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HiDock H1 Liteレビュー|PLAUD NOTEの次に買うべきAIレコーダーはこれかもしれない

ちから(@insNote_C)です。

AIレコーダーを2年以上使い続けています。

PLAUD NOTEのレビューを2023年に書き、デザインは今でも好きです。ただ、文字起こしが月300分を超えると課金が必要なこと、Macなどのデスクにはマイクもスピーカーも別途必要なことは、解決しないままでした。

2025年にはviaim RecDotのレビューを書きました。イヤホンをしたまま録音できる体験を評価しました。ただ月額コストが発生する点と、PCとのUSB接続が必須な点が不満として残る点は払拭されませんでした。

そして今回、HiDock H1 Liteを知りました。

スピーカーフォンとAIレコーダーが一台になっています。文字起こしは無制限・無料です。Bluetoothイヤホンをつけたまま相手の声ごと録音できます。さらにPCへUSB-Cで接続するだけで、電源アダプター不要で動作します。

卓置きAIレレーダーはこれが答えかもしれない、と思って使い始めています。

この記事では、HiDock H1 Liteを先行で体験させていただくことになったのでレビューしていきます。本製品は、Mac miniなどのデスクトップPC向けの会議用スピーカーフォンとAIボイスレコーダーを融合した「AIオーディオコンパニオン」です。

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目次

HiDock H1 Liteとは

HiDock H1 Liteは、USB-Cデスクトップ環境向けのAIオーディオコンパニオンです。会議用スピーカーフォンとAIボイスレコーダーを一台に統合しています。

Mac miniのようなデスクトップ環境では、高品質なマイクや会議向けスピーカーを別途用意するケースも少なくありません。

H1 Liteは1台のUSB-Cデバイスを刺すだけで、会議グレードのスピーカーと高品質な指向性マイクを同時に追加できます。電源アダプターは不要です。デスク周りの配線はType-C一本です。

搭載機能は大きく二つです。

一つ目はBlueCatch™技術による録音。Bluetoothイヤホンを装着したまま、相手の声と自分の声の両方を録音できます。会議ボットを参加させる必要がなく、セッションのプライバシーを保ったまま記録できます。Zoom・Teams・Google Meet・FaceTime・WhatsAppなど、あらゆる通話アプリに対応しています。

二つ目はHiNotesとの連携によるAI議事録生成です。録音が終わると、すべての録音データがHiNotesに自動で転送されます。文字起こし・要約・To-Doアイテムの抽出・スマートラベルによるメモ分類が自動で行われます。使えるAIモデルはGPT 5.4・Claude 4.6・Google Gemini 3.1 Proです。H1 Liteを購入するとMembershipプランが無料で付与され、文字起こしは回数・時間ともに無制限で使えます。

対応OSはmacOS・Windowsです。Zoom・Teams・Google Meet・Discord・FaceTime・WhatsAppとの接続に対応しています。

何ができるのか

この製品でできることをまとめると、以下の通りです。

機能内容
文字起こし無制限・無料。手動入力不要
AI要約GPT 5.4 / Claude 4.6 / Gemini 3.1 Pro を選択可能
To-Do抽出会議内容からアクションアイテムを自動生成
スマートラベルトピック・会議タイプ別にメモを自動分類
テンプレート対応多様な議事録テンプレートに対応
共有会議終了後すぐにシェア可能な状態で出力

録音が終わると、HiNotesが自動で文字起こしを開始します。回数制限も時間制限もありません。追加費用も発生しません。多くのAIレコーダーは月に一定時間を超えると課金が必要になりますが、H1 Liteのメンバーシップ範囲ではその上限がありません。

文字起こしが終わると、AIが要約・To-Do抽出・スマートラベル付けを自動で行います。「あの会議で何を決めたっけ」と過去のメモを掘り返す手間がなくなります。会議の直後に、整理された状態のメモが手元に出来上がっています。

ビルドクオリティ

本体の寸法は178mm × 93.5mm × 72.4mmです。机に置いたとき、手のひらより少し大きいくらいの存在感があります。重さは362g。持ち上げると、ずっしりとした重みがあります。

前面に物理ボタンが5つ並んでいます。録音・ミュート・通話・音量の操作ができて、ボタンのストロークは浅く、押したかどうかが指にはっきり返ってくるので押し忘れというのはなさそうです。

ミュートボタンを押すと赤く点灯します。会議中に自分がミュート状態かどうか、画面を見なくても一瞬でわかります。会議中でも、自分がミュート状態かどうかを瞬時に確認できます。

