【レビュー】SYMFONISK (シンフォニスク)の新型スピーカーランプを購入した
9月1日からIKEAの一部店舗とオンラインショップで販売された新型「symfonisk シンフォニスク スピーカーランプ Wi-Fi付き」と「symfonisk/シンフォニスク アートフレーム Wi-Fi付き」。
第一世代とは全くことなるデザインで、「これは欲しい!」と思い早速購入。
その中で僕はランプ型を選択しました。
先に話すと「間違いなく買って良かった製品ベストバイ」に入ります。
- 心地のいいサウンド
- カスタマイズ性が高いインテリア
- 映画のような迫力のあるサウンドも可能
- スピーカーとは思えないインテリア性の高さ
最高です。一時期、ブックシェルフ型スピーカーを使っていたのですがインテリア性はイマイチでした。
しかし、SYMFONISKを置き音楽を聴くと、180度のサラウンドスピーカーがまるで別の部屋にいるように感じさせます。
- 照明のカスタマイズ性が高い
- そこらへんのスピーカーよりも音質が良い
- インテリアとしても最高に映える
- 意外とサイズが大きい
- 第一世代と比べて音質の向上はわかりにくい
ちなみに僕は元々SYMFONISKの第一世代のブックシェルフ型、テーブルランプ型の両方を使っていました。
下記は第一世代のテーブルランプ型SYMFONISKを設置したときのデスクツアー記事です。
SYMFONISK愛用者として、新型SYMFONISKを買うべきかも買いていきますので、購入前の参考にしてくださいね。
新型SYMFONISKの設置方法について解説しています。これをミスると壊れるので、ぜひ一読をしてくださいね。
新型SYMFONISKスピーカーランプ Wi-Fi付きのスペック
SYMFONISK ガラスシェード | SYMFONISK ランプベース | |
---|---|---|
最大W数 | − | 15W |
幅 | 直径22cm | 16cm |
奥行き | − | 16cm |
高さ | 25cm | 20cm |
コードの長さ | − | 200cm |
価格 | 5,000円 | 19,990円 |
ランプシェードとベーススピーカーが分離されている
まず初めに今回発売されたSYMFONISKにはベースと呼ばれるスピーカーとシェードは分離されており、すごく高いカスタマイズ性があります。
ランプシェードは今のところ竹・布・ガラスの全3種類発売されています。(2022年9月執筆時点)
第一世代のSYMFONISKテーブルランプでは取り外しは出来たものの、1種類しかありませんでしたので、より自身の部屋に馴染みやすいデザインとなっています。
僕が購入したのは、右の「ガラス」です。
ちなみに、それぞれのシェードの大きさは以下。
竹 | 布 | ガラス | |
---|---|---|---|
直径 | 25cm | 25cm | 22cm |
高さ | 20cm | 20cm | 25cm |
価格 | 4,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
ガラスシェードは竹と布と比べて、直径が22cmと3cm低いですが、高さが25cmと5cm高くなっています。
値段も他の2種類と比べかなり高いお値段となっており、ベースとセットで購入すると24,990円。
第一世代のテーブルランプも24,990円なので、実はシェードのどれを選ぶかによっては最大2,000円も安くなります。
さすがIKEA。インテリアにより溶け込むデザインを出してくるなんて…!
