力のある価格設定となっています。

GEEKOM A5レビューまとめ

メリットデメリット
コンパクトでスタイリッシュなデザイン
MD Ryzen 7 5800HとRadeon Vega 8で高いパフォーマンス
豊富な接続オプション
優れた静音性と冷却性能
ストレージとメモリの拡張性が良い
高負荷ゲームには不向き
限られたカラーバリエーション
高負荷処理にはファンの音が気になる

定価は88,600円ですが、セールで6万円台になっていることが多く、その値段でメモリのカスタムが可能のミニPCと考えてみると、アリですね。

ぜひ検討してみてください。

では、今回はこの辺で…。

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SHERE

この記事を書いた人

インテリアとガジェットを嗜むアラフォー。
頻繁に部屋の環境を変えて、それを発信しています。平均月間5万人が訪れる個人ブログ。

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