音量ダイヤルは金属製。軽く回すだけで音量が動きます。指に返るグリップ感がはっきりしていて、どこまで回したかが手でわかります。

カラーはスペースグレー一色です。Macカラーにインスパイアされたようなカラーになっており、シックな雰囲気がいいですね。

どんなデスクでも浮かないデザインカラー

HiDock H1 Liteレビューのメリット

文字起こしが無制限・無料

多くのAIレコーダーは、本体価格を抑える代わりに文字起こしを月額課金で提供するモデルが一般的です。PLAUD NOTEは月300分を超えると有料プランへの移行が必要になります。viaim RecDotも月額コストが発生します。使えば使うほど、毎月の固定費が積み上がっていく構造です。

H1 LiteはMembershipプランが購入時に自動で無料付与され、文字起こしに回数制限も時間制限もありません。会議が多い月も、少ない月も、追加費用はゼロです。本体を買った時点で、ランニングコストを一切気にせず使い始められます。

サブスクリプションもあるが文字起こしは無料!

サブスクリプションがありますが、それは以下の通りのプランになっています。

機能メンバーシップ(無料)プロメンバーシップ使い放題プロ
価格無料¥1,880 / 1,200分
¥17,580 / 12,000分
(従量制)
¥28,800 / 1年間
タイムスタンプ付き文字起こし無制限無制限無制限
VoiceMark✔️✔️✔️
話者識別✔️✔️
文字起こし対応言語75言語75言語75言語
カスタム辞書✔️✔️✔️
文字起こしのクォータ使用切替✔️✔️
対応AIモデルGPT-5.4、Claude Sonnet 4.6、Gemini 3.1 Pro ほかGPT-5.4、Claude Sonnet 4.6、Gemini 3.1 Pro ほかGPT-5.4、Claude Sonnet 4.6、Gemini 3.1 Pro ほか
要約テンプレート8種類以上39種類以上39種類以上
テンプレートのカスタマイズ✔️✔️
要約翻訳機能✔️✔️
外部サービス連携Google カレンダー、Microsoft OutlookNotion、Google Docs、Microsoft OneNote、Google カレンダー、Microsoft OutlookNotion、Google Docs、Microsoft OneNote、Google カレンダー、Microsoft Outlook
対応エクスポート形式.txt.txt、.csv、.srt、Markdown、Word、PDF.txt、.csv、.srt、Markdown、Word、PDF
高速転送✔️✔️✔️
OTAアップデート✔️✔️✔️
自動録音✔️✔️✔️

プロメンバーシップは、月額・年額のサブスクリプションではありません。使った分だけ支払う従量制です。

1,200分(約20時間)で¥1,880、12,000分(約200時間)で¥17,580のクォータを事前に購入し、文字起こしのたびに消費していく仕組みです。使い切ったら追加購入、使わなければ費用は一切かかりません。

会議が多い月も少ない月も、固定費が発生しない点が従量制の強みです。「毎月課金されているのに今月ほとんど使わなかった」という無駄が起きません。自分のペースに合わせてコストをコントロールできます。

毎日大量に録音・文字起こしをする方には、¥28,800 / 1年間の使い放題プロが割安になります。月換算で¥2,400です。週に複数回の会議録音が当たり前になっている方は、使い放題プロへの切り替えを検討する価値があります。

まずは無料のメンバーシッププランで使い始めて、クォータが必要だと感じた時点でプロメンバーシップを購入する。それで十分です。最初から課金ありきで始める必要はありません。

有料プランへのアップグレードを検討すべき場面は、表を見ると明確に3つあります。

1. 話者識別が必要になったとき

複数人が参加する会議で「誰がどの発言をしたか」を議事録に残したい場面です。採用面談・取引先との交渉・チームミーティングなど、発言者が重要な記録ではメンバーシップ(無料)では対応できません。「言った・言わない」のリスク管理を本格的にやるなら、話者識別は必須。

2. 外部サービスへの自動連携が必要になったとき

メンバーシップ(無料)はGoogle カレンダーとMicrosoft Outlookのみです。NotionやGoogle Docsに議事録を自動で飛ばしたい場合はプロ以上が必要になります。毎回コピー&ペーストする手間が発生しているなら、アップグレードの判断軸になります。

3. エクスポート形式が足りなくなったとき

無料プランは.txtのみです。議事録をWordやPDFで提出する必要がある場面、字幕データ(.srt)やMarkdownで管理したい場面では、プロ以上のプランが必要です。社外への提出物として議事録を使うなら、この差は大きいです。

逆に言うと、社内の自分用メモとして使う・発言者の識別が不要・外部連携も不要という使い方なら、無料のメンバーシッププランで十分です。まず無料で使い始めて、上記の3つのどれかが必要になった時点でアップグレードを検討するのが正直な判断軸です。