音質が向上
進化したのはデザインだけじゃなく、音質も向上していると言われています。
今回の新商品は、従来の商品とは全く異なる新しい音響アーキテクチャを採用することで、より良い音質を実現しました。
IKEA公式ストアより
具体的な内容については明かしていませんが、実際に第一世代のテーブルランプスピーカーと聴き比べしてみました。
元々音質がいいと言われていたSYMFONISKですが、音質の違いについては変化を感じることが難しかったです。※あくまで個人の感想です
しかし180度の音の広がりについては向上しており、第一世代のテーブルランプスピーカーでは左右に配置しても、「左右から音が鳴ってるな。」と感じましたが、新型のSYMFONISKは音の広がりが大きく部屋いっぱいに音の広がりを実感することができました。
さすがに少し離れたところで聴くと、鳴っている場所がわかりますがデスクスペース付近で聴く分には違いを感じることができました。
新型SYMFONISKの内容物一覧
スピーカーの中身
シェードの中身
設置方法
ガラスシェードが白い細長いのよりも先に、外側の大きいガラスシェードから取り付けます。
ベースとシェードを見てみると、4つの突起と凹みがありますので、これを合わすように装着します。
4つともきちんとハマったのを確認したら、時計回りに軽く回します。
このとき、回しすぎるとシェードの突起部分の取っ手が取れてしまうので注意。
上記できちんと取り付けたら、次にランプを取り付けます。
このときもガラスに当たらないようにソッと取り付けるようにしましょう。
最後に白く細長いシェードを時計回りに回せば完成。
このときも、回しすぎるとシェードにヒビが入るので回しすぎないこと。
お疲れ様でした!
あとは電源ケーブルを入れて、起動したらSONOSアプリから設定を完了させましょう!
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新型SYMFONISKスピーカーランプのメリット・デメリット
個人的にはメリットの方が大きかったですが、デメリットももちろんあります。
メリット・デメリットをまとめました。
- インテリア性が増した
- 第一世代と比べスッキリなシルエットになった
- ランプがE26に対応したことでカスタマイズ性がUP
- とにかく大きい
- 音質の違いがわかりにくい
- シェードのホコリが目立つ
1つずつ詳しく書いていきますね。
インテリア性が増した
初めにお伝えしたように、シェードを3種類から選べるようになりました。
その中でもガラスシェードは特にカスタマイズ性が高く、シェード部分の真ん中と、外側の透明なシェードが分離されています。
これにより真ん中の白い部分だけを外し外側のみだけで取り付けると、エジソン電球のような電球の直径が大きいランプでも取り付けることができます。
例えば僕みたいに黒いものを基調としているインテリアコーディネートをしている部屋だと、より部屋に馴染めせることができます。
白いシェードを使うとどうしても光の反射で納得いかない照明になりますが、外すことで完全に自分好みの照明をつけることができました。
第一世代と比べスッキリなシルエットになった
第一世代のテーブルランプには底面に土台があり、そこで音量を調整するのですが、この土台が中途半端に出っぱっており少し見栄えが悪かったです。
またこの見た目なので、賛否両論ありました。
ちなみに我が家では「キノコ」と呼ばれていました…。
一方新型SYMFONISKでは、土台もなくなりスマートさがアップしました。
これでキノコと呼ばれなくります!
あと地味に大切なことですが、持つときの安定さも増しました。
と言うのも、第一世代のテーブルランプのベースは布で覆われているのですが、この布が本体に被せているだけなので、少しずつズレていくんですよね…。
新型SYMFONISKではしっかりとくっついており、ズレることはないので安定した持ち方ができます。
高いものだし、ガラスなので落としたらたいへん。安定さが増したのは地味に嬉しいポイント。
ランプがE26に対応したことでカスタマイズ性がUP
メリットの初めに書いた「インテリア性が増した」と被りますが、前作がE17だったのに対しE26に対応になりました。
これにより、カスタマイズ性が格段にアップしました。
E17だとデザインや性能が微妙なものが多いですが、E26だといろんな種類の電球が選べるようになったのは、かなり嬉しいですね!
