レビュー:zzzgooのscene A1を購入したので使用感を語る
10年ぶりくらいに香水に手を出しました。
zzzgoo scene A1 という香水。
最近「会社をクビになったので起業した」と驚きの動画を公開したこんびにこさん(@convenico)が手掛ける第一段目の香水で、発売初日8分で完売した伝説の香水です。
「主人公になれる香水」ということで僕にピッタリやんと思い、事前に販売ツイート見て販売日時になるまでスマホと睨めっこしてゲットしたscene A1。
そんな伝説級の香水scene A1ですが、香水なのに百貨店にあるようなthe香水みたいな強い香りではなく、優しくも強くもなれる。そんな香り。
10年ぶりに香水買ったけど、これは購入して本当に正解でした。
会員制で買えるという香水販売としては珍しい方法で、特別感もあり、会員証もこれがすごく美しい。
そんな最高の香水を紹介しますので、「香水どれを選んでいいかわからない」「気になる香水」「こんびにこさん好き」「ちからが好き」という方にお送りします。
zzzgoo scene A1って何?
まずscene A1について。
冒頭でも少しお話しさせていただきましたが、こんびにこさんが手掛ける香水です。
会社名がzzzgooになります。
この一見変わった会社名は冒頭に載せた動画でもお話しされていました。
zzzは「いびき」gooは「グッド」、要約すると「グッドないびき」という意味らしいです。
「怠慢が大好きなので、怠慢みたいな響きにしたいと思い、このブランド名にしました。」と動画で説明されていましたよ。
そんな香水scene A1はストーリーがあって非常に面白いです。
映画の主人公になれる香水
“映画制作でいうところの「演出家」”となる香水で、自分の容姿や性格に嫌気がさしている少女がいた。そんな主人公は小さな不快感を抱えながら生きている。
その不快感を誰にも話すことはありません。
そんな主人公はある日「人生の転機となるお酒」と出会う。それは「特別なカシスウーロン」でした。
そんな特別なカクテルが主人公の人生は思いもよらぬ方向に変わっていく…
といった原案があるようです。
人生には数々のシーンがあり、「運命と呼びたくなる出会い」「思い出せば頬が緩む幸せ」「苦しくて辛い日々」そんな貴方の人生のシーンをより引き立て、忘れられない名シーンにするそのための香水。
zzzgoo公式サイトより引用
そんな想いが詰まっている香水なんて見たことも聞いたことない。
ワクワクしますよね。
会員制の香水
scene A1は1回でも購入すれば自動的に会員制になります。(年ごとに上限あり)
特別な資格や年会費は必要ありません。zzzgooの香水を当ショップで一度でも購入されたお客様全てが会員様となります。
近い将来、ぐーぐーの香水が人気で手に入らなくなった際、無名時代に購入して下さった大事なお客様が「もう一度購入したいのに出来ない」なんて事にはしたくありません。
zzzgoo公式サイトより引用
なので会員様専用に在庫を確保し公式販売日以外でも会員専用ページにて購入ができるようにしました。
※会員制について詳しくはこちら
会員制の香水は特別感があっていいですね。しかも会員カードがかなりカッコいい。
全ての人に愛される香り
カシスウーロンをモチーフにして作られた香りですが、目標は「全ての人に愛されれる香り」となること。
「全ての人から愛されること」を目標にした香り。
世界に祝福され全ての人に愛される。そんな主人公になる貴方まず必要なこと。それは貴方自身が「自分に恋をすること」
なぜかって?
だって自分を虜にできるならば世界を虜にするなんて容易いことでしょう?
zzzgoo公式サイトより引用
貴方は素敵な人です。そんな貴方に貴方自身が恋をしないなんて勿体ないでしょう。
目指す場所が全人類。そこまで宣言している香水。
全人類、皆主人公。
ストーリーが面白くないですか。
僕はこういう物語が好きなので、見たときは高揚しました。
そんなscene A1。
実際に使ってみて感じたことを書いていきます。
実際に使ってみて感じたこと
- トップ
- カシスのお酒のような甘酸っぱい香り
- ミドル
- ドライの烏龍茶の香気が広がる
- ラスト
- 琥珀色の樹木のようなドライアンバーの官能的な香り
ふむ…難しい言葉でよくわからん。
ということで実際に付けてみました。
付け始めはいかにもカシスという感じでかなり甘酸っぱい香りが広がり、「お?これ結構女性向きなのかな?失敗したかも…。」と思いました。
しかし、ミドルは…香りが変わっている。甘酸っぱさはほんの少し残っているが渋みがでています。けど重すぎずホワイトフローラルという感じ。
ラストは、個人的に1番渋い。ちなみに香水の位置的には、ラストまでほんのりとした甘い香りが残っていて、最後まで飽きさせない香りとなっており、ユニセックス寄り。
これはすごくいい…。特にミドル〜ラストまでの香りと余韻が良くて、バーでカクテルを呑んだ後に、和風高級旅館に来たような感じ。
これはいいぞ…。
初めの甘酸っぱい香りが結構広がるので、苦手な人でも数分待ってほしい。
この違いがわかればハマる。
そんな唯一無二の香りです。
早くも新作を製作中(らしい)
すでに次回作も進めているようで、「C1」という名前になることがわかっています。
スッキリの超王道系の香りか…。
王道系こそ万人受けかと思いますが、scene A1ですごくよかったので、早くも次回作に期待している自分がいます。
入浴剤たっぷりにライチを一滴落とした香りということですので、フレッシュ系とフローラルの中間くらいと予想しています。早く販売になって欲しいと願うばかり。
zzzgoo scene A1まとめ
scene A1は主人公になれる香水。
C1は初恋を追憶する香り。ストーリー化しているのも魅力的ですね。
そんなzzzgooの scene A1はまだ販売しています(記事執筆時点)ので、欲しい方はお早めに。
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