Bluetoothイヤホンをつけたまま録音できる

オンライン会議中にBluetoothイヤホンを使っている人は多いです。プライバシーの観点からも、スピーカー出力に切り替えたくない場面があります。

しかしふつうのAIレコーダーは、イヤホンをつけた瞬間に相手の声が録音できなくなります。かといってスピーカー出力にすると周囲に聴こえてしまう。どちらも選べない状況が続いていました。

H1 LiteのBlueCatch™技術は、PC経由の音声をハードウェアレベルで拾います。自分がBluetoothイヤホンを装着したまま、相手の声と自分の声を同時に録音できます。今まで使っていたイヤホンをそのまま使えます。新しいハードウェアを追加する必要がありません。

このボタン押す→hinot.aiから設定を行う

USB-C一本で完結する

オンライン会議のたびに外付けマイク・スピーカー・AIレコーダーを別々に用意する必要がありました。

それぞれに電源が必要で、ケーブルが増え、机の上が複雑になっていきます。H1 LiteはUSB-C一本をPCに刺すだけで動作します。

電源アダプターは不要です。スピーカー・マイク・AIレコーダーが一台に統合されているため、デスクに増える機器が一台だけで済みます。配線が増えないまま、会議環境を整えられます。

AIモデルを自分で選べる

AIレコーダーの要約機能は、多くの製品で使えるモデルが一つに固定されています。そのモデルの精度や出力スタイルが合わなくても、変更できません。

H1 LiteはGPT 5.4・Claude 4.6・Gemini 3.1 Proの3つから要約に使うAIモデルを自分で選べます。会議の内容や用途に応じて使い分けることができます。

hinot.aiにログインして設定→基本設定から選択できる

特定のサービスに縛られず、自分の判断でモデルを切り替えられる設計は、他のAIレコーダーにはあまりない仕様です。今後新しいモデルが追加される可能性もあり、長期的な使い勝手にも期待できます。特定のサービスに縛られません。

会議ボット不要でプライバシーが保たれる

一般的なソフトウェア型のAI議事録ツールは、会議にボットを参加させることで録音を行います。

参加者の画面にボットのアイコンが表示されます。クライアントとの商談や、社外の人が参加する会議では、ボットの存在が気になる場面があります。また、インターネット接続が不安定な状況ではボットが参加できないこともあります。

自身のデバイスのみ録音状態が表示されます。

H1 LiteはBlueCatch™技術によりハードウェア側で録音を行うため、会議にボットを参加させる必要がありません。参加者の画面に余計なものが表示されず、セッションのプライバシーを保ったまま記録できます。

HiDock H1 Liteレビューのデメリット

デスクでの作業に特化した会議録音デバイスになる

BlueCatch™はPCと接続された状態でのみ動作します。

スマートフォンと単体でBluetooth接続して録音するという使い方には対応していません。たとえばカフェでスマホ一台を使ってオンライン会に参加しながら録音する、という場面では使えません。

この機能はあくまでPCに接続している場合のみに機能する

また外出先でのちょっとした打ち合わせを手軽に録音したい、という用途にも向いていません。H1 LiteはあくまでもデスクにPCと一緒に置いて使うデバイスです。この前提を理解せずに買うと、想定していた場面で動かないということになります。購入前に自分の使用環境がデスク固定かどうかを確認してください。

しかしながら、付属品には巾着袋も付いており持ち運ぶことも想定されているため、デスク用途が中心の製品ですが、必要に応じて持ち運べる配慮もされています。

HiDock H1 Liteを入れた状態の巾着袋

HiDock H1 Liteレビュー:まとめ

メリットデメリット
文字起こし無制限
Bluetoothイヤホン録音
USB-C一本
会議ボット不要
AIモデル選択可能
PC接続前提
外出先録音向きではない

スピーカー・マイク・AIレコーダーを別々に揃える時代は、終わりました。

HiDock H1 Liteは、その三つを一台に統合した上で、文字起こしを無制限・無料で提供しています。Bluetoothイヤホンをつけたまま相手の声ごと録音でき、会議が終わればAIが議事録を自動で作成し、USB-C一本刺すだけ。

採用面談・契約交渉・取引先とのやりとりも、すべて記録として残ります。「言った・言わない」のトラブルを防ぐリスク管理ツールとしても使えます。会議ボット不要でプライバシーを保ったまま録音できるため、会議ボットが参加者一覧に表示されないため、自然な形で会議を記録できます。

PLAUD NOTEで感じていた「文字起こし時間の上限」や、別途マイクやスピーカーを用意する手間は、H1 Liteによってかなり解消されました。

デスクでオンライン会議を行う機会が多い方にとっては、会議環境と議事録作成を一台で完結できる選択肢です。

会議の記録をもっとラクにしたい方は、一度チェックしてみてください!

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SHERE

この記事を書いた人

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