僕みたいな電球を付けて、無機質なインテリアを目指すのも良し。白いガラスシェードをつけて癒しの空間をつくるのも良し。
使い手によって個性が出るので、それを見るのもまた一興。
ぜひ色んなランプで試してみてくださいね。
とにかく大きい
「見た目がスッキリになった分、大きさも変わったのかな?」と思っていたのですが、そんなことはなくかなり大きいと感じました。
180cmのデスクに乗せてもこの大きさ。
新型と旧型SYMFONISKの大きさはそこまで大差はありません。
しかしなぜか新型の方が大きく感じます…。
ガラスシェードとベースの大きさについて気になったので、調べてみました。
以下は旧型と新型のガラスシェードとベースの大きさを比較したものになります。
新型 | 旧型 | |
---|---|---|
ガラスシェード | ||
直径 | 22cm | 21,6cm |
高さ | 20cm | 20cm |
ベース | ||
幅 | 16cm | 21,6cm |
奥行き | 16cm | 21,6cm |
全長 | 38cm | 40,1cm |
注意して見ていただきたいのが、ベースの幅。
なんと新型の方の幅が、5,6cmも小さかったのです!
「新型SYMFONISKの方がベース幅が小さいのに対して、ガラスシェードの大きさは第一世代とほぼ変わらないので、大きく見えていた」という結果ですね…。
- カールビーのような大きなデスクを置く
- 白いシェードは外して存在感を少しでも消す
- 外部スピーカースタンドを購入してそこに置く
以上のことを考えて構築すれば、圧迫感はかなり少なくなりますのでおすすめです!
ちなみに僕は外部スピーカースタンドで代用。スタンドは比較的安価で部屋とマッチしそうなものをチョイスしました。
僕は以前に購入した90cmのものをそのまま使っていますが、紹介しているスピーカースタンドは15cmから幅広い高さが選べますので良いですよ。
音質の違いがわかりにくい
IKEAの公式サイトでは、「従来の商品とは全く異なる新しい音響アーキテクチャを採用することで、より良い音質を実現しました。」と記載されていますが、ほんとうにわかりづらいレベルです。
初めの方でもお話させていただいたように、180度サラウンドについて違いを感じることができましたが、音質についてはすごーくわかりにくいです。
個人的に思うのは、こもった感じがなくなったかな?と感じる程度です。
旧型SYMFONISKはアプリ設定の標準でも少しこもった感じに聴こえるときが多く感じましたが、新型ではそのようなことは今のところありません。
ただ「高音域が〜」がという話になると微妙なところ。
「よりクリアな音質になった」と答えるのが妥当かなと思います。
SYMFONISKはSONOSアプリと連携して使う製品で、そこでEQ(イコライザー)項目から高音・低音を調整できます。直感的に操作できるのでぜひ試してみてくださいね。
シェードのホコリが目立つ
はじめに言っておきたいのですが、ホコリが溜まりやすいのでなく“目立つ”という話です。
これは僕がブラックのガラスシェードを購入したことで起こっている問題です。
また指紋もつきやすく、移動時にはなるべくガラスシェードを触らないことを強くおすすめします。
ブラックはとにかく指紋とホコリが目立ちます…。
- ホワイトのガラスシェードを買う
- 指紋はサッと拭くだけで汚れを取ってくるクロスを買う
- ホコリを吸着するクイックルワイパーを使う
ちなみに「ホコリは溜まりやすいのか?」という点においては、下の“よくありそうな質問”で回答したいと思います!
指紋や汚れをサッと取ってくるクロス
お掃除の定番 クイックルワイパー
新型SYMFONISKよくありそうな質問
新型SYMFONISKレビュー まとめ
- インテリア性が増した
- 第一世代と比べスッキリなシルエットになった
- ランプがE26に対応したことでカスタマイズ性がUP
- とにかく大きい
- 音質の違いがわかりにくい
- シェードのホコリが目立つ
SYMFONISKを第一世代をずっと愛用してきましたが、今回の新型はインテリア性がほんとうに高く嬉しい反面、音質の向上が「少しクリアな音質になったかも」というくらいしかわからなくて、残念な気持ちもあります…。
でも音質は前回同様、最高で映画のような大迫力な重低音や、いつも仕事で聴いているジャズやクラシックにも幅広い対応力でさすがの一言。
この機会にあなたもSYMFONISK愛用者になってみませんか?
アートパネルタイプも購入予定ですので、買ったらまたレビューしたいと思います!
僕が使っている電球はこちら!
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